さまざまな種類のネットワークの特徴を理解することで、適切なネットワークの設計や構成につながる。「VPN」について基礎から理解を深めよう。
ネットワーク担当者はさまざまなネットワークの種類や技術を知ることで、適切に設計することができるようになる。近年ネットワークとセキュリティは切り離せなくなっており、ネットワークセキュリティの重要な要素である「VPN」(仮想プライベートネットワーク)について解説する。
VPNは通信する2つのデバイス間でトンネルと呼ばれる仮想の通信経路を構築する。トンネル内を通信するデータは暗号化されるため、外部からの盗聴や改ざんのリスクを抑えることができる。
VPNを利用すると、WebサイトからはユーザーのIPアドレスがVPNサーバのIPアドレスに見えるため、VPNサーバが設置されている場所にいるように見える。
VPNの主なメリットは以下の通りだ。
VPNの主なユースケースは以下の通りだ。
次回はその他のネットワークについて紹介する。
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