TechTargetジャパン会員は2016年、どのようなクラウドの話題に関心を寄せたのか。2017年の注目分野は。検索エンジン経由のアクセスランキングから探ります。
自動車メーカーから小売業に至るまで、拡張現実(AR)/仮想現実(VR)が企業における従業員の働き方や製品の生産方法に変化をもたらしている。具体的な事例を紹介しよう。
Facebookは技術コミュニティーに100Gbpsのデータセンターポッドに関する仕様書を提供した。この仕様書では、仮想化とシステム管理、そして、ストレージとネットワークの機能に言及している。
OracleやIBMやMicrosoftには、ベンダーロックインへの懸念を生み出した歴史がある。現在同様の懸念はAWSにも存在する。ユーザー企業は苦い歴史を繰り返さないようにしなければならない。
グラフィックス処理の負荷が高いアプリケーションを仮想デスクトップ上で動かすユーザーが増えている。IT担当者は、NVIDIAが提供している製品など、vGPUオプションについて学んでおくべきだろう。
Googleが各種クラウドサービスをビジネス向けに一新し、多くの注目を集めた。このニュースには、将来的に大きな利益をもたらす動きも隠れている。その1つが新しいコンサルティングサービスプログラムだ。
街全域でIoTを活用して住民が快適に過ごすことができるようにする「スマートシティー」構想において、最初に始まるのが交通網のIT化だ。なぜ、交通網を優先するのかその理由を説明する。
アプリケーション開発において、APIやマイクロサービス、ハイブリッドクラウドなど多くの新しいトレンドが生まれている。企業が新しいビジネスを創出するために、それらの技術をどのように活用すればいいのだろうか。
UAEのEmirates NBD銀行とインドのICIC銀行がブロックチェーンを試験導入。国際送金と貿易金融取引を成功させた。ブロックチェーンを用いることで何が実現したのか?
複数の研究者が、オンラインショップの現状に警鐘を鳴らしている。多くのオンラインショップにセキュリティ上の脆弱性が存在し、カード情報を入手するためのコードが埋め込まれたサイトもあるという。
ビジネス向けITの関係者は常に目新しいキーワードを求めている。彼らが製造業をはじめとして以前から関心の高い「ロボティック」に新たに目を付けた。ユーザーにとって意味のあるキーワードなのだろうか。
2020年を目標に小学校における必須化の方針が示されたプログラミング教育。今後はどのような展開をみせるのか。現状と課題について、プログラミング教育有識者会議の委員に聞く。
Googleのクラウドサービスはビジネスユーザーを考慮し、2016年に大幅な進化を遂げている。こうした改善は2017年にも続きそうだ。
MicrosoftがLinux Foundationに法人会員として加入した。同社がオープンソース技術との関係を深めることは、ユーザー企業にとってどのようなメリットがあるのだろうか。
Facebookが提唱するサーバ規格のデファクトスタンダードの第1弾は2011年4月に公開している。多くのベンダーとユーザーが支持したこの規格だが、程なく「不満の声」が表面化することになる。
サーバ仮想化の増加により、データバックアップテクノロジーが進化している。その進化には、継続的データ保護(CDP)インスタントリカバリー、フラットバックアップ、バックアップアプライアンスが貢献している。
ストレージシステムが自分に保存しているデータの詳細を把握できるようになったとき、アプリケーションも相性に合わせた最適な使い方を自ら選べるようになるという。
モバイルデバイス向けアプリケーションをWebアプリケーションとして開発することの支持が広がりつつある。一方でモバイルWebアプリケーションの採用に当たり、IT部門が考慮すべきことは少なくない。
