定番クラウドストレージを無料でどこまで使いこなせるか検証してみた週間記事ランキング

一度利用すると手放せなくなる人気クラウドストレージサービス5種を徹底検証。直近1週間の人気コンテンツをランキング形式で紹介します。

2014年12月26日 16時00分 公開
[TechTargetジャパン]

 今週最も多く読まれた記事は「ずっと使いたい『クラウドストレージ』5選 無料でどこまでできる?」でした。「Dropbox」「Googleドライブ」「Microsoft OneDrive」「Box」「Amazon Cloud Drive」という5つのクラウドストレージサービスの概要をそれぞれコンパクトに分かりやすく解説。無料で使用できるストレージ容量はもちろん、機能やユーザビリティなども比較しています。自分にぴったりのストレージサービスを探すのに役立つ記事です。

 2位は「映画流出より怖い? ソニー・ピクチャーズの『社内データ削除』はこうして起きた」。北朝鮮の最高指導者、金 正恩氏の暗殺計画を描いた映画「The Interview」の上映中止問題は大きな話題を呼んでいますが、この記事では同映画を制作した米Sony Pictures Entertainment(SPE)へのサイバー攻撃に使われたマルウェアを詳しく解説しています。SPEではサイバー攻撃によって多くの重要情報が流出していますが、この攻撃に使われたとみられるマルウェアはコンピュータのHDDにある全データを上書きしてしまうことができるそうです。

 3位にランクインしたのは、「一般向けとはここが違う、『企業向けノートPC』の“独特な選び方”」です。ビジネス用ノートPCの選び方には、一般用ノートPCにはない条件が加わります。こうした条件についてシステム性能はもちろん、ディスプレーの大きさ、保証とアフターサポートなどさまざまな側面から解説しています。

 4位には「『Windows 8.1』なら対応可能、手ごわい『Pass-the-hash』攻撃に備えるには」が入りました。Pass-the-hashとは、シングルサインオン(SSO)環境によく使われるハッシュ化された資格情報を悪用した攻撃です。この記事ではSSO環境を維持したまま、Windows 8.1と「Windows Server 2012 R2」で導入された機能を使って防御する方法を紹介しています。

 5位は「“意識の高い”コラボツールに疲れた社員が『Dropbox』を再評価する理由」です。多くの企業は世界中の拠点に分散した社員がドキュメントを共有して仕事ができる“コラボレーションツール”の必要性を認識しています。しかしさまざまな調査では、実際に採用するのは「Dropbox」などシンプルな機能しか持たないサービスという結果が出ているそうです。この意外な結果の背景にある隠されたニーズを探っています。

 6位には「『Surface Pro 2』を選んだ畿央大学、『iPad』ではなぜだめだった?」がランクインしました。大学、高等学校など教育機関でのIT活用の実例をまとめた記事です。失敗しない製品選択やコスト削減策など参考になる情報が満載です。

 7位には「『プライベートVLAN』が素晴らしい、IBM『SoftLayer』の知られざる魅力」がランクインしました。2014年12月22日に日本でもデータセンターを開設し、同日サービスを提供開始したSoftLayer。先行する他社クラウドサービスとはどう違うのか、インタビューや公開情報などで得た情報をベースに紹介しています。

 8位の「企業の対応方法は? 『マイナンバー制度』のここが大変」は、2016年1月から利用開始される「マイナンバー」の企業の対応負荷に関する記事です。制度の概要を把握したい、実対応でのポイントを知りたいという読者におすすめです。

 9位は「OpenStackは企業ITで有りか無しか AWS、VMwareとの違い」です。オーブンソースでクラウドを構築するための基盤ソフトウェア「OpenStack」は、運営組織も発足しており、企業からも注目されています。「VMware vSphere」のような仮想化基盤や「Amazon Web Services」(AWS)のような非オープンソースクラウドと併用することによるメリットなどを解説しています。

 10位には「事業者任せにしない、クラウドサービスのダウンタイムを削減する方法」が入りました。ダウンタイムの短縮についてはサービス事業者に委ねるしかないと考えがちですが、ユーザー側の工夫で改善する方法は幾つもあることが分かります。

 興味を持たれた記事はありましたでしょうか。来年もまたお楽しみに。

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