昨今、ストレージ仮想化の導入メリットがさかんに喧伝(けんでん)されているが、実際のところ導入は進んでいるのだろうか? そして、導入メリットを享受するためには何に注意しなくてはいけないのだろうか?
1社が新技術を打ち出すと他社がすぐまねをするストレージアレイ業界だが、EMCのソリッドステートドライブ(SSD)に追随する他社はまだない。
ネットアップとネットワールドが販売提携を発表。ネットワールドが仮想化ソリューションの一環としてネットアップのストレージ製品を提供することで、国内仮想化市場のさらなる拡大を図る。
ストレージ仮想化の実現方式は複数あり、それぞれにメリットとデメリットが存在する。また、導入を検討するに当たっては実現方式以外にも注意すべきポイントが幾つかある。
日本IBMが、ミッドレンジ向けラック型x86サーバ2製品に、動作周波数3.33GHzのIntel Xeonプロセッサを搭載したハイパフォーマンスモデルを追加。仮想化技術によるサーバ集約化のニーズに応えるものだという。
レノボ・ジャパンが同社初のサーバ製品「ThinkServer」シリーズ5機種を発表、SMB向けx86サーバ市場へ参入する。管理ツールやサポートサービスの充実などを武器に、シェア獲得を目指す。
昨今、サーバ仮想化技術が大きな注目を集めているが、一方でストレージ仮想化となるとまだ耳慣れない感が否めない。そもそもストレージの仮想化とは何をどうするもので、どのようなメリットがあるのだろう?
マイクロソフトがHPC市場向け新サーバOS製品「Windows HPC Server 2008」をリリース。ハイエンド用途にも対応する高いパフォーマンスと、運用管理やソフトウェア開発の効率性向上を両立したという。
院内にデータセンターを構築し、ASP型電子カルテシステムを提供。地域の開業医や調剤薬局とさまざまな医療情報をWebブラウザ経由で共有し、患者へのスムーズな対応を実現する。
データセンターが完全に停電するようなトラブルが起きた場合、サーバや仮想マシンの復旧に役立つ「備え」を紹介しよう。
スーパーコンピュータの新ラインアップ「SR16000 モデルVL1」を発売。最大I/O性能は既存モデルの4倍となる48GB/s、1ノード当たりの理論ピーク性能は既存モデルの約2倍となる1.28TFLOPSを実現した。
NECがバックアップストレージ「iStorage HSシリーズ」の新製品2機種を販売開始。従来機と比べ処理性能を3倍に向上、消費電力を60%低減した。導入コストを40%低減するエントリーモデルも新たに追加した。
米IBMは、半導体ストレージ技術を取り入れた仮想化技術の実証実験で、従来の250%以上のパフォーマンス結果が出たと発表した。
「Dell/EMC CX3-10c」の後継機種となる「Dell/EMC CX4ファミリ」を発表。従来の2倍の拡張性とパフォーマンスを実現するとともに、UltraFlexにより必要に応じた拡張が可能だ。
EMCがミッドレンジストレージの最新版「CLARiX CX4」を発表。ハイエンド製品に強い同社だが、今後はミッドレンジ市場向けビジネスを強化するとしている。
仮想化技術が、データセンターのディザスタリカバリに大きな効果を発揮する可能性があることと、同技術の限界について解説する。
“ホストレス”のアーカイブ環境を可能にする「Sun StorageTek 5800」では、オブジェクトベースのストレージ技術を組み込み、格納データの高速検索を実現した。
英XyratexのRAIDシリーズに「RAID Advanced Power Management(APM)」 機能を実装。アクセス状況でHDDの回転を自動制御することにより消費電力を40%削減するという。
タワー型エントリーサーバの新製品2機種「HP ProLiant ML115 G5」および「HP ProLiant ML150 G5」を発売。7月4日より出荷を開始する
AMDのクアッドコアOpteron 8000 Seriesを搭載する「IBM System x 3755」を出荷開始。従来のデュアルコアと比べ、約1.6倍の処理能力を持つという。
支社のローカルサーバをデータセンターに統合することは、コスト削減やより安全な環境の実現、保守の簡易化につながる。だが、それによってユーザー環境が悪くなるようでは本末転倒だ。
グリーンコンピューティングに対する批判派は、データセンターの電力効率向上による電力消費の減少という図式には、消費者需要の増大というファクターが抜けていると指摘する。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の地球観測研究センターが、高速/大容量ストレージソリューション「EMC CLARiX CX3-80」および「EMC Celerra NSX」を導入した。
従来の2倍の密度で格納できる新型ブレードサーバ「HP ProLiant BL2x220c G5」と最小構成価格を引き下げたラックマウント型サーバ「HP ProLiant DL580 G5 1プロセッサモデル」の発売を開始した。
「Dominion PX」のファームウェアバージョン1.1をリリース。オプションのセンサーを取り付けることでDominion PX周囲の温度/湿度計測が可能になった。
OKIのブレードサーバ「if Server BL460c」と仮想化ソフトウェア「VMware Infrastructure 3 Enterprise」をベースに新システムを構築。各営業店にあった76台のサーバをデータセンター内の5台に集約した。
組み込み型仮想化ソフトウェア「VMware ESXi 3.5」を出荷時にあらかじめ搭載したブレードサーバ「Express5800/120Bb-d6」と静音タイプの100V電源ユニットを小型ラックに収納して販売する。
低消費電力のチップセットおよびSDRAMの採用や、空冷ファンの回転数/設置数の最適化、CPU周波数の常時制御などにより、1台当たりの消費電力を従来比で最大40%抑えた。
クアッドコアXeonプロセッサ E5420を搭載した「iStorage NS470」の販売を開始。処理性能を向上させたほか、2Uの薄型筐体にSAS/SATA HDDを混在して内蔵可能だ。