IoTの普及に当たっては全てのデバイスをネットワークで接続することが重要になる。これが意外と難しい。その活路として期待したいのが無線LAN……、ではなく照明器具を使う可視光通信だ。
Facebookは“自分のため”に用意したサーバ関連規格を2011年に公開しているが、その策定作業はそれ以前から行っていた。そのため、多くのベンダーとユーザーが支持するとともに多くの不満も判明することになる。
医療分野では人工知能(AI)技術による診断支援や新薬開発といった用途に期待が寄せられている。しかし医療AIの普及には、医療保険制度を筆頭にクリアすべき課題がまだある。日本の医療AI開発の現状とは。
「AtomBombing」という新たな攻撃手法が登場した。Windowsの根幹を担う仕組みを悪用したこの攻撃は、パッチの提供すら困難だという。その脅威とは。
3Dプリンティングの始まりについて解説し、現在のイノベーションにスポットを当て、同技術が次にどこへ向かうかを予測する。
可視光通信(VLC)技術は、「IoT」(モノのインターネット)を製造現場、オフィスビル、学校の教室で利用できるように後押しする。古くからある手法が最新のIoTに貢献できる仕組みを解説する。
IBMはクラウドコンピューティング計画を順調に進めているようだが、個別業務部門への訴求という点では前途多難なようだ。
第5世代移動通信システム(5G)は、転送速度、堅牢なセキュリティ、幅広い帯域幅といった面で、IoT(モノのインターネット)の普及に大きく貢献する……と、彼らが力説する“業界的”な理由があった。
各種開発ツールに接続してデータを収集し、コードにコンテキストデータを付加する「Stepsize Layer」。このツールで何が実現するのか。CEOのオマイヤー氏にインタビューした。
3Dプリンタが本格的なビジネスに進化している。「あらゆる物事に革命を起こそうとしている」といっても大げさに聞こえるかもしれない。だがそれは「積層造形」という分野で起きている最新の進歩を把握していないからだ。
Microsoftは、「Office 365」の普及拡大するために開発者向けにさまざまな取り組みをしている。本稿では、取り組みの詳細を紹介する。
IBMはメインフレームプロセッサの処理能力を高める手法として、キャッシュメモリと物理コアコントロール技術に着目した。この技術が利用する「HiperDispatch」という機能とともに、その概要を説明しよう。
Webスケールのデータセットを整理するデータベースの台頭に関わるサプライヤー、そして「NewSQL」と呼ばれる新興勢力の動向について紹介する。
薬事法改正により、単体プログラムだけで「医療機器」と認められるようになった。2016年4月1日に「医療機器プログラム」として保険適用を開始した第1号のアプリが「Join」だ。誕生の道のりを開発者に聞いた。
クラウドアプリケーションとビッグデータサービスは、NoSQLデータストアの新たな波をもたらした。MicrosoftとOracleはどんなサービスを提供しているのか。
オープンソースのクラウドプラットフォーム「OpenStack」が徐々に支持を広げている。OpenStackの企業導入が拡大するためには、解決すべき多くの課題がある。その問題点を整理してみよう。
今、データセンターを構成するサーバ規格のデファクトスタンダードとなっているのは、Facebookが独自に策定した規格だ。ハードウェアベンダーでないFacebookの独自規格がなぜ標準となり得たのだろうか。
ハイプ・サイクルとはGartnerが提唱する「技術のライフサイクル」だ。新技術は周囲の期待を集めて進化して絶頂期を迎え、幻滅とともに姿を消すか、普及によって安定期を迎える。最新のストレージ技術の将来は?
