TechTargetジャパン会員は2016年、どのようなクラウドの話題に関心を寄せたのか。2017年の注目分野は。検索エンジン経由のアクセスランキングから探ります。
ソフトウェア定義のデータセンターは、IT部門が避けて通れない未来だ。ソフトウェア定義のストレージ(SDS)の革新はまだ初期段階にあるが、あらゆる企業にとってSDS製品が重要な戦略になる可能性は高い。
IT業界においても、高度成長期にある国々を日本がまねすることはできない。日本企業の成長には、クラウドをはじめとするITを駆使したオープンイノベーションが必要だ。
4つの主要なターゲット型バックアップアプライアンス製品を徹底比較。重複排除の範囲や接続プロトコル、価格などに着目した。連係するバックアップソフトとの相性など、製品選定時の注意点も解説。比較表は無料でダウンロードできる。
データセンターを停止させる場合に備えたチェックリストを作っておけば、電源を落として貴重な情報が失われる前に、ITチームがバックアップとテスト、システム確認を重点的に行う一助となる。
DaaSを利用すれば、企業はVDIの複雑さや高いコストを回避できる。だが一部のIT部門は、DaaSの利便性やクラウドのセキュリティに懸念を抱き、導入をためらっている。
デフォルトのDockerは永続ストレージをサポートしていなため、コンテナの削除によってデータも失われる。だが、ここで紹介する方法を使えば永続ストレージを利用できる。
企業のVDI管理者にとって、シャドーITの存在は悩みの種だ。無許可のアプリやクラウド型仮想デスクトップを勝手に使うユーザーを放っておくとどのようなリスクがあるのだろうか。
「Docker」にWindowsとの互換性が加わった。だが開発者にとって欠かせない要素が全て提供されているわけではない。現時点のDocker for Windowsのメリットと制限事項をまとめた。
仮想デスクトップサービス「Amazon WorkSpaces」の新機能「Web Access」を利用すれば、ユーザーは任意のPCからWebブラウザを通じてクラウド上のデスクトップとアプリケーションにアクセスできる。
ネットワーク分離を実現するためには、どのような製品/技術が必要になるのか。具体的な製品/技術を挙げながら解説する。
東レグループは、2017年度に向けた次世代基盤として、ハイパーコンバージドインフラを基盤に、VMwareの仮想化を用いたSDDC(Software-Defined Data Center)の導入を決定した。
仮想デスクトップインフラ(VDI)の主流は依然としてWindowsだが、オープンソースデスクトップを使いたければ、その選択肢も用意されている。
オープンソースのクラウドプラットフォームには多くの選択肢がある。その代表格が「OpenStack」と「CloudStack」だ。またVMwareは、ハイブリッドおよびプライベートクラウドの有力な選択肢だ。あなたの会社はどれを選ぶべきだろうか。
フラッシュデバイスの実装方式とそれぞれの特徴、選定ポイントについて解説する。IOPSに注目が集まる中、見落としがちなもう1つの重要な選定項目とは。
モバイルやWeb会議、仮想デスクトップを導入したものの、ワークスタイル“変革”ではなく“改善”で止まっていないだろうか。問題を根底から解決し、働き方を変革する方法を紹介する。
コロケーション市場は競争が激化し、プロバイダー各社は新機能追加でしのぎを削っている。IT担当者が特に注目すべき新サービスとして、クラウド接続関連サービス、自然エネルギー関連サービスなどを紹介する。
仮想化関連の技術開発においてストレージへの注目度が高まる中、ベンダー各社はどのような取り組みを進めているのか。後編では、外部ストレージやデータ管理、コンテナに関する技術動向を紹介する。
フラッシュデバイスの動作を理解する上で必須となる「ガベージコレクション」と「ウェアレベリング」について解説する。
仮想化ベンダーが技術開発の中核にストレージを据え始めている。前編では、特に動きが活発なサーバの内部ストレージを活用した仮想化技術の最新動向を追う。
お使いのVDIソフトウェアが最新のハードウェアをサポートしていないか、拡張できない場合は、アップグレードの時期が来ているかもしれない。アップグレードの決め手となる兆候を紹介する。
VerizonとYahoo!は2016年10月に開催されたカンファレンスで、企業はネットワーク担当者にSDNやDevOpsの実践に向けて準備させる必要があるとの見解を示した。
