全業種の中でもIT投資意欲や利益変動が低い中小の建設業。とはいえ、その業務の特殊性から複雑、高度なシステム処理が求められるため、潜在的なIT活用の促進が見込めるのだ。
ハイパーボックスは、従来オプションで提供されることが多かったマルウェアスキャン、SSL通信、IDS/IPSといったセキュリティ対策を標準で備えたレンタルサーバを、月額1260円で提供する。
業務が属人化し決算などの繁忙期に適切な分担ができないなど、業務の標準化と平準化に関して構造的課題を抱える財務・経理部門。「ZeeM 会計」は、経理業務の効率化、高付加価値化でその複雑さを解消するという。
自社の企業規模よりも小さな企業規模を対象としたERPをユーザー企業が選択する「だるま落とし現象」がERP市場で起きている。ノークリサーチの岩上由高氏がその背景を分析する。
ソーシャル色の強い「iQube」。グループウェアSaaSであるとともに、社内外の多様なシステムとの連携を前提に開発されたプラットフォームとしての性格も持つ、「エンタープライズ2.0スイート」ともいえるサービスだ。
中堅・中小企業も業種によってIT投資意向の変化は大きく異なる。大企業と同様に業種、業態に応じたアプローチが欠かせない。業種ごとに今、求められるIT活用とは何か? 具体的なソリューション像をあぶり出す。
日本IBMが2010年10月に提供を開始した「LotusLive Notes」。しかし、Lotus Notesの名を冠するものの“Lotus Notes/DominoのSaaS版”ではないという。オンプレミスではできない、新たなコラボレーションを創出するサービスとは何か。
盗難、落雷、故障――予期せぬ事態の備えにバックアップは重要だ。IT専門部署がないような中堅・中小企業向けの、ディスクとクラウドストレージを利用するバックアップ対策を紹介しよう。
エス・エス・ジェイがERPパッケージ「SuperStream-NX」のSaaS版を発表。パートナーと組んで、中堅・中小規模の企業に提供する。オンプレミス型と比べて5年間でTCOが半分になるという。
オフィスで日常的に扱う紙文書とITの橋渡しをしてくれる身近な事務機器が複合機だ。データ格納の入り口として見れば、ペーパーレスといったコスト削減手段を超える、クラウド時代も見据えた新たな活用法が見えてくる。
サイバー犯罪の被害に遭う企業は、捜査当局と連携するよりも沈黙を保つ方を選びがちだ。結果として敵と戦わずに自分たち自身と戦う羽目になる。
Microsoftのクラウドサービス「Office 365」。「Google Apps」対抗といわれるこのサービスは中小企業にとって魅力的だが、果たしてどのような企業に向いているのか。
クラウド導入のコンサルティングサービスを提供開始したNRIセキュアテクノロジーズに、クラウドを安全に活用するためのヒントと、秘密分散技術という逆転の発想の新サービスについて聞いた。
Windows 7には、多数のセキュリティ機能が標準で搭載されている。また、デフォルトで有効にはなっていないけれどもデスクトップのセキュリティ管理に役立つものもある。
弥生は業務パッケージの新シリーズ「弥生 11シリーズ」を12月3日よりリリース。会計パッケージでは仕訳事例をWebから検索したり、ユーザー自身が投稿できるようになっている。
グループウェアを初めて導入する企業、その刷新を検討する企業に向けてASP/SaaS型グループウェアを紹介する本連載。今回は、国産人気グループウェアをSaaS利用できる「サイボウズ Office 8」にフォーカスする。
前回明らかにしたクラウド活用におけるセキュリティ課題を基に、具体的な解決策として「仮想環境の保護」「脆弱性対策」をキーワードとして具体的な製品、サービスを紹介する。
税理士・公認会計士事務所から圧倒的な支持を得ているミロク情報サービスの業務用アプリ。中でも「MJSLINK II」は国内の中小企業向けERP市場でトップシェアの売り上げを誇るという。その強さの秘密とは?
Windows 7のリリースを機に、中堅・中小企業でもPCの刷新を始めている。そこで考えたいのが、クライアントPCの管理だ。OSの機能を使うだけで「ヒト」にひも付いた管理ができるようになる。
前回明らかにしたクラウド活用におけるセキュリティ課題を基に、具体的な解決策として「認証強化」「情報漏えい対策」「暗号化」をキーワードとして具体的な製品、サービスを紹介する。
独自の調査結果を基に、中堅・中小企業のクラウド活用におけるセキュリティ課題とその解決策を明らかにする。
仮想化は、サーバ保有台数がそれほど多くない中堅・中小企業においても、活用あるいは導入検討が着実に進んでいる。だがサーバ仮想化の用途はさまざまであり、それに合わせて導入すべき時期も異なってくる。
中堅企業のCIOは大企業のCIOに比べ、IT管理戦略をコントロールして自らの運命を決められるチャンスが大きい。まずは会社の目標を見極めることだ。
国産ERPパッケージの代表格の1つである統合型ERP「OBIC7」。その特徴は機能に加えて、自社開発、自社導入によって蓄積した業務ノウハウだという。IFRSへの対応を含めて担当者に聞いた。
日能研はシマンテックのセキュリティ、バックアップ製品を導入したと発表した。1500台のPCをセキュリティ脅威から防御し、バックアップ時間を最大20分の1に短縮したという。
小規模オンラインマーケティング企業の副社長である筆者は、Webベースのファイル共有ツールとしてGoogleドキュメント、Backpack、Dropboxを比較検討。最終的にDropboxを採用した理由とは?