10年後、自動車産業の業界勢力図はがらっと変わり、Google、Apple、Uber、Teslaの4社いずれかの自動車を運転するようになっているかもしれない。業界を破壊する“四騎士”それぞれの戦略の違いを探る。
IT部門は、無線LAN分析ソフトウェアから、ネットワークパフォーマンスの可視性が得られる。競技場、学校、病院などの組織では、無線LAN分析ソフトウェアを活用している。
ユナイテッド航空は、「iOS」のカスタムアプリケーションとエンタープライズモバイル管理(EMM)ソフトウェア「VMware AirWatch」を使って、搭乗者の安全を確保しているという。どのような取り組みだろうか。
ヤマハ発動機は販売店や卸売業者からの注文や問い合わせを受けるためのコールセンターをクラウド化した。同社はクラウドサービスの導入に積極的なだけでなく、コミュニティー活動にも力を入れている。その訳とは。
IBM技術を使う開発者は、Appleのオープンソースプログラミング言語「Swift」を使ってネイティブなiOSアプリケーションを作成できるようになった。
Microsoftが毎年開催する世界最大の学生向けITコンテスト「Imagine Cup」。日本からは筑波大学の学生が参加した、2016年の世界大会の様子をレポートする。
あらゆる作用には同等かつ逆方向の反作用が働く。この法則は「Infrastructure as Code」(IaC)にも適用される。メリットを享受するために、対処すべき課題とは何か。
Oracleは、JavaのWebブラウザ用プラグインをまず非推奨とし、将来的に廃止する計画だ。その背景には、Webブラウザの進化やWebを取り巻く脅威の拡大がある。
IBM、Microsoft、Oracle、SAPの4大ベンダーが、モバイルアプリケーション開発市場でしのぎを削り始めた。各社の戦略を見ていこう。
IaaSプロバイダーがポートフォリオを拡大してより高いレベルのサービスを提供するようになるにつれ、インフラだけでなく、アプリのニーズもベンダーを選ぶ基準になりつつある。
日医標準レセプトソフト(ORCA)と電子カルテの連係を筆頭に、医療IT業界にもAPIのサービス連係が普及しつつある。この仕組みは医療ITの普及と地域包括ケアシステムの実現を後押しするかもしれない。その理由は。
新しいDBMS製品の多くはダウンタイムに対処するために登場している。つまり稼働率100%の実現だ。大量トランザクション処理を目的に作られた新種のDBMS製品「NuoDB」とは。
家庭用燃料電池「エネファーム」を使ったIoTビジネスを、企画開始から5カ月で達成した大阪ガスの事例を紹介する。IoTビジネスのアイデアをどう具現化し、どんなビジネスメリットを生み出したのか。
あらゆるものをネットワークに接続してそこから得たデータを活用しようというIoT。今や「そんなこといっても段ボール箱は使えないでしょう、はっはっは」と笑っている場合ではない。
企業がソーシャルメディアやビッグデータ、IoTから得られる非構造化データの管理に注目する中、データベース管理システム(DBMS)市場に新しい風が吹いている。
Appleの「Siri」やMicrosoftの「Cortana」は、複雑な文脈を理解するまでには至ってない。一方でGoogleやIBMの会話プラットフォームは、単なる音声応答システム以上の水準まできている。
「Amazon Web Services」(AWS)のHadoopサービスとして特に魅力的なのが「Apache Spark」である。「Amazon Elastic MapReduce」と連係して高速処理や多用途性を実現する。
今後5年以内には、自然言語処理や深層ニューラルネットワーク、会話機能を備えた「人工知能」(AI)が、あらゆる業務アプリケーションに普及するだろう。
構成管理ツールを用いることのメリットは「手順書のコード化」である。特にメジャーなツール「Chef」と「Ansible」の特徴を比較する。
キヤノンの開発チームは、顧客向けサービスのシステム基盤を自社運用からAWSへ切り替えた。運用の自動化、開発体制の刷新を図り、機能実装のスピードを大幅に向上することに成功した。
グラフ型データベースとは何か。何ができて、どのようなメリットがあるのか。グラフ型データベースについて、一から分かりやすく解説する。
4600件以上の回答を集めた2016年版のDevOps実態調査によって、DevOpsの新たな傾向が見えてきた。優秀なDevOpsチームの生産性も定量化された。一方で、DevOpsチームが陥りやすい問題も明らかとなった。
IBMとGoogleが提供する新しい機械学習ツールにより、テキストや音声ベースのアプリケーションを素早く開発できるようになる。市場における競争はさらに活発になるだろう。
iOSアプリからWebアプリ、従来型Windowsアプリまで、多様なアプリをWindows 10アプリに変えてしまう「Windows Bridge」。その存在は、企業のアプリ管理の在り方を変える可能性がある。
医療現場のスタッフ指導の場面では、多忙のためにマニュアルを作れなかったり、そもそも使わなかったりするケースが多い。この医療現場ならではの課題の中に、システム開発のヒントが隠れているのではないだろうか。
オブジェクトストレージでは、場所を取って動作も遅いが安価なHDDを利用してきた。だが、価格低下が著しいSSDは、オブジェクトストレージでもHDDを駆逐しようとしている。
IT部門は古いアプリケーションが新しいWebブラウザでうまく動作しない問題にしばしば直面する。だがMicrosoftのIE 11は、Windows 10が抱えるWebブラウザの互換性問題に対処できる。
JavaScriptにはさまざまな欠点があり、その1つであるタイプセーフを実現するツールも複数存在する。今回は、JavaScriptでタイプセーフを実現する実装の1つ、「Onux JS++」について、Onuxの創設者に話を聞いた。
Apple「iOS」用のアプリの開発は、適切なデザインプラットフォームとプログラミング言語の選択から始まり、ユーザーフレンドリーなネイティブアプリの完成に至るまでの多層的なプロセスだ。
社内、社外問わずアプリケーションのユーザーエクスペリエンスが企業で重要になっている。それに伴い、新しいIT職種が求められるようになってきた。
アプリケーション開発への要件が厳しさを増している。モバイル対応は当たり前、SNS連係や基幹システムとのリアルタイム接続など要件は複雑だ。Salesforce.comのApp Cloudはこの課題にどう挑むのか。事例を交えて紹介する。
オープンソースコミュニティーとの協力関係を模索するAppleとMicrosoftの戦略は、好意的に受け止められている。企業利益のためであることを隠さない両社が受け入れられ、開発者が集まる理由とは?
