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サーバ&ストレージ 過去記事一覧(2017年)

12 月

ハイパーコンバージドインフラ(HCI)ベンダーはHCI構築ソフトウェアだけを提供するオプションも用意している。これを利用すれば、IT部門はベンダーロックインとスケーラビリティの問題を回避できるが、別の問題もある。

Gartnerがエッジコンピューティングやマイクロデータセンターの重要性を強調する中、専門家はその潜在的な利用場面の検討を進めている。ただし対処すべき課題もあることから、導入は難しい決断となる可能性がある。

ハイパーコンバージドインフラ(HCI)は、もともと仮想デスクトップインフラ(VDI)などニッチな市場から成長、普及した。現在は企業のデータセンターに導入され、クラウドと密な関係を構築している。

保険会社IAGが保有するデータは、1年間で80TBから2PBに増加した。この間に、データの量だけでなくストレージシステム、管理方法、クラウドなども大きく変化した。ストレージ戦略を見直すべき時がきたのだ。

クラウドベンダー候補を評価する場合、各ベンダーがインスタンスの種類をどの程度の範囲で提供するかだけでなく、新しい技術やデータベース機能などのサポートも調査する必要がある。

「3D XPoint」アーキテクチャを採用した「Intel Optaneメモリ」が市場に投入された今、高速メモリの未来は明るいように見える。だがOptaneメモリは、これまでにIntelが主張してきた通りの製品に仕上がっているのだろうか。

IoT(モノのインターネット)アプリケーションをJavaで開発する体制は、今後も長期的に存続するだろう。IoTのアプリケーション開発でJavaが選ばれる4つの理由を挙げる。

11 月

テープバックアップ不要論はいまだに根強いが、一方でテープの進化も着実に続いている。テープをNAS感覚で使えるようにするLTFSによって、“テープNAS”というバックアップ手段も選択肢に入ってきた。

SSDのパフォーマンスと寿命の判断基準はIOPSとレイテンシだけではない。ドライブのアーキテクチャやストレージコントローラー、書き込み増幅についても確認しておく必要がある。

VMwareのハイブリッドクラウド戦略が進化している。一方OpenStackは充実したサービスラインアップを生み出し続けている。そのため、この2つのプラットフォームの比較論争が再び白熱する。

10 月

オブジェクトストレージシステムは複数のベンダーが発売しているが、その特徴を把握することは難しい。本稿はその助けとなるべくアクセス方法やデータセキュリティ、導入オプションなどについて解説する。

全てのHDDをSSDに置き換えても、インメモリデータベースにまつわるストレージの問題を解決することにはならない。それよりもハイパーコンバージドとNVDIMMを検討すべきだ。

NVMeによってスループットは大幅に向上したが、全てのトラフィックが集中するストレージコントローラーがボトルネックになる。しかし、ストレージコントローラーを廃止すればいいというわけにはいかない。

9 月

Gartner 2017年ランキングでは、大手2社のクラウドプロバイダーが同率首位となった。この2社が素晴らしいクラウドを提供するのは間違いないが、今後は複数ベンダーのマルチクラウド化が重要だという。

機能性や拡張性、使いやすさに後押しされ、企業はハイパーコンバージドインフラ(HCI)を採用する方針を取りつつある。実際に導入してみてわかったHCIの魅力的な機能について市場調査結果と併せて説明する。

どうしても価格が目についてしまうハイパーコンバージドインフラ(HCI)だが、特にVDIを検討している企業はTCO(総所有コスト)に注意が必要だ。仮想化製品の特長を比較しながらコスト管理のポイントを解説する。

2017年9月からノートPCに組み込まれる予定のIntel第8世代Coreプロセッサ。ノートPC向けのUシリーズでも4コア/8スレッドを搭載するなど処理速度を高速化し、4K動画再生性能やバッテリー接続時間も向上している。

8 月

IntelとMicron Technologyが共同開発した次世代メモリ/ストレージ技術「3D XPoint」。両社によれば、DRAMとNANDフラッシュメモリの間を埋める新しい技術になるという。