中小企業や個人事業主の事業の立ち上げと業務インフラとなるべく、20年以上もさまざまな業種・組織で使い続けられてきた「弥生シリーズ」。その中心的製品である「弥生会計 10」の独自の戦略とは何か。
「目的(方向)」と「時期(位置)」からIT投資のノウハウ(羅針盤)を提供する本連載。今回は、コスト削減以外の投資効果が見えにくいIPテレフォニーへの投資や活用のポイントを明らかにする。
「SaaSには興味があるが、どのようなサービスを選択すればよいのか分からない」。そんな中堅・中小企業のために、SaaSを効果的に活用するための2つの視点を紹介する。
人事業務は企業のポリシーが反映するため、パッケージの標準機能だけでは満足できる製品が少なかった。「SMILE BS 人事給与」は必要な情報を自由に設定できるという点で、パッケージの限界を超えたものになった。
ラネクシーは、米国コフィオ ソフトウェアの国内販売代理店を務めるノックスとリセラー契約を締結。データ保護統合ソリューション「Cofio AIMstor」の国内販売を開始する。
中小企業にとってITスキルを持つ人材の確保は難しいとよくいわれる。これを何とかしなければシステム導入効果もおぼつかない。しかし、人材不足は経営者の思い込みによるところが大きいのだ。
安価なファイルサーバやNASによって、保有データが少ない中小企業でもストレージにおけるデータ分散化が進んでいる。「大切なデータがどこにあるか分からない」を解決する方法を企業規模別に考えよう。
マインドがオープンソースで公開する「MosP」。業務パッケージを事前に評価してから導入したい、汎用のパッケージでは自社の業務に合わないので自社でカスタマイズしたいという企業にはぴったりのシステムといえる。
一口に販売管理といっても、実際の業務手順は業種や企業規模によって大きく異なる。柔軟なカスタマイズ性とオプションで幅広い企業に対応する販売管理製品を紹介する。
エス・アンド・アイは、中堅・中小企業向けに、仮想デスクトップ、クラウドサービスを提供する。2010年9月からサービスを開始、月額料金は5800円からとなる。
期待した通りのIT導入効果を出す上で、最も大きな阻害要因となるもの。それは「経営トップの無関心」だ。戦略的IT化を推進する組織づくりの鍵となる経営者を、ITに関与させるにはどうすればいいのか。
現代のビジネステクノロジーは、単にビジネスニーズに対応するだけの域を超えている。進化したCIOは意見を持ち、非IT系の管理職と進んで協調しなければならない。
業務パッケージで中小企業が不安を感じるのは、導入から運用までユーザー自身が自己責任の下で行わなければならないこと。しかし、ユーフィットのSaaS型人事・給与サービスなら事情は違ってくる。
中堅・中小企業がIT投資を検討するときに抜け落ちている視点がある。それは、投資における“方向”と“位置”を把握するということ。この2つを見いだすと、投資対効果は飛躍的に大きくなる。
従業員100人未満の企業向けに、ヘルプデスクや導入提案でオフィスのIT環境作りを支援するサービスを展開。PC、固定・移動電話や複合機などを扱い、利用請求の一括化やポイント制度による付加価値も付ける。
業務パッケージの世界は既に機能が成熟化し、機能の差別化が難しいとされている。その定説を覆すかのごとく真っ先にSaaS化に取り組み、ネットワーク化や連携機能の強化で付加価値を高めているのがPCAだ。
メール/エンドポイントセキュリティ、バックアップ/リカバリ機能を備える情報保護スイート製品に、新ラインアップを追加。従来製品の一部価格を半額とした。
.NET Frameworkに対応する帳票開発に必要な製品を拡充し、帳票出力環境の効率化と短期構築を支援する。
中堅・中小企業向けに特化した業務パッケージを取り上げる本連載。まず企業の人事・給与管理業務を効率化する製品を取り上げ、業務改善に結び付く特徴や先進的な機能を紹介していく。
クレオが改正労働基準法に対応した人事給与パッケージの新版を発表した。対応機能を強化し、代替休暇管理機能を新たに搭載した。
グループウェアとファイルサーバ。どちらも文書共有手段として活用されるものだ。だが、データアクセスの使い分けの結果、必要なデータが両者に散らばってしまった。分散データを見える化する方法はあるのか。
ソフトウェアラインセンスとテンプレート、導入サービス、サーバなどをセットにしたOracle Accelerateソリューションが拡充。IFRSに対応した短期導入のソリューションも用意する。
CA Technologiesは5月31日、「CA ARCserveシリーズ」の最新版として「CA ARCserve r15シリーズ」を発表した。このシリーズから小規模システム向けのイメージバックアップ製品が追加された。
わたしのCIO仲間のかなり多くが、メールとスパムフィルタリングをクラウドに移行し、正規のメールトラフィックのためにストレージの帯域幅を節約している。
アンケートなどで「経営にITをある程度生かしている」と答える企業。しかし、それは本当なのだろうか? 中小企業が情報システムを真にビジネスに役立てるためのヒントを、「組織」の面から提示していく。
完成度の高いパッケージソフトでありながら、多彩なモジュールとシステム連携を組み合わせることで柔軟なカスタマイズが可能な「PCA Dream21」。本稿では販売管理モジュールを中心に紹介する。
長引く景気低迷によりIT投資が低迷を続ける現在、なぜか中堅・中小企業で電子帳票システムの導入が活発になっている。不況だからこそ注目される電子帳票のメリットとは何だろうか?
