HTTPパケットヘッダから重要なトラブルシューティング情報を抽出するのに役立つ「WFetch」の使い方を紹介する。
HTTPステータスコードには複数の意味がある場合が多いので原因特定に苦労する。トラブルシューティングのポイントとなるHTTPエラーの3つのカテゴリーについて2回にわたって説明する。
新バージョンのHP Network Node Manager 8.1では、マップ構成図のカスタマイズやネットワーク機器のハードウェア性能監視、クラスタ化など、より大規模なシステムへの対応を図った。
2008年5月に誕生したシグマクシス。「いつでも、どこでも、誰とでも」が可能なワークスタイルを手に入れるには、既成概念にとらわれない、自由かつ安全な無線LAN環境とセキュリティの仕組みが必要だった。
IEEE 802.11wは、無線VoIPなどのアプリケーションで十分な通話品質と可用性を実現しながら、無線セキュリティを保証するための無線暗号化規格だ。
オフィスのPBXとウィルコムのPHS間を内線番号で発着信できる定額料金サービスを拡充。PRI回線を利用することで1回線で同時23通話が可能になった。
シスコシステムズはNGN時代の急速なトラフィック増に応えるキャリア向けエッジルータ「Cisco ASR 9000」を2009年に投入する。
保留/転送/会議通話などの内線/外線機能を備え、既存のIP-PBXと無線LAN環境を生かして固定IP電話を補完する端末として利用できる。
今日、企業に配備されている無線LANの大多数は、シームレスな音声通信をサポートするのに必要な通話可能エリアをカバーしていない。
ASP/SaaSビジネスは黎明(れいめい)期を過ぎ発展の段階に入った。特に「モバイルSaaS」市場の盛り上がりが顕著だ。法人市場で新しいSaaSも登場する中、制約の多い携帯端末で利用するSaaSの可能性とは?
同じ周波数帯に古いクライアントと新しいクライアントを導入する場合、共存できる仕組みを作っておく必要がある。
消費電力・発熱量を従来の3割抑えたエッジスイッチのほか、将来の10GbE需要に備えたマルチインタフェースカードを発売。仮想化環境のQoS制御を実現する機能も追加した。
広域イーサネットやIP-VPNといったキャリアの通信サービスがSLAに違反している場合、自動的に経路変更などを行い、サービス品質を一定基準に保つ管理ソフトを2009年より発売する。
数年前から出回っているRTLSはさまざまな用途に使われている。そこで使われている技術もまたさまざまだ。RTLS技術の基礎を解説し、幾つかの主要な用途を紹介する。
セキュリティとパフォーマンスを両立するインターネットVPN構築用アプライアンスに新モデルが追加。10Gイーサネットでも高速な暗号化通信が可能になった。
単にAPを設置しているだけでは無線LANの「潜在能力」は生かされない。将来を見据え、無線LANコントローラーによる統合管理システムのメリットを理解し、無線LAN本来の利便性を手に入れよう。
モバイルWiMAX端末機能とWi-Fiルータ機能を持ち、Wi-Fi機器をWiMAXネットワークに接続できるゲートウェイ装置を2009年に発売する。モバイルWiMAX端末機能は本体から分離し、PC用WiMAX-USBアダプターとして利用可能だ。
バックアップ回線は「眠っている回線」というイメージが強いが、各キャリアでは通常時も情報系トラフィックの伝送路として利活用する動きにある。バックアップ回線を有効に生かせる各社のサービスを紹介する。
シングルラック型ユニットのアグリゲーションルータ「7705 SAR-F」を発表。同時に7705 SARファミリ・ソフトウェアの「Release 1.1」も発表した。
日立のUHF帯RFID「μ-Chip Hibiki」を利用した「貨物追跡システム」を導入。成田・上海路線で高品質・リアルタイムの流通サービスを実現する。
IT業界は、エンドポイント、アプリケーションおよびデータを網羅する粒度の細かいコントロールを可能にするポリシーインフラを作成できるのだろうか。
兵庫県川西市立川西小学校が住友電工の高速同軸モデム「ACLCシリーズ」を用いた校内緊急通報システムを試験導入。今後半年間の実証期間でシステムの有用性を検証していく。
広域イーサネットを拡張するPBB(Provider Backbone Bridge)技術を採用したコンパクトスイッチを2008年第4四半期中にリリースする。
内部統制で守りムード一色の企業ネットワーク。だがそれだけでは攻めのIT戦略にふさわしいインフラは作れない。危険があるのは有線も無線も同じ。思い込みや偏見にとらわれず無線セキュリティを見据えるべきだ。
Rostelecomと共同建設した日本・ロシア間光海底ケーブルRJCNの運用を9月6日より開始。Rostelecomのロシア横断WDMネットワークとの接続により、日本・欧州間を最短ルートで結ぶ。
WiMAX推進者は、WiMAX端末はWi-Fi端末と同じくらい広く普及するという。それが事実なら、WiMAX端末は現在、一体どこにあるのだろう?