期待は大きいのに普及が遅れている“10Gbps級”ネットワークの問題克服への挑戦を記したこの物語。ようやく問題解決の道筋が見えてくる……はずだったが。

「Windows Server 2016」の新機能で多くの関係者が関心を寄せているのがコンテナ機能の導入だ。ほぼLinux環境限定だったコンテナ機能をWindows Server 2016で使うために確認しておきたいポイントを紹介する。

ストレージプロトコルのパフォーマンスの問題を解決するために生み出された新しいプロトコルがNVMeだ。これを利用するための具体的な実装方法は3つある。どれを選ぶべきなのか。

7 月

数PBの容量を持ち、シリコンメモリの100万分の1以下のエネルギーで動作する人間の脳。人間の脳を模倣できれば、効率的なストレージが実現するだろう。だが、そこに至る道のりは平たんとはいえないようだ。

「NVMe」はPCIeを利用した新しい通信規格だ。NANDフラッシュメモリなど並列処理が得意なデバイスを利用する場合は、サーバ/NANDフラッシュメモリ間をNVMeで通信することで、フラッシュデバイスの応答速度を最大限に引き出す。

ITシステムが扱うデータが爆発的に増大している今、超高速ネットワークへの期待は大きい。しかし“10Gbps級”ネットワークの普及は遅れている。これは、その原因と克服への挑戦を記した物語だ。

6 月

現在使われているストレージメディアの主な特徴と、ITリーダーがそれを最大限に活用するための選択肢および基本的な調整手順を紹介する。

バックアップ容量が増え続ける中、手動運用でカバーするには無理がある。そこで検討したいのがフルバックアップを不要にする2つのバックアップ方法だ。データ種類別のバックアップ方法のベストプラクティスも紹介。

ホテル予約サイト「Trivago」は、Dropbox Businessを全社導入した。数あるコラボレーションツールの中からDropboxを選んだ理由は何か。全社展開をスムーズに完了した方法とは何か。

増え続ける需要がオールフラッシュアレイにのしかかる中で、ストレージに対する新たなアプローチの必要性を検討する。

急上昇するデータ処理需要に対応するため、革新的なストレージクラスメモリ製品の開発競争が展開している。

体験版=評価版を使ってWindows Server 2016の新機能を試すためには必ずやらなければならないインストール。前回作成したインストールメディアを使って導入作業を進めてみる。

5 月

オブジェクトストレージとは何か。オブジェクトストレージの特徴とメリット/デメリットをSANやNASと比較しながら解説する。

欧州連合(EU)における個人情報保護の新しい枠組み「一般データ保護規則」(GDPR)について、AWSは2018年5月の施行日までに全サービスを準拠させると発表した。顧客のGDPR対応を支援するためのサービスも提供する。

無料のFTPツールは、企業のファイルをマネージドファイル転送サービスに送るのに役立つだろう。ただしセキュリティ要素については考慮が必要だ。セキュリティの専門家がそうした考慮すべき要素について解説する。

Tier 0は「高速」で「プロプライエタリ」だったが、「NVMe」(Nonvolatile Memory Express)が今後の主流となり、この2つ目の形容詞を変えようとしている。NVMeはPCIe SSDの標準プログラミングインタフェースだ。

この連載は、体験版=評価版を使ってWindows Server 2016の新機能を実際に試しながら覚えてもらうのが、そもそもの目的だ。しかし、その導入にはちょっとしたコツが要る。

SSDはプライマリーストレージとして最も人気のある技術だ。一方で、容量を増強する場合、ほとんどの企業は今でもSANを中心にストレージを検討しているのが実情だ。

4 月

コンバージドシステムやハイパーコンバージドシステムは、IT環境をシンプルにしてパフォーマンスを向上する。本稿では自社のデータセンターにハイパーコンバージドインフラが適切かどうか判断する方法を紹介する。

ハイブリッドクラウド環境において問題となるのが、アプリケーションが使用するデータの配置とアクセス方法だ。これを実現するハイブリッドクラウドストレージにはさまざまな実装方法がある。