「あの見積書、どこだっけ?」。PCでフォルダごとに文書を管理する従来の方法では、目当てのデータが素早く見つけられない。デスクトップ検索でも難しい「PC内のデータ見える化」を実現するポイントを紹介する。
このところ、企業がPC資産管理をセキュリティ対策に役立てる動きが高まっている。数あるPC資産管理ツールの中から中堅・中小企業に支持されている製品を幾つか取り上げ、それぞれの成り立ちと特徴を紹介する。
会社のノートPCとそこに保存された大切な情報を守るために、IT管理者はどのようなことを念頭に置くべきなのか。
「経営に役立つIT」を追求するCIOという役職は、中小企業にも必要なのだろうか。IT投資が消極的になる今こそ、ユーザーと経営層の間で孤立する情シス部門の役割を、経営者自ら見直す機会だともいえる。
エス・エス・ジェイはIFRS強制適用を見据えた「SuperStream」の機能強化を発表。IFRSコンバージョン項目に対応する3つの機能を標準で提供する。
弥生とMSは、小規模法人・個人事業主へのIT導入で協業。今後3年間で36万社のIT化を推進する。2011年にはWindows Azureを基盤にした「弥生SaaS(仮称)」を提供する予定。
IE 8には、IT専門要員がいない中堅・中小企業にとって役に立つセキュリティ機能が多数組み込まれている。
中小企業向けにWindows 7移行支援キャンペーンを4月より開始。ハード/ソフトベンダー8社と協力して、データ移行、PCの買い替えといった企業の課題に応える。
コスト削減活動の余波で設置台数や利用機会が縮小している複合機。コピー・FAXといった従来機能にとどまらない、今の複合機の質的な変化を積極的に取り込めば、一層のコスト効果を得られるかもしれない。
マイクロソフトは次期Office製品に関する記者説明会を開催し、既存版との互換性検証やトレーニング・インストール作業に掛かるコスト削減策を紹介した。
EC事業のバックヤード業務をアウトソーシングするクラウドサービス「ODEC」は、EC事業者の業務やシステムを再整理し、2、3割のコスト削減を見込む。
毎日のように、どこかの企業で情報漏えいが発生している。データ暗号化製品などは導入済みである半面、実運用や情報の選別は社員任せになりがちな中堅企業には、どのような対策が必要だろうか。
初めてPCで販売管理を行うユーザーにも使える手軽さと、イレギュラーな処理が多い中小企業でも柔軟に対応できる機能性を両立した販売管理製品を紹介する。
富士通は中堅企業向け製品の拡充を図る計画を発表した。4月1日より富士通ビジネスシステムに中堅市場向け商品の企画・開発機能を順次集約し、10月1日に新会社を立ち上げる。
Xythos Connector for imagioは、文書管理ソフトと複合機のimagioを連携させるソフト。imagioでスキャニングされた情報がWebDAV通信でXythosに登録される。
日本HPは、通信事業者などのサービスプロバイダー向けに、複数の通信サービスを中堅・中小企業にワンストップで提供可能にする統一プラットフォームを発表した。
初期投資を抑えつつ、迅速にITシステムを展開できるSaaS。その一方で、システムを所有することが長い目で見るとコスト削減につながる場合もある。どちらに投資すべきか、その選択基準をヒト・モノ両面で定めよう。
低コストで導入が容易な「tapirus」シリーズに、FTPでのGumblar対策機能を搭載した「Mv 1000/2000」を追加。実績のある各種エンジンを搭載している。
ソニックウォールは、同社初となる仮想化環境に対応するセキュリティアプライアンスを国内で販売すると発表。サポート体制の強化に努める意向も示した。
本体にアルミニウム製シャーシの採用し、落下センサー付きHDDやショックアブソーバーを搭載するなど、企業向けに剛性を強化した。
それまでアウトソースしていたIT業務を内製化する、いわゆるインソーシングが増加傾向にある。移行に当たり検討すべきポイントを紹介する。
弥生会計/給与とICカードベースの出退勤管理システムが連動。データ入力を自動化することで経理担当者の手作業による集計の負担が軽減されるという。
