SaaS活用の範囲は業務システムだけとは限らない。モバイル環境や既存資産を生かせば訪問介護、入退室管理といった「社外活用」への道もおのずと開けてくるだろう。
PCや複写機など業務利用機器の調達方法として活用したいのがレンタルとリース。両者の区別があいまいなユーザーは意外に多いのではないだろうか。これらの違いと特徴を理解することが効率的なIT投資につながる。
企業を取り巻くさまざまな脅威に対抗するウイルス対策ソフト。あなたの企業はそれをきちんと管理できているだろうか? 従業員数20人の事例から見えてくる課題、その対策を明らかにする。
アプリケーション統合は複雑で困難が多いが、最大の難問はレガシーシステムから離れるよう組織を説得することだ。その手法を伝授しよう。
低迷する経済下でIT運用に悩む企業。そんな企業にとって、経営に直結するITの利活用を提案するパートナーは頼もしい存在だ。昨今提案力が落ちたといわれるが、最適な販売店を選ぶにはどうすればいいのか。
Excelのピボットテーブルを利用したデータ分析はすぐに始められる。さらなる“発見”のために、今回はBIを実現するOLAPの基本を押さえつつ簡単にデータ分析ができる各社専用ツールについて紹介しよう。
ネットスプリングは中堅企業が短期間に導入できる低価格SSO(シングルサインオン)アプライアンスを発表した。汎用的なSSO方式を採用し、Gmailから汎用機のレガシーアプリケーションまで幅広く対応する。
高額なアプリケーションメンテナンス料を求めてくるベンダー。予算が限られる企業が、リスクや余計な苦労を避けつつメンテナンスの費用を削減する3つの方法を紹介する。
自社努力では管理負担を軽減しにくい運用管理系システムは、システム特性上SaaSとの親和性が高いといえる。だがこの場合、SaaS移行することだけが最適解になるとは限らない。なぜだろうか?
シマンテックの調査によると、従業員100人を境に企業のセキュリティ対策状況が大きく異なるという。セキュリティは“個人任せ”な実態が浮き彫りとなった。
企業を取り巻くウイルスの脅威は、「情報や金銭の詐取」へと変化してきた。この見えざる脅威は、単にウイルス対策を導入しただけでは防げない。今、取り組むべきセキュリティとは?
中堅・中小企業向けに、セキュリティの基本事項を分かりやすくまとめたガイドラインを米国立標準技術研究所が作成した。大企業の支社向けにも有益なものだろう。
「desknet's+LiRaku」は、業務効率化を支援するグループウェアと、経理業務を補完するワークフローがセットになったJ-SaaS対応サービス。手ごろな料金でROIも大きく、SMBの弱点を補える。
サーバやストレージの仮想化について、中堅・中小企業の中にも導入を検討する企業が増加しつつある。単純にサーバを集約することによるメリットを追うのではなく、自社システムをトータルに効率運用するためだ。
セキュリティリスクは大企業ほど高く、総じて中小企業は万一情報漏えいしても損害は少ない――こう考えていないだろうか。セキュリティ対策を検討する前に、そうした「勘違い」をなくさなければならない。
中堅・中小企業(SMB)は大企業などと比べてITを活用できていないといわれる。業務システムに導入しているサーバなどは、実質レガシー用途だ。中堅・中小企業にとって「経営に役立つIT」は幻想なのだろうか?
弥生は業務パッケージの新シリーズ「10(イチゼロ)」を12月4日よりリリースする。Windows 7に完全対応したほか、クラッシュしたHDDから業務データを復旧するサービスなど製品サポートを強化した。
今回は「Excelデータの分析」をテーマに、社内に蓄積されたExcelデータの使いこなしを中心に紹介したい。ピボットテーブルの活用がカギだ。Excelデータから何か新しい発見ができるかもしれない。
2009年7月31日、ソニックウォールのUTMアプライアンス「TotalSecure TZシリーズ」の最新機種「TZ 200」がリリースされた。中小企業でどのように使えるのか、実機を検証してみた。
長引く経済不況の中、中堅・中小企業にとって「そのIT投資は正しいか」を的確に判断するのはシビアで難しい。ヒト・モノ双方がかかわるITの投資対効果を測定・最大化する手法をひもといていこう。
ミッドマーケットのCIOは半年前と比較して、仮想化の導入をかなり進めており、クラウドコンピューティングを視野に入れるCIOもいる。
グループウェアなどの情報系システムは、SaaS利用の難易度が低いはずだが、SaaSへの移行はまだ進んでいない。その理由をユーザー調査から考えてみよう。
万能ツール「Excel」のデータ資産を生かして業務をラクにする方法を紹介する本連載。今回は、Web/Excel間でデータを誰でも簡単に共有できる活用術を紹介する。
日立製作所が中堅・中小企業向けの運用管理ソフトウェアの新シリーズ「JP1 Ready Series」を発表。その第1弾の製品として、PC運用管理ツール「JP1/Desktop Navigation」の販売を開始する。
中堅、中小企業の重要なITインフラとなるホスティングサービス。今回は代表的なサービス内容を解説していく。自社にぴったりなサービスを選ぶ上で、ぜひ参考にしていただきたい。
コスト削減のためのペーパーレス化が叫ばれるようになって久しい。だがデジタル複合機を導入してペーパーレス化を徹底できた企業は少ないだろう。「複合機を導入すれば無駄な紙が減る」わけではないのだ。
TechTargetの調査の結果、8割のSMBがPPMソフトを使っていなかった一方、ハイエンドなツールを使いこなしている企業もあった。
ホスティングサービスは中堅・中小企業の重要なITインフラであることは言うまでもない。自社のニーズに合致し、かつ費用対効果に優れたサービスを確実に選ぶには?