コンテナは、クラウドとモバイルアプリの設計に革命をもたらす。Microsoftの「Hyper-Vコンテナ」と「Windows Server 2016コンテナ」の非常に重要な相違点を技術専門家が解説する。

SANアーキテクチャとNASアーキテクチャを使うならば、それぞれの違いを理解する必要がある。オブジェクトストレージとクラウドの台頭で違いへの理解が一層重要になってくる。

パブリッククラウドの主要プロバイダー各社が提供するストレージについて調べた。比較したのはバックアップ/リカバリ、アーカイブ、ハイブリッドクラウドストレージ、クラウド分析といった機能だ。

3 月

エンタープライズITの要素を組み合わせれば、運用上、コスト上のメリットを引き出せる。だが、リスクのバランス調整や導入には慎重さも必要だ。

CES 2017で、Intelはムーアの法則が今後も有効であるとあらためて主張した。しかし、ムーアの法則はやはり限界に近づいており、そもそもムーアの法則は性能を語る際の尺度としては意義を失いつつあるという。

デスクトップを仮想化する方法を選ぶのは難しい判断だ。最良の選択をするには、効率とユーザーの操作性を考慮することが重要になる。「アプリケーション仮想化」と「デスクトップ仮想化」の違いを比較する。

HPが2014年6月の発表から3年弱、同社が「メモリドリブンコンピューティング」と呼ぶ「The Machine」はどうなっているのか? HPE首席アーキテクトにノイマン型の限界とThe Machineが目指すものを聞いた。

企業は「OpenStack」に自由を感じているものの、管理の難しさに手を焼いている。しかし、ここで紹介するツールとヒントを使えばもっと楽に活用できるはずだ。

データセンターを運用する組織がコスト削減のためコンバージドインフラに目を向ける中で、ITプロフェッショナルは自分のスキルを常に職場に合わせる必要がある。そしてその範囲はIT分野にとどまらない。

コンバージドインフラを、ハイパーコンバージドインフラとクラウドコンピューティングが取って代ろうとしている。だが、コンバージドインフラは今でも堅牢で有益なプラットフォームだ。

2 月

ITの予算を適切に計画してコストを最適化すると、自社で運用するインフラの寿命を延ばせる。さらに、リプレースの判断を下す指針を得ればソフトウェア定義のアーキテクチャに備えることも可能だ。

フラッシュをもっと安く、大容量に。ユーザーの要求は限りないが、従来型のフラッシュでは限界が見えてきた。そこで注目されているのが「3D NAND」テクノロジーだ。

「Google Cloud Platform」には幅広いインスタンスタイプがある。Googleクラウドが用意するインスタンスタイプの中から自社のワークロードに最適なタイプを選ぶためのガイドラインを提示する。

一部のアプリケーションとシステムは社内で管理しながら、それ以外のデータ管理を外部のパブリッククラウドに任せるハイブリッドクラウドに注目が集まっている。だが最初のステップであるクラウド移行で問題が発生することが少なくない。

1 月

新サーバOS「Windows Server 2016」への移行を検討しているIT担当者にとって、新機能やその使い方以上に重要かつ苦労するのが「ライセンス」の扱いだ。微妙に変わってかえって間違いやすいこの問題をチェックする。

NetApp MetroClusterに起因するボトルネックに悩んでいた小売業者が、Virtual SANとフラッシュストレージに移行。導入効果に満足している同社だが、VSANにはまだ改善すべき点があるという。

本稿では、データストレージテクノロジーのトレンドの中から、2017年に盛り上がりそうなものを取り上げる。前編ではクラウド間バックアップ、コンテナ、大容量SSDがテーマだ。

クラウドコンピューティングのコストは、リソースが無秩序に増加したり調整が不十分だったりすると、必要以上に高額になりやすい。そのようなコスト増を防ぐためのヒントを紹介する。

新しいアプリケーションアーキテクチャ、スナップショット、コンテナ化といったテクノロジーによって、サーバの台数を変えずに復旧しやすいITシステムを実現できる。

OSやアプリケーションに続き、オープンソースストレージが企業に進出しつつある。多くのソフトウェアが既に利用されており、オープンソースストレージ利用は主流といえる状況だ。

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