高性能が魅力のフラッシュデバイスは、今後ますます市場拡大が見込まれる技術分野だ。そもそもフラッシュデバイスはどのような仕組みで稼働し、HDDと比べて性能、コスト、信頼性でどう優位性があるのか。
Dockerはコンテナの世界をリードしてきた。だが、今では他にも多数の選択肢がある。Dockerに代わる5つの頼りになるツールを、専門家が実践的なアドバイスと併せて紹介する。
VMwareやCitrix Systemsなどによる「ユーザー環境管理」(UEM)ベンダーの買収は、デスクトップ仮想化の課題解消に向けた大きな一歩となる可能性がある。
北陸銀行や北海道銀行を傘下に持つほくほくフィナンシャルグループは、XenDesktopとXenAppでVDI構築を進めている。同グループがVDIに取り組むのは、銀行ならではの課題を1つ1つ明らかにしていった結果だった。
バックアップサーバとバックアップ保存先ストレージを併せ持ち、1つのバックアップ製品で環境全体をバックアップできる「統合型バックアップアプライアンス」の製品選定ポイントを解説する。
併用しても魅力が損なわれない2つの製品がある。これまでVMware製品を使っていた企業は、DevOpsを進めるにつれ、AWSと併用するケースが増えていくだろう。
重複排除機能、レプリケーション機能を持ったバックアップ保存先ストレージ「ターゲット型バックアップアプライアンス」の製品選定ポイントを解説する。
VMwareの役員会は、課題は何もないと考えているらしい。同社の顧客がクラウドへ移行する中、本当に問題はないのか。だとすると、同社の自信の根拠とは何か。
Oracleは、企業のスケールアウトに適したクラウドプラットフォームを構築しようとしている。このプラットフォームは、果たしてAWS、Azure、Googleと張り合えるくらいの魅力を備えているのだろうか。
Microsoftが提供する仮想デスクトップ「リモートデスクトップサービス」と「リモートデスクトップセッションホスト」の、どちらを選択すべきか。判断材料は「コスト」「機能」「互換性」の3つだ。
国内でOpenStack導入に本気で取り組むベンダーおよび組織から有識者が集結。ユーザー企業がOpenStack導入を成功させるためのヒントやコミュニティー活用の利点を語った。
国内大手企業で導入事例が聞こえ始めている「OpenStack」だが、企業利用にはまだ課題が残る。現状の成熟度はどのくらいなのか。OpenStack導入のプロ5人が語った。
マイクロサービスを利用している企業にとって、コンテナ技術の選択は厄介な問題だ。本記事ではWindows Server 2016で利用できる各種コンテナの特徴について説明する。
コンテナは優れた技術だが、万能ではない。Red Hatのジェネラルマネジャーが、特に多い6つの誤解について解説する。
Microsoftは、「Microsoft Edge」に新しいセキュリティ機能を追加すると発表した。どのような場面でどのように威力を発揮する機能なのか紹介する。
リモートでアプリケーションを配信するための製品には複数の選択肢がある。本稿ではCitrix、VMware、Microsoftの主要3社の他に、これから注目した2社の製品を紹介する。
昨今のソフトウェアのリリース頻度の高さは著しい。リリース効率を上げて企業の対応力を高める鍵が継続的デリバリーの手法だ。このパイプラインを構築するのに役立つノウハウを紹介する。
仮想環境構築ツール「Vagrant」で仮想サーバを構築し、構成管理ツールの「Ansible」で簡単なWebサーバを構築する方法をチュートリアル形式で説明する。
Dellが600億ドル以上を投じたEMC買収により、Dell EMCという巨大なストレージベンダーが誕生した。新会社に関してはユーザーから期待と懸念が寄せられている。
デスクトップ/アプリケーション仮想化を実現するソフトウェアの中から、主要3社(シトリックス、ヴイエムウェア、パラレルス)の製品をピックアップ。それぞれの特徴を紹介する。
「バックアップ専用アプライアンス」には、「ターゲット型」と「統合型」の2種類の選択肢がある。バックアップシステムを構成するコンポーネントを基に、両者の違いを解説する。
DaaSは、管理が簡易になるなどのメリットがあるが、どんな状況にも合うわけではない。例えば、DaaSプロジェクトとOSの移行を一挙に進めようとすると、間違いなく失敗する。