オープンソースは必要に応じて積極的に活用する価値がある。だが、不用意な利用は法的なリスクを伴う。弁護士の立場から見た、オープンソースとのつきあい方を紹介する。
日本のおもてなし文化の1つであるおしぼりを中核事業に据える藤波タオルサービスは、ITを活用して社内に情報共有文化を根付かせた。適したツール選びやツールの活用を浸透させるまでにはさまざまな工夫があった。
3Dプリンティング用ソフトウェアの開発を手掛けるMaterialiseは、競合企業にも製品を販売して市場の拡大を目指している。同社CIOに、同社の戦略や3Dプリンティングの展望を聞いた。
ITベンダーが続々と発表しているボットフレームワークに焦点を当て、その活用方法を紹介する。また、チャットとChatOpsとの関係を簡単なサンプルコードを示しながら解説する。
SSDはその転送速度と同様に企業システムでも導入が急速に進んでいるが、3D XPointや相変化メモリといったさらに高速なストレージ技術もSSDを超える性能を実現すべく、現在開発が進んでいる。
ロボティックプロセスオートメーションを活用すれば、医療保険者と医療プロバイダーは人的要素を減らして請求処理をより効率的に行えるようになる。
Facebookは、オープンソース化することを前提にソフトウェアを開発している。同社が成果物をコミュニティーに公開するメリットとは?
プログラミング教育やSTEM教育を支援するIT製品/サービスには、どのようなものがあるのか。同分野の専門ブースを新設した2016年の教育ITソリューションEXPOの展示内容から、その最新動向を探る。
システムの高速化を目的としたフラッシュストレージ導入はもう古い。既に、フラッシュを使うことで初めて実現するアプリケーションを開発する時代に入っている。それを“第4世代フラッシュストレージ”という。
Oracleはセキュリティリスクを理由に、JavaのWebブラウザ用プラグインを廃止する。Javaベースのアプリケーションを開発してきた企業は、どう対処すべきなのか。
小学校での必修化の検討が進む「プログラミング教育」。なぜ必修化が必要なのか。世界の動向も含めてプログラミング教育を取り巻く状況を整理し、その理由を探る。
マイクロサービスがITカンファレンスで注目されている。これはコンテナやソフトウェアの移植性というアイデアとも関係が深い。その仕組みと、注目すべき理由について解説する。
「Oracle Database」や「Oracle Exadata」をはじめとする“製品”の印象が強いOracle。実は約600ものクラウドアプリケーションを擁する屈指のSaaSベンダーだ。同社がクラウドビジネスへの取り組みを強化する狙いとは。
チャットをコミュニケーション手段や日常業務の管理に使う企業が増えている。実際、どのように活用しているのか紹介する。
ビジネスでチャットを利用するメリットを具体的なシーンで解説。また代表的なチャットサービスである「Slack」「ChatWork」「HipChat」の特徴や価格を紹介する。
データベースのパフォーマンス管理ツールを使用すると、ボトルネックと競合ポイントを特定し、ワークロードとスループットを監視できる。また、システムとデータベース管理システムのリソース使用状況も管理できる。
開発/テスト環境をパブリッククラウドで構築し、本番アプリケーションをオンプレミスで運用する――こうしたクラウドネイティブな開発を可能にする、ツールやサービスを紹介する。
従来のストレージでは解決できなかったサーバサイドストレージの諸問題が最新のフラッシュストレージで解決できる。しかし、そのためにはフラッシュメモリに関する最新知識の習得が必須だ。
「AWS Summit Tokyo 2016」で開かれた招待制講演「エグゼクティブトラック」より、KDDI、キヤノン、ジャパンネット銀行の事例を紹介する。3社がAWSによって新規事業にどう挑んだかに注目だ。
