Microsoft Officeの次期バージョン「Office 2016」の使い勝手を徹底レビュー。直近1週間の人気コンテンツをランキング形式で紹介します。
今週最も多く読まれた記事は、「『Office 2016』を先取りレビュー、タブレットユーザーに優しくなった?」でした。プレビュー版が公開されたOffice 2016の情報漏えい防止や検索機能などを取り上げて検証しています。今回のプレビューの対象は組織のIT部門と開発者に限定され、複雑なダウンロード手続きが求められます。IT管理者はDLP(Data Loss Prevention)機能によってポリシーを作成/適用し、機密性が高い情報の共有を制限できるとのこと。また、エンドユーザー向け、タブレットユーザー向けそれぞれの機能について分かりやすく解説しています。
TechTargetジャパンは、代表的なオフィススイートであるMicrosoftの「Microsoft Office」関連の記事を集約したテーマサイト「iPhone、iPad、Android版登場で何が変わる? あなたがきっと知らない『Microsoft Office』の世界」を開設しました。本テーマサイトの開設を記念して、米Appleのタブレット「iPad Air 2 Wi-Fi 16GB」(色はゴールド)を抽選でプレゼントします。
2位は、「『Windows 10スマホ』 vs. 『iPhone』、頂上決戦はいつ起きる?」が入りました。あらゆるタイプの端末でスムーズに動作するといわれるWindows 10のモバイル機能に着目した記事です。1つの端末で複数のユーザーインタフェースを利用する「Continuum機能」、会社のデータと個人のデータを分離できる「コンテナ化機能」、さらにBYOD(私物端末の業務利用)でのセキュリティ機能などを紹介しています。そしてプレビュー公開ではおおむね好評を得ている同OSが、iOSやAndroidにどこまで対抗しうるのかも論じています。
3位にランクインしたのは、「広尾学園・医進コースが『iPad』から『Chromebook』へ切り替えた理由」です。IDCの調査によると米国の教育市場では2014年第3四半期の出荷台数でChromebookが、iPadを抜いてトップシェアになっています。日本国内では、Chromebookの導入校はまだ少ないですが、いち早く切り替えた広尾学園高等学校を取材して導入の背景を探っています。教育現場でのタブレット端末の限界、導入の後押しとなった要因などを詳細に解説するとともに、Chromebookのデメリットについても指摘しています。
4位には「Apple―IBM連合に対抗、Samsungと手を組んだ意外なパートナーの名前」が入りました。BYODが普及し始めたことで、当初は一般消費者をターゲットにしていたモバイル端末メーカーの戦略に大きな変化が出てきました。米Appleは米IBMと幅広い提携関係を構築しており、韓国Samsung Electronicsも同様の戦略を模索しています。Samsungが実際に発表した提携関係だけでなく、うわさとなっている提携相手も含めてそれぞれ論評し、エンタープライズ市場への影響について考察しています。
5位は「無料の仮想化ソフト『Hyper-V Server』の魅力と、大き過ぎる落とし穴」です。米MicrosoftのWebサイトから無料でダウンロードできる「Microsoft Hyper-V Server 2012 R2」は、適切なサーバを選んでインストールすれば直ちに仮想化環境を構築できます。しかし、Hyper-V Serverにはさまざまな制限があり、企業システムでこれを活用するかどうかは、それらの制限について正しく評価する必要があります。こうした評価を手助けするために書かれた記事です。無料という魅力以外にどんなメリットがあるのか、厳しい視線で解説されています。
6位には「高性能、低発熱の『Core M』プロセッサ搭載PCに企業ユーザーが注目すべき理由」がランクインしました。最新の「インテル Core M プロセッサー」の解説記事です。同プロセッサを搭載したノートPCが企業のニーズにどう応えるかを論じています。
7位は「転職希望者が戸惑う、Windows管理者の面接で必ず聞かれる5つの質問」。Windows管理者は、MicrosoftのWindows OS製品群を搭載するシステムやサーバの導入、管理、メンテナンスに責任を持ちますWindows管理者が採用面接で気を付けておくべきポイントを、想定される質問を挙げながら解説しています。「面接虎の巻」といえます。
8位の「ID/パスワード認証は本当になくなる? 『パスワード限界論』の真実」は、転換期を迎えているID/パスワードによる認証手段に関する記事です。“パスワード限界論”がささやかれていますが、企業はどのような認証の姿をこれから目指すべきなのでしょうか。認証を取り巻く状況を整理しつつ、ID/パスワードの限界を補う認証方式を考察します。
9位は「Apple Watch登場でIoTアプリの“ゴールドラッシュ”を予測する人々」です。いきなり多くの注目を集めることになったApple Watch。IoT(モノのインターネット)の中でもウェアラブル技術の市場は急拡大が予想されており、ウェアラブル端末向けのアプリケーションも数年先には大幅に増加していくとされています。こうした“ゴールドラッシュ”が目前に迫った中、解決すべき課題について冷静に論じています。
10位には「『IaaSのAWSはもう古い』、PaaS進出で何が変わる?」が入りました。AWSの「AWS Lambda」や「Amazon EC2 Container Service」などを取り上げ、クラウドサービスにおけるIaaSとPaaSの進化について解説しています。クラウドの現状を把握する上でも役立つ内容です。
興味を持たれた記事はありましたでしょうか。来週もお楽しみに。
フォルクスワーゲンがGoogleとタッグ 生成AI「Gemini」搭載で、何ができる?
Volkswagen of AmericaはGoogleと提携し、Googleの生成AI機能を専用アプリ「myVW」に導入...
JAROに寄せられた「広告への苦情」は50年分でどれくらい? 業種別、媒体別の傾向は?
設立50周年を迎えた日本広告審査機構(JARO)が、これまでに寄せられた苦情を取りまとめ...
データサイエンティストの認知率は米国6割、インド8割 さて、日本は?
データサイエンティスト協会は、日本と米国、インド、ドイツの4カ国で、データサイエンテ...