「iPhone 6」の予約に走る前に考えたいこと週間記事ランキング

今後社員の業務への持ち込みが必至の「iPhone 6」。しかしIT管理者にとっての急務は「iOS 8」への対応。直近1週間の人気コンテンツをランキング形式で紹介します。

2014年09月12日 17時30分 公開
[TechTargetジャパン]

 今週最も多く読まれた記事は、「新型『iPhone 6』を素直に喜べない企業は? 『iOS 8』対応に時間切れの懸念」でした。間もなく販売開始されるiPhone 6。業務の現場で使用されることも考えられます。しかし、IT管理者にとっての急務はiOS 8への対応です。新OSの導入で懸念されるポイントを挙げ対応策を解説しています。

 2位は、セキュリティ関連記事「iPhoneやAndroid端末のタッチ操作を盗み見る“予想外”な手口」が入りました。キーボードの入力内容が記録でき、しばしば悪事に利用される「キーロガー」はこれまでデスクトップ端末など物理キーボードでの入力内容を盗むことで知られてきました。ところが、iPhoneやAndroid端末のタッチ操作を盗み見るキーロガーが出現したとのことです。Windowsや他のOSのキーロガーとの違い、防御策などを探ります。

 3位にランクインしたのは、「健康管理にも革新を、Apple『HealthKit』のまだ知られていない衝撃」です。米Appleが発表したモバイルヘルスプラットフォーム、HealthKitが注目されています。単なる健康管理のアプリケーションではなく、さまざまなサービスを広げていき、大きな市場を形成するためのプラットフォームであることが関係者の関心の的になっています。本稿では、今後のAppleの戦略を探っています。

 4位には「Windows 8/8.1でアプリが動かない大問題、ふてくされる前にできることとは?」が入りました。Windows 8/8.1でのアプリの互換性問題の対処法についての記事です。動かないからといって諦めるのではなく、その前にすべきことを簡潔に説明しています。

 5位は「やむにやまれず使っています――『勝手クラウド』に頼りたくなる現場の言い分」です。会社が利用を認めていないクラウドサービスを勝手に業務部門が使うことを勝手クラウドと称して、その原因を探っています。その上で、経営層、IT部門が取るべき対応方法について解説しています。

 6位には「Windows Server 2012 R2の『プログラムが使うCPUを限定する機能』はこう使うべし」がランクインしました。米Microsoftの「Windows Server 2012 R2」には、プロセスやスレッドを実行するCPUを指定する「CPUアフィニティ」という機能があります。便利な機能として紹介するというよりも、この機能を使う際の注意点について解説した記事です。

 7位には「徹底レビュー:Amazonスマホ『Fire Phone』の“撮ったものがすぐ買える機能”は本当に安全か」がランクインしました。米Amazon.comのFire Phone(日本未提供)のセキュリティ機能全般について詳細に検討した記事です。Fire Phoneは、Amazonが自社開発した、商品などのさまざまな“もの”の写真をクラウドを利用してパターン照合して特定する新しい画像認識機能「Firefly」を搭載しています。この機能のセキュリティ面での懸念についても言及しています。

 8位の「有名人でなくても危険 『iCloud』ハッキングに遭わないために今できること」は、2014年8月末に有名人の個人的な写真が米AppleのiCloudから流出した事件を取り上げて、iCloudに対するハッキングの危険性を論じています。この事件が起きた原因、iCloudに送信されたデータを保護する方策について詳細に解説しています。

 9位の「“ラスボス”Amazonに斬り込むMicrosoftとGoogleの『魔法の剣』とは?」は、クラウド市場をめぐる戦いで、米Amazon Web ServicesとMicrosoft、米Googleが今後どのような展開が考えられるかを論じています。Amazonは既にロールプレイングゲームでの最後に出てくる最大の敵「ラスボス」と目されているようです。また、クラウド市場そのものが今後も順調に発展していくために何が必要かなどについても論じています。

 10位には「200日かかる『Windows Server 2003』移行、6割の企業はいまだ手つかずで大丈夫?」が入りました。Windows Server 2003のサポート終了まで1年を切りました。本稿では、100億ドルのビジネスチャンスをもたらすといわれているこの移行ビジネスで、米Hewlett-Packard(HP)とMicrosoftによる共同プログラムを取り上げ、移行ビジネスの実像に迫っていきます。

 興味を持たれた記事はありましたでしょうか。来週もお楽しみに。

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