「集計SaaS」はJ-SaaSプラットフォーム上で提供されるWeb型データ活用ソリューションだ。Dr.Sum EAの簡易版をSaaS化し、SMBにとって取っつきにくかったBIの導入を手ごろな料金で後押してくれる。
PCとインターネットを利用して、国内外の拠点や取引先とオンライン会議ができるサービスを提供開始した。富士通のショッピングサイトから購入できる。
汎用ブレードサーバや、ユーザーの問い合わせに応じて必要データの読み出しと不要データ排除を同時実行する技術を搭載。セントラルDWHから部門DB/データマートに至るまで幅広い企業ニーズを満たすという。
売り上げや経費を入力するだけで参考の納税額を表示。確定申告時に白色か青色かで悩む個人事業主なども容易に利用できる。弥生のWebサイトから無料で入手可能。
企業の与信情報や法律・特許・技術情報を有料で提供するビジネスデータベースサービス「G-Search」を法人向けに年額3000円+従量課金で開始した。
FJBエージェントらは、日本の中堅企業の中国市場進出におけるサポートを強化する。新サービスでは、進出前の事前調査から法人設立後の現地ユーザー企業とのビジネスマッチングまでトータルでサポートする。
大日本印刷は、SSFC仕様のICカードを使用した、小規模・低予算で導入できる企業向け「PCセキュリティパッケージ」を発売した。
全国30拠点のリッチモンドホテルが、エフセキュアのSaaS型セキュリティソリューション「エフセキュア プロテクション サービス ビジネス」を導入した。
NECらは、基幹系サービスを中心とした中堅・中小企業向けSaaSソリューションを強化する。2010年度上期中に50種のSaaSアプリケーションを提供する予定。
税務や労務について的確な指示を出してくれる税理士や労務士は、中小企業にとって頼れる存在。ITについて助言するのは「管轄外」だといわれるが、本質的な経営課題を解決しようとする働きかけはあるのだろうか。
HDEは、メールセキュリティアプライアンスサーバの新製品「tapirus Mi2000」を発表した。2月26日より販売開始し、価格はサポート費用込みで79万8000円。
NECは、サーバ仮想化ソリューションの販売促進を中小企業向けに強化する。サーバ仮想化製品のオールインワンパッケージ販売、パートナーを含めた技術サポート要員の増強および仮想化製品割引キャンペーンを実施する。
新たなIT投資が難しい状況下では「手元のデータをいかに有効活用するか」が重要。だが、社内に散在するデータを活用に結び付けるのは容易でない。「見える化」によるデータ活用・保全を両立する具体策はあるのか。
IDC Japanが国内中堅・中小企業IT市場の2009年上半期実績と2013年までの市場予測をアップデート。3年連続でマイナス成長が続くが、新政権の重点支援などによりIT投資に積極的な分野も。
本社や支店など、拠点間を接続するにはもはやVPNが必須といえる。しかし、VPNの導入や回線の運用は中小企業にとって決して容易ではない。こうした問題は、マネージドVPNの導入によって解決できる。
ソニックウォールは、小規模オフィスに最適なUTMアプライアンスの新製品「TotalSecure TZ 100シリーズ」を発表した。スループットは2.5倍になり、無線LAN対応機種も用意した。
中小企業が限られた予算をITに振り向ける上でぜひ検討したいのが、IT関連優遇税制やベンダーが実施する支援制度。初期投資の負担を減らせるだけでなく、運用後の状況変化に伴う投資も軽減することができる。
無秩序に増える社内のクライアントPCの管理が大きな課題となっている。中堅・中小企業が抱えるPC管理の現状と課題、そしてPC資産管理ツールの選び方など、専門家の意見を交えながら考える。
SMBはその規模・特質から、大企業よりもBPMが成功する可能性が高いという。社内リソースが乏しいSMBが自社の業務プロセスを合理化・効率化するのに有効なBPMの7つの作業を紹介する。
一般に、セキュリティ対策と業務効率の向上は相反するものと思われがちだ。確かにこの認識は間違ってはいないが、どちらも犠牲にしないソリューション選びもある。