クラウドを利用するにも、プロビジョニングといった手間やコストが発生する。だが、システムが自動でそれを実行できるとしたら、手間が大幅に下がる。ではどのように自動化すればいいのだろう。
CitrixとMicrosoftのパートナーシップは、仮想化市場のみならず企業のモバイル管理市場においても顕在だ。Microsoftとの連携が、CitrixのAppConfig Communityへの参加をとどまらせている。
最近はやりの「Infrastructure as Code」とは何か。「Immutable Infrastructure」とどう違うのか。IT管理者の業務をどのように変えるのか。具体的なシーンとともに解説する。
クラウド間でのアプリケーションの移植をサポートする選択肢としてコンテナを選んだ場合、コンテナの特徴を保持する必要がある。その手段を紹介する。
IT部門は古いアプリケーションが新しいWebブラウザでうまく動作しない問題にしばしば直面する。だがMicrosoftのIE 11は、Windows 10が抱えるWebブラウザの互換性問題に対処できる。
クラウド間でのアプリケーションの移植をサポートする選択肢として仮想マシンとコンテナがある。どちらが最適なのだろうか。
仮想環境導入におけるコストを抑制するためにLinuxの仮想デスクトップを導入するケースが増えている。しかし、使い慣れているWindowsのデスクトップと使い勝手が全て同じとはいえないようだ。
Windowsコンテナは簡単に移植できることから、確実な災害復旧の機会を提供する。だが、まずはこれをいつ、どう利用すべきかの詳細について理解しておく必要がある。
ハイパーコンバージドインフラの選択は簡単ではない。本稿ではストレージの専門家が、自社の環境にとって最適な選択をするために検討すべき重要な質問を掘り下げる。
ネットワーク分離は有力なセキュリティ対策ではあるものの、導入や運用に掛かる負担をどう軽減するか、従業員の利便性をどう確保するかが悩みどころだ。その解決策を探る。
VDIの導入に際しては適切なクライアントデバイスを選ぶことが重要だ。Googleの「Chromebox」を利用すれば、コスト削減と管理の簡素化の双方を実現できる可能性がある。
コンバージドインフラとハイパーコンバージドインフラは、IT部門がVDI展開のパフォーマンスや管理を効率化するのに役立つ。名前は似ているが、アーキテクチャはそれぞれ全く異なる。
医療の現場でモバイルデバイスの採用が着実に進んでいる。電子カルテや検査データへの閲覧性を高める環境を実現することで、医療の質の向上につなげるために、仮想化技術やモバイル技術をどう活用すればよいだろう。
日本国内最大規模のオープンクラウドイベント「OpenStack Days Tokyo 2016」から、JFEスチール、NTTドコモ、富士通のOpenStack活用事例を紹介する。各社はOpenStackに何を期待しているのか。
全ての用途に最適だとは限らないものの、「Chromebook」をシンクライアントデバイスとして生かすメリットは少なくない。主要なメリットを深掘りする。
「Raspberry Pi」が非常に安価なため、シンクライアントとして活用を検討する企業は少なくない。しかし、進める上で注意するべきポイントがある。
Microsoftは企業によるWindows 10への移行を支援すべく、対応アプリの一覧を記したWebサイト「Ready for Windows」を開設した。非対応アプリはどうするべきなのだろうか。
「OpenStack」では最近、コンテナ技術を取り入れた運用が推進している。だが、OpenStackの企業導入が拡大するためには、解決すべき多くの課題がある。問題点を整理してみよう。
ソフトウェアのライセンス体系をコア単位に変更するベンダーが増えている。ユーザー企業が今後もコストを抑えたければ、IT管理者はハードウェアの導入計画においてCPUのスペックを見直す必要がある。
「Raspberry Pi」があなたのオフィスにやってくるかもしれない。これがどのようなデバイスであり、どう扱えばいいのかを急いで検討する必要がある。
複雑なグラフィック処理が必要な仮想デスクトップユーザーに役立つ「GPU仮想化」。ベンダー間の競争激化を背景に、その導入のハードルが急速に下がりつつある。
今、急速に関心が高まっているハイパーコンバージドインフラの基幹技術「SDS」(Software Defined Storage)は、実を言うとなかなか普及が進んでいなかった。なぜ今、急速に広がりつつあるのだろうか?