業務アプリケーション開発用PaaS「kintone」によって、年間5000件に及ぶアカウント管理業務を自動化したDeNA、業務効率化の文化を根付かせた京王電鉄バスの事例をお伝えする。
開発中心に語られがちな「DevOps」だが、サイクルを回し続ける上で運用の役割は非常に重要だ。運用はアプリケーションの利用状況を集約し、改善のためのフィードバックを提供するDevOpsの“頭脳”のような存在なのだ。
Hadoopの主要ディストリビューションを「デプロイモデル」「エンタープライズクラスの機能」「セキュリティとデータ保護機能」「サポートサービス」という4つの角度から比較する。
オープンソースだから安全だと容易に判断してはならない。脅威が数多く見つかっている、オープンソースWebアプリケーションの注意点を説明しよう。
OpenStackが多くの大企業から支持されている。レゴを組み立てるように、さまざまな技術を組み合わせてクラウドを構築するアプローチが評価されてのことだ。しかし、導入・運用、セキュリティには課題もある。
業務アプリケーション開発用PaaS「kintone」。東急電鉄がシェアオフィス事業で、ANA成田エアポートサービスが塩漬けのまま更新し続けてきた業務システムの刷新でkintoneを導入した事例をお届けする。
機械学習モデルを構築するのは複雑で、数学者に委ねるのがベストだった時代もある。だが、Amazon Web Serviceなどの数社が、企業が機械学習を利用しやすくなるよう取り組んでいる。
最新アプリでは利便性向上のために機械学習機能を導入する要望が高まっている。その開発環境においてコスト軽減のためにクラウドプラットフォームが登場しているが、その利用については慎重な企業も多いという。
セルフサービス型顧客サポート機能は、モバイルを利用する従業員の仕事の質や効率を高める効果もある。そのためには「従業員も顧客と同じ」という視点が重要になる。
業務における情報伝達手段がメールからチャットに変化している。同じく開発・運用の現場でも、チャットをハブとして利用し、情報共有の効率化やITの自動化を進める「ChatOps」という考え方が浮上している。
ストレージや仮想化製品など、幅広いIT商材を取りそろえるディストリビューターのネットワールドは、クラウドビジネスのどこに軸足を置き、どのようなビジネス戦略を打ち出そうとしているのだろうか。
遠隔地に医療サービスを提供するテレヘルスの課題はコストだ。HSCICが開発した「MediPi」は、Raspberry Piをベースとすることで大幅なコストダウンを実現。テレヘルス普及の原動力となるか?
「クラウドとは何か」が語られ続けて10年がたとうとしている。現在、国内企業のクラウド導入の実態はどうなっているのか。ガートナーの情報を基に、クラウド導入の現状、今後の議題をレポートする。
AppleはSafariで、Webブラウザで音声やビデオ通話が可能になる「WebRTC」対応することを発表した。これにより一部で祝杯ムードになっているが、専門家はそれは次期早々と話す。その理由とは。
並行処理、分散処理に優れたプログラミング言語であるErlangだが、企業利用例は多くない。Erlangを活用しているbet365は、Erlang普及のための活動を始めた。
Amazon Web Servicesが、モバイルアプリ開発と管理ツールの魅力的なサービスラインアップを徐々に増築している。市場につむじ風を巻き起こす構えだ。
IT関係者の多くが、Dockerの“度を越した”躍進が、やがて同社の信用損失につながるのではないかと危惧している。その理由は、彼らが中核事業を超えたエンタープライズ市場への進出しようとしているからだ。
47歳のメインフレームプログラマーが部署の中で最年少だとしたら、もっと努力をして若いIT担当者をメインフレーム関連の仕事に引き込む必要があるのではないだろうか?