高性能ながら軽量・コンパクトな光ファイバー用OTDR検証テスター「OptiFiber OF-400」を発売。LAN検査に必要なすべての情報を画面上に表示でき、障害を素早く切り分けられる。
GoogleがGoogle Appsの監視プロセスを通じて得た教訓を踏まえて行っているセキュリティ対策の指針は、ほとんどの企業にとって有効なものだ。
インターネットサービス「avis」の通信回線の高速化・アクセスポイントの充実を含め、今後の可用性を考慮しジュニパーネットワークスのギガビットスイッチ「EX4200」を導入した。
3.5Gモバイルデータ通信や無線/有線LANの接続をシームレスに切り替えるツールを独自開発。VPNなどのセキュリティ機能も強化している。
製品の登場から10年、アプリケーションスイッチの機能・性能はもはや成熟期にあり、単純に価格や性能だけで比較や選択はできない。それなら、「どう使いこなすか」で選択しよう。
ITへの依存度が高まる中、ネットワークの継続性は欠かせなくなった。万が一に備え「止まらないネットワーク」を構築することは、企業の喫緊の課題といえる。バックアップ回線による耐障害対策について紹介しよう。
レイヤー3バックボーンスイッチとPoE対応エッジスイッチを導入。蔵書・資料のデジタル化や検索性向上、大規模サーバ活用の効率化を実現している。
ネットワークの運用や設計の際に、エネルギー消費効率や消費電力を簡単に比較できる無償オンラインツール「Nortel Energy Efficiency Calculator」を公開した。
アプリケーションスイッチの歴史は、その前身を含めて10年と長い。機能・性能とも大きく進化したが、ユーザーニーズはあまり変化していない。その基本機能を理解するとWebサイトで重宝される理由が見えてくる。
米Blue Coat SystemsのネスミスCEOがパケッティア買収後の戦略を説明。両社の製品群を整理し、社内外の広範なアプリケーションをWAN高速化の対象にしていくという。
理論上最大600Mbpsを実現する次世代無線LANの本命「802.11n」は、ドラフト段階から業界団体の認定プログラムがスタート、本格的な普及に向けて動き出している。その動向や対応製品を見ていく。
WiMAX業界の成長に伴い、WiMAXにまつわる誇大宣伝と混乱も大きくなった。本稿ではまずWiMAX技術とアプリケーションについて解説する。
テンプル大学がメルーの無線ネットワークの導入を開始。IEEE 802.11a/b/gと高速802.11nの技術を組み合わせて利用でき、特定個所では有線ネットワークをすべて入れ替える予定だ。
認証を使っていない無線ネットワークに接続してもダイナミックIPアドレスが取得できない場合、大抵は接続後の失敗が関係している。
WebやメールなどでのIPv4/IPv6変換を、1つのトランスレータブレード当たり8Gbps、最大搭載で80Gbpsのスループットを実現する、通信事業者向けのトランスレータ機能を搭載した「CenterStage NX4300」を開発した。
10月に先行リリースした「DGS-3200-10」の上位機種となる「DGS-3200-16」を販売。利用用途を広げるとともに、先進のIPv6機能をサポートした。
机上検討では、とかく製品のコストだけに目が向いてしまうが、それでは自社に最適なソリューションは選べない。WAN高速化装置を購入する上での基準は何か。客観的評価、構成、運用コストなど選択ポイントを考える。
従来よりも高速な通信が期待できるグリーンフィールドモード(ハイスループットモード)は、レガシーモードと共存させることができるだろうか?