デルは、サーバ仮想化に対応した新PowerEdgeサーバ2機種を発表。VMware ESXi 3.5またはCitrix XenServer 4.1をSDメモリーカードに組み込み出荷する。
1Wayラックサーバ「Express5800/110Ri-1」および1Wayタワーサーバ「Express5800/110El」の販売を開始。最新インテルCPUを搭載し、サーバ稼働状態やアプリケーション負荷に応じた電力制御機能との併用により、消費電力を最大35%削減するという。
「HA8000-es/RS210、RS220」のラインアップにVMwareの仮想化ソフト「VMware ESX Server 3i」を標準搭載した「VMware ESX Server 3iモデル」を追加した。
IAサーバ「MAGNIA(マグニア)シリーズ」の新製品として、2Uサイズのラックマウントサーバ「MAGNIA3515R」の販売を開始。6月より「Windows Server 2008 Standard」をバンドルしたモデルの販売も予定している。
ラックマウント型エントリーサーバ「HP ProLiant DL120 Generation 5」を発売。同時に「ProLiant」「BladeSystem」の主要製品を最大25.4%値下げした。
Powerアーキテクチャを採用している従来のミッドレンジサーバ「IBM System i」とUNIXサーバ「IBM System p」を統合した「IBM Power Systems」を発表。そのほかPower Systemsラインアップとして4つの新製品を発表した。
x86アーキテクチャブレードサーバのエントリーモデル「IBM BladeCenter HS12」とPowerアーキテクチャブレードサーバのエントリーモデル「IBM BladeCenter JS12」を販売する。
米Blue LaneTechnologiesのセキュリティ製品「ServerShield」を活用し、「netXDC」内のサーバに対し迅速な脆弱性対策とTCOの削減を実現する。
「ONStor Bobcat 2280」と「SGI InfiniteStorage 4500」で構成した高速大容量ファイルサーバシステムと超高速コンピュータ「SGI Altix 4700」を導入し、稼働を開始した。
電力・エネルギー測定はデータセンター運営のための重要な指標になる。サーバのエネルギー効率を測定するには、正しいツールと方法を利用する必要がある。
各種アプリケーションやクラスタ構成のシステムなどを含む広範囲の管理が可能なストレージ管理ソフトウェアの最新版「HP Storage Essentials 6.0 software」を3月3日より販売開始する。
デュアルコアItanium 9100番台を最大4プロセッサ8コアまで搭載可能なHP-UX対応「HP Integrity BL870cサーバブレード」を発売し、高信頼UNIXをブレードサーバで積極展開する。
日本ヒューレット・パッカードは2月21日、データセンターの消費電力を抑制しグリーンITを実現する製品およびソリューションを発表した。併せて、環境問題に対する同社の取り組みがあらためて披露された。
エンタープライズサーバ「AP8800」では、全52モデルで約180倍の性能幅をカバーするモデルラインアップを提供。「VOS3」基本機能を提供するソフトウェアと付加価値機能を提供するソフトウェアをセット化して提供する。
ブレードサーバ1機種、2Wayサーバ3機種、1Wayサーバ1機種の計5機種を発売。ブレードサーバでは、インテルのマルチコアCPUを採用し性能向上を実現。また、AC100V電源対応のシャーシを新たにブレードサーバのラインアップに追加した
仮想化による情報システムの利用効率向上とITコスト削減をサポートする「SnapManager for Virtual Infrastructure」および「Provisioning Manager」を発表。同時にバックアップ支援ソフトなど既存製品の機能強化も行った。
多くの企業がVMwareを使ったサーバ仮想化の導入に続いて、ストレージを仮想化している。グリーンITを推進している企業では特にそうだ。
EMCとNECは両社の技術を持ち寄り、複雑で大規模なマルチベンダーのSAN環境を統合管理するミドルウェアを製品化。
64ビットプロセッサ「POWER6」を搭載したUNIXサーバのエントリーモデル「IBM System p 520」および「IBM System p 550」を発表、2月8日より順次出荷開始。
F5ネットワークスはマルチベンダーのNASを仮想化し、ストレージ間のデータ移行を円滑にするアプライアンスをリリース。WAN高速化製品などとの組み合わせで販売促進を図る。
AmazonのSimple Storage Serviceに対抗する新興企業Nirvanixのマネージドストレージサービスが、Web 2.0企業の支持を獲得しつつある。
1Uラックサーバに比べて1.6倍、2Uラックサーバに比べて3.2倍の高密度化を実現したブレード筐体「PowerEdge M1000e」、サーバブレード「M600(インテル製プロセッサ)」「M605(AMD製プロセッサ)」を2月下旬より販売
NECとEMCによる共同開発ストレージをNECは「iStorage E1」、EMCは「EMC CLARiX AX4」として販売
広域負荷分散ストレージサービス「Digital Data DAM」を応用した自動遠隔分散システムにNTTロジスコの物流センターを利用した、バックアップストレージサービス「Digital Data Bank」の構築を開始
「アイル」の専用サーバサービスのオプションとして、Webアプリケーション脆弱性診断サービス「ホームページセキュリティー診断」を提供
2008年、データセンターを占うキーワードは仮想化だろう。MicrosoftのHyper-VやXenSourceを買収したCitrixの動きなど、仮想化の動向に注目だ。
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