衰退していたはずのマクロ機能を悪用したマルウェアが再浮上。直近1週間の人気コンテンツをランキング形式で紹介します。
今週最も多く読まれた記事は、「『Microsoft Excel』『Word』標的のマクロウイルスに再び注意すべき切迫した理由」でした。マクロウイルスやマクロ機能を悪用したマルウェアが企業に対する脅威として再び浮上しつつある、と多くのセキュリティの専門家が指摘しています。マルウェア「Dridex」「VAWTRAK」の亜種が「Microsoft Office」のマクロ機能を悪用して、銀行情報を盗むマルウェアをダウンロードしていることが確認されました。この記事では、その危険性と被害内容とともに対応策について述べています。
TechTargetジャパンは、企業のIT担当者なら知っておきたいIT技術の入門記事を集約したテーマサイト「『知ってるつもり』では恥ずかしい 基礎から学ぶ、新入社員に教えたい『IT新常識』」を開設しました。本テーマサイトの開設を記念して、米Appleの7.9インチタブレット「iPad mini 3 Wi-Fi 16GB」(色はシルバー)を抽選でプレゼントします。
2位もセキュリティ関連記事です。「Windows 8/8.1には無料ウイルス対策が付属、それでも不安な人へのお勧めツール5選」がランクインしました。Windows 8/8.1にはマルウェア対策ツール「Windows Defender」が標準搭載されています。しかし多くのユーザーはその有用性を認めつつ、それだけでは不安だと感じているようです。代替製品を紹介するとともに、それ以前のWindowsと比べてセキュリティレベルが高いといわれるWindows 8/8.1におけるセキュリティ対策を解説します。
3位にランクインしたのは、「注目の『Apple Watch』、ネガティブ要素を吹き飛ばすビジネス用途とは」です。Apple Watchはコンシューマー市場向けの商品ですが、近い将来、IT部門が管理すべきモバイルデバイスになり、多くの企業ではApple Watchの最適な使い方を検討する必要があるでしょう。この記事では、具体的な管理手法と企業が積極的に活用することのメリットを論考しています。
4位には「上司が理解しない『仕事にもFacebookが必要』な理由」が入りました。もはや普遍的な存在となったソーシャルコラボレーションツールをどう仕事にどう生かしていくかを論じた記事です。「Twitter」やFacebookだけではなく、Microsoftの「Yammer」、米salesforce.comの「Chatter」、米Jive Softwareの「Jive」、米IBM「IBM Connections」などを取り上げ、働き方を変えるソーシャルコラボレーションツールの今後を論じます。
5位は「『メール暗号化ソフト』の最強はどれだ? お勧め5種を徹底比較」です。メールの本文や添付ファイルを暗号化する「メール暗号化ソフトウェア」は大幅な進化を遂げています。代表的な製品を紹介しながら、これらの製品に対する6つの評価基準を解説します。
6位には「市場シェアが語る『AWS』『Azure』『SoftLayer』のガチンコ対決模様」がランクインしました。一般にクラウド市場シェアを算出することは難しいと考えられていますが、米国のある調査会社が決定的な数字をつかんだとしています。この記事では調査結果を紹介しながらクラウド市場の実像を探ります。また、調査結果に対する第三者のコメントや他社のクラウド市場の分析結果も紹介しています。
7位には「『Docker』席巻の理由はこれだ、コンテナベースの仮想化を他と比較する」がランクインしました。コンテナベースの仮想化技術であるDockerに関する記事です。Dockerは、パフォーマンスとリソース利用効率で難点のあるハイパーバイザーベースの仮想化に替わる技術して注目されています。ハイパーバイザーの問題点を詳細に解説しながら、コンテナの長所と将来性について具体的な数値を示しながら解説しています。
8位の「Uber、大丈夫? 5万人の情報漏えいで流出元の特定を急ぐ」は、オンライン配車サービスの米Uberの情報漏えい事件に関する記事です。同社のデータベースが2014年に不正侵入され、数万人の運転手の個人情報が盗まれていたことが判明しました。同社のデータプライバシー管理顧問のコメントを検証し、事件の真相に迫ります。
9位は「すぐに試したいユーザーに贈る『Windows 10 Technical Preview』の歩き方」です。Windows 10 Technical Previewがリリースされ、Microsoftの次期OSを試したり、改良が必要な機能についてフィードバックできるようになりました。実際に利用した米TechTargetの指摘を詳細に述べるとともに、読者がTechnical Previewを活用する際の留意点を解説しています。
10位には「iOS最強ビジネスアプリになりそうな『Outlook for iOS』への期待と不安」が入りました。Microsoftは「iOS」「Android」版の「Microsoft Office」に幾つか新しいセキュリティ機能を追加しました。この記事では、改善後も積み残されていると専門家が指摘しているリスク、問題点を解説するとともにiOS版Officeの今後の動向を論じています。
興味を持たれた記事はありましたでしょうか。来週もお楽しみに。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
デジタル化における部分最適の課題を解消し、全体最適を実現する次世代プラットフォーム「ServiceNow」。その特徴や導入事例とともに、スピーディーかつ低コストで業務効率化を実現できる導入テンプレート製品を紹介する。
デジタル化が加速する中で、システムのサイロ化に課題を抱えている企業も多い。こうした状況を解消するために、あらゆるシステムや業務をつなぐ管理基盤の導入が注目されているが、リソースや人材が不足する中でどう進めればよいのか。
企業のクラウド移行が進む一方、「クラウド化によってどれだけの効果が得られたのか」といった疑問は拭えない。この疑問を解消する鍵は「FinOps」の確立だ。本資料では、FinOpsに基づき、クラウド活用による5つの利点について解説する。
東洋エンジニアリングは、2019年にDXoT推進部を立ち上げ、全社横断的なDXに取り組んでいる。そこで従来、一部の部門で活用されていたAI基盤を他の部門に展開することで大きな成果を生み出したという。同社の取り組みを詳しく解説する。
スマートロッカー(自動で荷物の預け入れなどが行えるIoTベースのロッカーシステム)が普及する一方で、遠隔地に分散する多数の装置を効率的かつ安全に管理・保守することが難しくなっている。この課題解決のカギを握るのがリモートだ。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...