企業のIT部門がどのタイプのアプリケーションを開発するか選ぶ際は、デバイスへの対応性やアクセス方法が焦点になる。
ツールによってプログラムの生成やテストを自動化する「超高速開発」が、ユーザー企業のアプリケーション開発現場でも存在感を強めている。ガートナーが示す6つの先進事例と製品選定ポイントをレポートする。
IBMは「SoftLayer」「Bluemix」「Bluemix API」の提供でクラウド市場での存在感を強く打ち出している。これらのサービスは、パートナー企業の提案力の強化にどのように貢献するのか?
IBMとAppleの提携により、クラウド開発プラットフォーム「Bluemix」でAppleのプログラミング言語「Swift」を利用できるようになった。提携の経緯や「Watson」との連係などを紹介する。
モバイルアプリ開発に関しては、主にネイティブアプリ、HTML5アプリ、ハイブリッドアプリという3つの選択肢がある。どのアプリケーション形式がビジネスに適しているのだろうか。
セキュリティの研究者がモバイルアプリを分析した結果、セキュリティを考慮していないコードが多すぎることが明らかになった。こうしたアプリが大規模な情報漏えいを引き起こすと警鐘を鳴らす。
「SQL Server」のLinux版を発表し、「Oracle Database」からの乗り換え客にライセンスを無償提供する。“奇策”にも見えるMicrosoftのこうした取り組みは、同社が起こそうとしている変化の序章にすぎない。
クラウド大手各社はコンテナを管理するための独自のサービスを開発している。AWSとAzureとGoogleはいずれもコンテナサービスを提供しているが、各社のコンテナ管理サービスにはどのような違いがあるか。
AWSのユーザーカンファレンス「JAWS DAYS 2016」で、パルコ、コーセー、クックパッド、medibaの4社がパネルディスカッションを開催。先駆者の生の言葉から多くを学べる、またとない機会となった。
モバイルアプリ導入において、セキュリティに劣らず重要なのがユーザーエクスペリエンスだ。モバイルデバイス管理(MDM)はまだ消滅しない。ApperianのCEO、ブライアン・デイ氏に話を聞いた。
クロスプラットフォーム対応のモバイル開発ツールを利用すれば、開発者はアプリを1本作成するだけで各種のプラットフォームに対応させることができる。モバイルアプリの開発プロセス簡素化が可能だ。
モバイルワーカーは会社のデータにアクセスする必要があるが、オープンアクセスの実現は簡単ではない。企業はユーザーからの要望とモバイルセキュリティへの不安とのバランスを取らなければならない。
多くのベンダーがPaaSを提供している中で、自社が選択すべきPaaSはどれなのか。PaaSの種類やアーキテクチャの違い、サービス選択のポイントを紹介する。
Oracle DatabaseをAWSで実行する際に、「Amazon EC2」と「Amazon RDS」のどちらを選択して移行すべきなのか。気になるライセンス、それぞれのメリット/デメリットをまとめた。
本当にモバイルユーザーを満足させるには、コンテキストデータを活用し、クラウドでコンテキストデータを解析するアプリをIT部門が提供することが不可欠だ。
DevOps業務にMicrosoft製品をどのように採用しているのか。米国の自閉症・関連障害センターで最高技術責任者(CTO)を務めるアルバ・パウエル氏に話を聞いた。
DockerとPaaSは、DevOpsを支援する技術として相反するもののように見えるが、実際は対立関係ではなく協力関係にある。具体的にどういうことか。両者の仕組みを図で解説する。
仮想GPU(vGPU)の有用性をめぐる議論は終わった。今問題となっているのは、GPUの仮想化がそのコストに見合うのか、そしてこうした手法を必要とするのはどんなユーザーなのかということだ。
