気象情報大手のウェザーニューズは、インフラの選定においてクラウドサービスを最優先とする「クラウドファースト」をスローガンとして、社内のインフラへのクラウドサービスの採用を推し進めている。同社が気象データ提供クラウドサービス群「WxTech」(ウェザーテック)サービスのインフラとしてAmazon Web Services(AWS)の同名クラウドサービス群を利用していることは、第1回「ウェザーニューズが気象サービス『WxTech』構築で直面したインフラ面の課題とは」と第2回「ウェザーニューズが『WxTech』のインフラに『AWS』を選んだ“あの理由”」、第3回「ウェザーニューズが実践 『AWS』を安心して安く使う工夫とは?」で紹介した通りだ。ただし「Google Cloud Platform」(GCP)のクラウドデータウェアハウス「BigQuery」など、一部の用途ではAWS以外のクラウドサービスも利用している。
欧米企業を中心に、一度クラウドサービスに移行させたシステムを再びオンプレミスインフラに戻す「脱クラウド」「オンプレミス回帰」の動きがある。ウェザーニューズでWxTechサービスの開発責任者を務める出羽秀章氏は、こうした動きがあることを認識しつつも、「脱クラウドに取り組むことは考えておらず、クラウドファーストの方針に変わりはない」と話す。それはなぜなのか。
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