社員100人以下の中小企業向けに、ウイルス/スパウェア対策とシステム復旧の機能をまとめたクライアント用スイート製品をリリース。他社製品からの乗り換え施策も実施する。
多くの企業で活用される万能ツール、Excel。大手企業を中心に脱・Excelの流れが強まっているが、これまで築いてきた資産をそう簡単には捨てられないはず。コストを掛けずにExcelを生かす方法を考えよう。
SMBにおけるERPの選定は、ベンダーの提案に任せる、いわゆる“丸投げ”になるケースが多い。しかし、自社が求めるシステム像を持たなければ、システムを導入しても動かない。自らの責任で製品を選ぶ時代なのだ。
まだ成長段階にある中小企業の基幹系システム。とかくSaaSには向いていないといわれるが、有効にSaaS活用できる領域は確かに存在する。
メールセキュリティは、企業規模を問わず不可避の問題だ。しかも、「こうすれば万全」といった解がない。ここでは自社にとってより最適な解を見つけるための、対策の基礎知識を紹介する。
企業のメッセージングサービスの中枢を担うようになったMicrosoft Exchange。だが中小企業にとって、そのサーバ構築費用や運用の負荷は決して低くはない。この問題を解決するのがホスティングサービスだ。
IDC Japanの予測によると、2009年のSMBのIT投資は前年比5.4%マイナスと大幅失速するという。一方、医療分野についてはシステムのオンライン化などで投資の成長を維持するとみている。
SMBがERPの導入で失敗する理由は何か。「アドオンを減らせ」「パッケージに合わせろ」といった決まり文句を聞くだけではもはや避けられない、10個の“落とし穴”を挙げる。
SaaSアプリケーションの代表格ともいえるCRM(顧客系管理システム)。それだけに選択肢も広い。SMBに適したSaaS型CRMとは何か、各業務特性からチェックポイントを洗い出そう。
競争力向上や全体最適化は中堅・中小企業でも重要なテーマ。だが、ERPの次の主力市場では大企業にはない独自のニーズや傾向がある。パッケージの選択眼を養うため、まずはSMB向けERP市場のトレンドを追ってみよう。
IT部門は、社内標準を振りかざして厳密な「正しさ」を追求すべきではないが、かといって要求にやみくもに対応して混乱を招き、サービスレベルを低下させてしまってもいけない。
「SaaSは中堅・中小に適している」とよくいわれる。サービスは多岐にわたり、選択肢も多い。だが、コスト削減効果のみに着目して安易に導入すると、本来の業務効率を低下させてしまうことにもなりかねない。
SMBもスマートフォンのセキュリティ問題を無視することはもはやできない。最小限のコストで最大限の効果を挙げるにはどうしたらいいのか。
マイクロソフトは社員15人以下の中小企業を対象にしたサーバOSをリリース。機能や拡張性を限定し、搭載サーバを低価格で提供することで導入障壁を下げる。
ネットワーク越しにシステム運用管理を代行するMSPへの期待が高まっている。ただし、すべての要件に合致したサービスを選ぶのは難しい。MSPを適用すべき、あるいはそうすべきでないシステムの見極め方を示す。
経済産業省が推進するITサービス「J-SaaS」上で「Dr.Sum EA(集計SaaS)」を提供。初期費用や管理負担の軽減により、中小企業のデータ活用環境整備を支援する。
IPAが中小企業に向けて情報セキュリティ対策ガイドラインを公表。企業が最低限行うべきセキュリティ対策や業務委託先に対する機密情報の取り扱い条項など、「具体的に何をすればいいのか」をまとめた。
「Microsoft Office Live Small Business」で何ができるのか。後編では、グループウェア、ファイル共有、ワークスペースといった、よりユーザー同士のコラボレーション強化に特化した機能を解説する。
「簡単、安心、手間いらず」で安価に運用できるマネージドVPNは、IP-VPNとは違うサービスとして注目される。では、料金やサポートなどサービス内容についてはどうか。気になる部分をチェックしてみよう。
今やオフィス間、あるいはリモートアクセス手段としてVPNは欠かせない存在となった。その一方で問題となるのは、導入や運用の難しさ。こうした問題を解決する切り札となるVPNサービスがある。
ファルコンストア・ジャパンが中小規模企業向けに同社のCDP/VTL技術を実装したアプライアンス製品をリリース。中小規模企業におけるBCPやディザスタリカバリのニーズをターゲットとする。
デルが、同社のサーバ製品にLANDesk Softwareのソフトウェア製品をプリインストールしたクライアントPC管理アプライアンスをリリース。中小規模企業におけるPC運用管理コスト削減に有効だという。
大塚商会、NEC、マイクロソフトの3社が共同で、PCサーバにあらかじめHyper-Vをセットアップした製品「1台2役サーバパック」を発表。サーバ仮想化によるコスト削減メリットをSMB市場にも訴求していく。
Microsoft Office LiveのWebサービス「Microsoft Office Live Small Business」を実際に使ってみた。前編では、電子メール、顧客管理、Webサイト作成/運用の各機能を解説する。
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。