コストが高く魅力のないプロプライエタリデータベースの代替として、多くの企業がよりアジャイルなオープンソース製品に目を向けている。自社のニーズに最も合ったものを選ぶためには試行錯誤が必要だ。
需要が拡大するモバイルアプリ開発。それに伴い、最高情報責任者(CIO)がモバイルアプリ開発を先導する必要性も高まっている。
IoT(モノのインターネット)に接続する機器を視聴に投入したい企業は目先のビジネスチャンスに目がくらんで、簡単なトラップにあっさりとかかったりする。そんなみじめなことにならない3つのポイントを確認する。
オンプレミスのデータベースをクラウドへ移行する企業が出てきている。「Oracle Database」から「Amazon EC2」インスタンスにデータを移行する最適な方法は。
2015年12月にオープンソース化し、人気も上昇中のAppleの開発言語「Swift」。Objective-Cと比較しながら、その理由について探る。
専門家は2016年もソリッドステートテクノロジーの需要が続くと見ている。ディスクのみを搭載したシステムの販売数がオールフラッシュアレイを下回るため、高速HDDは消滅の道をたどるだろう。
オープンソースと商用ソフトウェアとの戦いは第2ラウンドに入った。オープンソースソフトウェアは体重以上に良いパンチを繰り出している。
Windowsはアプリケーション開発のエコシステムで他のOSに大きく後れを取っている。だが、アプリケーション開発ツール「Xamarin」が活性化の起爆剤となるかもしれない。
モバイルアプリの設計は、いつも簡単であるとは限らない。実用的なアプリの設計プロセスは、ユーザーの操作性が最優先だ。操作性を無視すれば、エンタープライズモバイルアプリは失敗する。
「医療に革命を起こそう」をテーマにした医療ハッカソン。医療現場が抱える課題解決に取り組んだ参加者たち。4回目となる今回は、話題のウェアラブル端末を活用するユニークなプロダクトが生まれた。
ウェアラブルと聞いてまず思い浮かぶのはスマートウォッチかもしれないが、これからは頭からつま先まで全身にテクノロジーをまとうことになる。
タブレットの導入当初は思うように活用が進まなかったという桜丘中学・高等学校。その理由と、解決のための工夫とは? 同校職員の西岡朱里氏が明かします。
Appleの開発言語「Swift」の人気が上昇している。IBMのクラウドプラットフォーム上でもSwiftを使ったiOSアプリの開発と導入が可能になった。
従業員、顧客向けのモバイルアプリが企業の生産性向上にとどまらず、業績目標の達成にまで影響しようとしている。その開発と導入の成功に必要なのが「有能優秀なCIO」の存在という。
教育機関の教職員自ら校務支援アプリケーションを開発する桜丘中学・高等学校。利用者が開発者を兼ねることのメリットとは何か? 同校職員の西岡朱里氏が説明します。
コンテナ技術の活用で注目を集めるDockerと、運用に必要な環境をサービスとして提供するPaaS。どちらもDevOpsの推進に適した仕組みだ。この2つはどう違い、どのように使い分けるべきなのだろうか。
iOSデバイス向けにアプリケーションを開発するのは簡単ではない。各種の手順を踏まなければならず、アプリケーションを配布する方法もさまざまだ。
モバイル戦略を成功させるにはビジネスの中核プロセスを変えなければならない。この障害を乗り越えることは困難だが、不可能ではない。
プライベートクラウドの構築には多大な労力が伴う。企業は、プライベートクラウドの構築に必要なリソースを確保できているかを確認しなければならない。確保できていないなら、他の手段を検討するのが賢明だ。
ブックメーカーWilliam HillのCTO、ジョイ氏は最近はやりのバイモーダルITに賛成できないという。IT部門を2つに分けるとどのようなデメリットがあるのか。ジョイ氏が考えるIT部門とはどういうものか。
アプリケーション開発の内製化を図る企業が国内でも増え始めている。その背景には何があったのか。内製化トレンドで再び脚光を浴びる「超高速開発ツール」とは?
