「原点回帰」「無料化」でユーザーからの期待が膨らむ「Windows 10」に落とし穴? 直近1週間の人気コンテンツをランキング形式で紹介します。
今週最も多く読まれた記事は、「Windows 10無料化に“落とし穴”、小型タブレットが避けられない制限とは」でした。2015年1月、最新ビルドが公開された「Windows 10 Technical Preview」は誰でも無料でインストールでき、最新の開発状況を確認することが可能です。この記事では、この最新ビルドについて企業が注目すべき点を解説しています。ユーザーインタフェース(UI)の改善が引き続き実施されているWindows 10は好評ながら、全機能を活用するためには8インチ以上の画面が必要となるといった点などを指摘しています。
TechTargetジャパンは、企業のIT担当者なら知っておきたいIT技術の入門記事を集約したテーマサイト「『知ってるつもり』では恥ずかしい 基礎から学ぶ、新入社員に教えたい『IT新常識』」を開設しました。本テーマサイトの開設を記念して、米Appleの7.9インチタブレット「iPad mini 3 Wi-Fi 16GB」(色はシルバー)を抽選でプレゼントします。
2位も、Windows 10関連の話題です。「『Windows 10』で加速する“古き良きクライアントPC時代”の終わり」は、スマートフォンをはじめ多様な端末で動作するユニバーサルアプリ形式で「Microsoft Office」ドキュメントの作業ができ、端末を横断しながら自分が作業を中断した部分にシームレスにたどり着けるというWindows 10の特徴について論考しています。「Macintosh」や、「iOS」「Android」搭載のモバイル端末などの混在環境で端末を利用している現在の一般的な状況に変化が起きる可能性を解説しています。
3位にランクインしたのは、「徹底レビュー:『VAIO』『iPad』ファンが軽く嫉妬する『Xperia Z4 Tablet』の驚異的な軽さと薄さ」です。ソニーモバイルコミュニケーションズの次期製品であるXperia Z4 Tabletは、10.1インチと比較的大画面のモデルですが、極薄かつ超軽量な仕上がりになっています。ソニーの映画および音楽のエコシステムと結び付いたエンターテインメントデバイスとしての特徴も持ちながら、強力なビジネス向けコンポーネントも搭載している同製品を徹底レビューします。
4位には「iPhone/iPad使いの“秘密主義者”必携、『匿名ブラウザ』『暗号化メール』のお勧めは?」が入りました。「iPhone」「iPad」用のお勧めセキュアメールアプリと匿名Webブラウザなど7つの製品を紹介しています。いずれも、iPhoneでもiPadでも利用可能なユニバーサルアプリです。セキュリティの基本である「暗号化」技術に関する解説も加えられています。
5位は「『Android for Work』の正式発表でAndroidは本当の“ビジネスOS”となるか」です。Android for Workは、Googleが発表したAndroid端末の業務利用を支援するプログラムです。仕事用のプロファイルを端末内に作成することで、IT部門による端末管理を可能にします。当初、Android for Workにはセキュリティフレームワーク「Samsung KNOX」が搭載される予定でしたが、替わってGoogle独自のテクノロジーが組み込まれることになりました。この記事では、その経緯を含めてAndroid for Workを構成する主要コンポーネントを紹介しています。
6位には「『Windows 10』で“DOS窓”コマンドプロンプトも進化する」がランクインしました。Windowsのコマンドプロンプトは長年ほとんど変わらない形で提供されてきましたが、Windows 10では改良が施されています。その進化の詳細を解説しています。
7位には「終わりが見えてきた『電子メール時代』、ソーシャルツールで代替は可能か」がランクインしました。メールは依然として企業における主要な連絡方法ですが、その常識が次第に変化しているようです。ソーシャルコラボレーションソフトウェアがどこまでメールの存在を脅かすのか、というテーマを中心に、コミュニケーションプラットフォームの将来を考えます。
8位の「『Windows Server 2012 R2』最強伝説を裏付ける5つの管理機能」は、米Microsoftの最新サーバOS「Windows Server 2012 R2」のデータセンター向け機能を中心に解説しています。システム復元機能やクラウド管理機能などについての詳細な説明を読むことができます。
9位は「『私のパスワード、2万円なら売ります』――セキュリティ調査で14%が回答」です。英IT調査会社のオフィスワーカー1000人を対象にした調査によると、56%が私用と業務用のアカウントに同じパスワードを使い回していることが判明しました。また、従業員の14%が雇用主への報復目的あるいは単純に金銭目当てで、場合によっては150ドル(約1万8000円)というわずかな額と引き換えにパスワードを第三者に売り渡してもいいと回答しています。この結果を受けて、専門家の意見を交えながら、パスワード管理のポイントを解説します。
10位には「『社員の7割は私物スマホで会社データにアクセス』という現実の受け止め方」が入りました。業務で私物端末を利用するユーザーは、セキュリティの制限をかいくぐりさまざまな方法で業務データを利用しているという調査結果を基にした記事です。企業のモバイル化に伴うリスクをいかに回避するかを読みやすい形で基本から解説しています。
興味を持たれた記事はありましたでしょうか。来週もお楽しみに。
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