OKIのIPテレフォニーサーバ「IP CONVERGENCE Server SS9100 Type M」を中核としたIPテレフォニーシステムを構築。IPビジネスフォン「IPstage MX/SX」とのSIP連携を可能にしている。
WANの帯域を広げても体感速度が上がらない。それを解消するのがWAN高速化装置だ。通信を最適化し、LANとWANの実効速度の違いを吸収できるが、決して「万能」なソリューションではない。
支社のローカルサーバをデータセンターに統合することは、コスト削減やより安全な環境の実現、保守の簡易化につながる。だが、それによってユーザー環境が悪くなるようでは本末転倒だ。
グリーンなネットワークを維持し、帯域幅、電力、予算の無駄を省くために実装できる効率的なネットワーク設計の具体的なノウハウを提供する。
公衆無線LANサービスはどれも同じ、ではない。それぞれのサービスの傾向や特性の違いをしっかり把握し、自社に最適なサービスを賢く選ぶことが大切だ。
ネットワークの祭典「Interop Tokyo 2008」が6月9〜13日に開催された。展示会ではさまざまなネットワーク製品が一堂に会したが、ここでは企業での取り組みが活発化してきたグリーンIT関連製品を中心に紹介する。
単体で最大32ポート、スタッキングにより最大256ポートの10Gbpsイーサネットを収容する、高密度イーサネットスイッチ「Summit X650」シリーズを発表。異機種とのスタッキングにも対応する。
ファウンドリーネットワークスは「Interop Tokyo 2008」において、小型ながらインターネットのすべての経路情報に対応するL3スイッチを発表した。
社員が私物のノートPCやスマートフォンで会社のネットワークに接続するのを禁止するのは難しい。そうした接続を管理する方法を幾つか紹介しよう。
外出がちな社員を多く抱える企業にとって、屋外でのアクセス手段は悩みの種。ビジネスの生産性を上げるには、格段にアクセスポイントの増えた公衆無線LANがベストだ。
新製品のNetScaler MPXではマルチコアアーキテクチャを採用し、10Gbpsのスループットを実現した。消費電力の低さも特徴だという。
NC7000シリーズとして、SIPデータプロキシでSIP非対応アプリをNGNに接続するソフトと端末の位置情報を収集して外部提供するソフトの2製品をリリースした。
イーサネットスイッチ「ApresiaLight」シリーズの新製品として、ループ防止機能、EAP透過機能を備えたノンインテリジェントスイッチ「ApresiaLight 116」と「ApresiaLight 108」を6月5日より販売する。
既存の無線LANに専用装置を追加する形で端末の位置検知やセキュリティ管理の機能を提供するワイヤレスソリューションを7月にリリースする。
シスコシステムズは小規模拠点向けの統合ルータを発表。アプリケーション機能を代替するルータ拡張モジュールを導入することで、省スペース化と多機能化を両立する。
価格の安さや信頼性で「インターネットVPNキラー」ともいわれるエントリーVPN。後編では、実際に提供されているサービス内容、そしてエントリーVPNに適する利用シーンを詳細に見ていく。
セールスフォース・ドットコム、NTT Com、NTTの3社が、NGN上でのSaaSビジネス展開に向けた「SaaS over NGN構想」を提供開始。これに先立ち、「Salesforce」をNTT ComのVPNで利用できる「Salesforce over VPN powered by NTT Communications」の提供を開始する。
神戸大学がIPsec VPNからF5製品によるSSL VPNへとリモートアクセス環境を再構築。運用負荷とコストを抑えながらセキュリティの向上を実現した。
コストパフォーマンスを追求したレイヤー2スイッチをはじめ、無線LAN、セキュリティアプライアンスといった一連の新製品をリリースする。
IP-VPNは高価で手が出ない。だがインターネットVPNでは安全性が心配――。そこで注目されるのが、事業者網を使ってインターネットVPN並みのランニングコストで運用できる「エントリーVPN」だ。
ギガビットイーサネットスイッチの新製品「GS608」「GS605」が5月17日より販売開始。AUTO MDI/MDI-X対応の1000BASE-Tスイッチングポートを8ポート(GS605は5ポート)装備する。
マルチコアプロセッサを採用することで高いスループット/トランザクション性能を実現。ソフトライセンスを購入すればセキュリティ機能も追加できる。
IEEEの新しい省エネプロジェクト「P802.3az Energy Efficient Ethernet」は、ネットワークアイドル時のエネルギー浪費が大きいことに目を付けた。
NECとNECコンピュータテクノが共同でUHF帯RFIDを活用した資材受け入れ(検品)システムを開発。多種・複数の資材を入れた混載箱の一括読み取りを実現し、検品時間を80%短縮したという。
「DesktopVPN Version2.0」を提供開始。クライアントIPアドレスによるアクセス制御機能、認証機能など、セキュリティ機能を強化。ソフトバンクBBとNECビックローブのサービスメニューとして採用されている。