Googleの取り組みをはじめとする自動運転技術に対する注目と期待が膨らみ続けている。先進的開発関係者は、技術的課題は全て解決のめどがついたと主張するが、一方で、慎重な指摘をする関係者も少なくない。
Webアプリは大量のユーザーを相手にする場合や、私物端末のストレージ容量が少ない従業員には最適だ。だがWebアプリでは、デバイスに備わっている機能をほとんど利用できない。
ウェアラブルデバイスのビジネス利用について多くのユーザーが将来性のあるアイデアを数多く提案しているのに、ユーザーが使いたいと思えるビジネスアプリが一向に登場しない。その理由と解決策を考える。
「Docker」などのコンテナを使用する上で管理ツールは欠かせない。コンテナ対応アプリケーションを管理するツールには、「コンテナクラスタマネジャー」と「コンテナ運用マネジャー」の2種類がある。
モバイル広告ネットワーク企業Billy Mobileは、Hadoopを中核とするビッグデータ分析環境に社運を賭ける。Kafka、Spark、Storm、Hive、HBaseで構築した意思決定アルゴリズムとは?
位置情報を活用するデジタルサービスは、道案内といった実用的な目的から広告を目的したサービスまで幅広い。多くのユーザーが利用するこのジャンルだが、ユーザーはまだ満足していない。
HTML5を使用すると、モバイルアプリの開発プロセスをシンプルにできる。ただし、パフォーマンスがネイティブアプリに及ばないなどの弱点も、使いやすいアプリ開発のためには知っておきたい。
現代IT技術で注目のビッグデータで要となるデータサイエンスチームは最も花形のセクションだ。優柔な人材が集まってくるが、それだけに、自らの誤りに気付かないままビジネスを窮地に追い込むこともある。
医療情報システムの効率のよい構築・運用のために必要な規格として標準化が進められている「Integrating the Healthcare Enterprise(IHE)」。今回は「眼科ドメイン」における日本IHE協会の取り組みを紹介する。
Microsoftの「ユニバーサルWindowsプラットフォーム」(UWP)は、あらゆる種類の「Windows 10」デバイスでアプリケーションを動作させることができる。Windows 10デバイスが増えるほど可能性が広がる機能だ。
ビジネスを取り巻く環境は絶えず変化しており、ソフトウェア開発にはますますスピードが求められている。さまざまな開発手法やテクノロジーが登場する中で、何をどう採用していけばいいのだろうか。
モバイルバックエンドサービス(MBaaS)を使えば企業向けモバイルアプリ開発を簡略化できる。これからのモバイル開発で重要になるレガシーシステムとの接続も容易だ。
「GitHub」はソフトウェア開発者に向けた共同作業のための総合ユーティリティだが、データセンター管理者にとっても、自動化スクリプトの作成やオープンソースコラボレーションに役立つ。
『Star Wars』のキャラクターを使ったゲーム作りを通してコーディングを学ぶことができるチュートリアルが公開されている。子どもたちはこのチュートリアルから多くのことを学んでいるという。
米Microsoftの「Continuum」は「Windows 10」デバイスにとって大きな弾みになるかもしれない。ユーザーの使い勝手が向上し、IT部門はヘルプデスクへの問い合わせの減少が期待できる。
CitrixとVMwareのユーザープロファイル管理はいずれも、Windowsの基本的な移動プロファイルよりも仮想デスクトップのデータ保護やログイン/ログオフ時のレイテンシ削減に役立つ。両者の違いは?
オープンソースへの対応をはじめ、「Microsoft Azure」への大胆な改革を推し進めるMicrosoft。だが、同社はかつて、オープンソース文化をひどく批判していた。彼らのオープンソースへの動きは本物なのか。
米IBMは米Appleとの提携の1つの成果として、iPhoneとiPad向けのビジネスアプリが100本に到達したと発表した。Appleはますます法人分野への注力を示し、IBMは次の展開にiPad Pro専用のアプリ開発を進めている。
スピード経営や社会の変化に対応し、業務部門自らがIT導入を行うケースが増えている。業務の現場が主導してIT導入を行った2社(三菱東京UFJ銀行、UCS)の事例を紹介する。
IT部門の上級職は、デジタル化して急速に変化している市場に対応するため、IT戦略の軌道修正に努めている。2015年に変化がなかったのは、管理職の報酬くらいだろう。