ノートPCや無線通信機器などの端末を接続する無線AP「AP311」と、アクセスポイントを制御する無線コントローラー「MC3000シリーズ」で構成、キャンパス全体にAPが実装される。
F5ネットワークスジャパンは、シャーシ型アプリケーションスイッチのハイエンドモデルを販売開始した。1つの筐体に最大4台のブレード型スイッチを収容できる。
ディーリンクのL2/L3のLANスイッチ群が「Windows Server 2008」のLAN検疫機能に対応、スイッチによるWindowsクライアントのアクセスコントロールが可能になった。
富山・魚津市の道下小学校が校内IPインターホンシステム「キッズ救急」を導入。校内LAN整備率が8割を超える富山県では、各教室の校内LANやPLCを利用して大規模な工事なしに導入できるという。
WEP暗号の脆弱性は何年も前から知られていたにもかかわらず、これを使い続けていた小売業者のTJXは4500万件を超える個人情報を流出させた。あらためてWEPの仕組みと欠点を確認しておこう。
OKIカスタマアドテックとNECネクサソリューションズが提携、マネージドVPNサービス「Clovernet」を利用した「OCA VPNサービス」の販売を開始した。
700MHz帯は伝搬特性が優れているとよくいわれる。なぜ700MHz帯の伝搬特性は優れているのか。どの程度、何と比べて優れているのか。
いつでも構成・再構成できるサーバとは異なり、帯域幅はネットワークを最初に構成する時点で最適化しておく必要がある。必要となる帯域幅は、どうやって求めればいいのだろうか。
メルー・ネットワークスは、ソフトウェアの更新だけで最大300Mbpsの高速無線通信を実現するIEEE 802.11n対応APを発表した。
セキュリティアプライアンスに搭載される「ScreenOS」のセキュリティ機能を統合したモジュラー型ネットワークOSの最新バージョン「JUNOS 9.0」をリリース。
小売りの世界最大手であるWal-MartがサプライヤーにRFIDを義務付けたことで、企業は大量の商品に無線タグを付ける必要が生じ、結果的にID自動化に動く可能性がある。
あらかじめ資産情報を記録したRFIDを活用することで、持ち出し行為のログを取得。移動した資産の所在状況を随時管理でき、資産管理の精度向上を実現する。
802.11nベースのAPは、複数のアンテナを使用することにより、ネットワークの範囲を大幅に拡大するとともに、従来のAPで障害の原因となっていた問題にも柔軟に対処する。
仮想化に伴うネットワーキングの問題として、NICの大量利用、ネットワークトラフィックの増大、物理スイッチと仮想スイッチ間の通信の問題などを解説する。
物理セキュリティマネジメントシステム「Webvisor 入退室管理システム」を機能強化。「アクティブRFIDタグ型認証機能」のサポートによりハンズフリーでの入退室が可能になった。
リバーベッドテクノロジーは、WAN高速化装置の新OS「RiOS 5.0」を3月にリリースする。アプリケーションレベルの最適化処理により、Exchange 2007では最大50倍以上のレスポンス改善が見込めるという。
オムニアンテナ、指向性アンテナ、八木アンテナ、パラボラアンテナの特徴を視覚的に紹介し、無線LANにどのようなメリットを提供するかを解説する。
普段意識せずに使っている無線LANのアンテナについて、3回にわたって解説する。アンテナをアップグレードすることで、パフォーマンス、通信距離、セキュリティを改善できる。
ジュニパーネットワークスは、同社製品としては初の企業向けLANスイッチを発表。仮想化による冗長システムや省電力を実現した。
ネットワークとデータセンターの管理者が、誰がどのリソースを、何の目的でどの程度使っているかを監視・把握・報告することを資産管理と呼ぶ。
厚さ1Uの筐体で回線インタフェース部分が交換可能なモジュール方式を採用。既存網とIP網を相互接続し、オールIP化を実現する。
Ciscoが開発したネットワークトラフィック情報の収集技術「NetFlowプロトコル」の概要と、その導入に当たっての注意点について説明する。
無償版からコールセンター版まで企業の規模や用途に応じて選択でき、従来の構内交換機が持つ信頼性とIPセントレックスの柔軟性を兼備。
ネットワークエッジで使用されるアプリケーション管理およびサポートを容易にする企業向けエッジスイッチ。リモートオフィスや小規模ワーキンググループ向けの集中型ネットワーク構築を支援。
ネットワーク管理自動化製品はアウトソーシングの代替として利用でき、人材不足を補ってくれるかもしれない。自動化のメリットと具体的な製品を紹介する。
ネットワークセキュリティ管理ツールの最新版「Cat6」をリリース。アプリケーションのID、パスワードのログ化を実現
有線ネットワークとは異なり、無線は外部要因の変化によって通信範囲や通話品質に影響を受ける場合がある。従って無線IP電話(VoWLAN)を導入した後は、絶えず警戒する必要がある。
2008年3月にはIEEE規格の802.11kが、2009年には802.11vが正式に承認される。それぞれの規格で実現できるメリットや概要を紹介しておこう。