「クラウドといえばAWS」と言う人がいるほど、AWSは実績・知名度ともに現在トップのクラウドプレイヤーだ。しかし、AWSよりも高い成長速度を見せるクラウドがある。それは――。
音楽配信サービスのレコチョクが、2014年にAWS移行を開始してから2年弱。2017年3月のオンプレミス撤収を目標に、AWSへの全面移行を自前で実践している。想定外の課題への対処法にも注目だ。
CitrixはRaspberry Piと共同で超低価格のシンクライアントを開発する。リモート表示プロトコルのHDX用に最適化し、XenAppおよびXenDesktopの導入コストの削減を狙う。
マイクロサービスがITカンファレンスで注目されている。これはコンテナやソフトウェアの移植性というアイデアとも関係が深い。その仕組みと、注目すべき理由について解説する。
ビジネスでチャットを利用するメリットを具体的なシーンで解説。また代表的なチャットサービスである「Slack」「ChatWork」「HipChat」の特徴や価格を紹介する。
個別にデプロイできるモジュールは、アジャイルアプリケーション開発にどう活用できるのか。この業界の主なサプライヤーも紹介する。
フラッシュストレージは至るところに浸透している。それはハイパーコンバージド分野でも同様だ。しかし、フラッシュストレージが完全無欠でないことをその理由とともに知っておくことが必要だ。
自治体を中心に採用機運が高まる「ネットワーク分離」。技術進化や脅威の変化、国の後押しといったさまざまな要素が、ネットワーク分離を再び表舞台へと引き出した。再注目の背景を探る。
「AWS Summit Tokyo 2016」で開かれた招待制講演「エグゼクティブトラック」より、KDDI、キヤノン、ジャパンネット銀行の事例を紹介する。3社がAWSによって新規事業にどう挑んだかに注目だ。
「企業はメリットのないものを決して導入しない」「従来技術によるネットワークアーキテクチャは終わりを迎えようとしている」と語るネットワーク技術者が、SDNが普及するために必要な条件を示す。
命が関わる医療現場のIT活用においてシステムの処理速度は「命」にもかかわる問題だ。仮想環境の普及が進む医療システムにおいて、その生死を左右しかねないキーパーツがストレージだという。
開発中心に語られがちな「DevOps」だが、サイクルを回し続ける上で運用の役割は非常に重要だ。運用はアプリケーションの利用状況を集約し、改善のためのフィードバックを提供するDevOpsの“頭脳”のような存在なのだ。
GPU仮想化は、グラフィックス処理の負荷が高いアプリケーションでないと意味がないと考えてしまいがちだが、Microsoft OfficeやWebブラウザしか使わない部署のスタッフにもメリットがある。
自動化と抽象化、クラウドサービスへのアウトソースによって、IT運用の必要性がなくなる――。「NoOps」と呼ばれる、こうした概念は何年も前から存在しているが、技術進化によって現実味が増してきた。
AWSは今もなお順調な売り上げを公表しているが、その数値を詳しく調べてみると、その勢いに陰りが見えてくる。また、ライバルとの競争も激化している。
この連載は「いきなりIT部門に転属したら用語が全然分からん!」という担当者を救済するネットワーク入門企画だ。今回は「SDNとNFVの今後」を考えてみる。
デスクトップ仮想化製品の主要ベンダーであるCitrix、VMware、Microsoftは、それぞれ独自の画面転送プロトコルを展開する。各社のプロトコルを比較しながら紹介する。
クラウドサービスの“ビッグスリー”との競争に太刀打ちできず、サービス停止に追い込まれるクラウドサービスが出てきた。次はどこが振り落とされるのかと、多くの人が懸念している。
業務における情報伝達手段がメールからチャットに変化している。同じく開発・運用の現場でも、チャットをハブとして利用し、情報共有の効率化やITの自動化を進める「ChatOps」という考え方が浮上している。
2016年もパブリッククラウドには大きな変化が起こるだろう。特にAmazon、Microsoft、Googleのトップ3社は、自社のアイデンティティーを確立する年となるだろうと予測する専門家もいる。
「Android 7.0」(コードネーム:Android N)のリリースが近づいている。Android Nでは、「Android for Work」をはじめとする機能が向上している。Androidの専門家が新機能について解説する。
クラウドサービスの安全性評価で頼りになる標準規格を紹介する。また、昨今セキュリティ専門家の間でキーワードとなっている“クラウド環境の可視性”について現状を解説する。
「クラウドとは何か」が語られ続けて10年がたとうとしている。現在、国内企業のクラウド導入の実態はどうなっているのか。ガートナーの情報を基に、クラウド導入の現状、今後の議題をレポートする。
VDIで使用されることが多い安価なクライアント端末のメリットは、コスト削減にとどまらない。「Raspberry Pi」のような端末では、セキュリティも強化でき、エンドポイント管理が容易になる。
新たなデータ保護手法の1つに「リカバリーインプレース」(インスタントリカバリ)という高速リカバリ技術がある。この手法は有用だが、多少の事前計画が必要になる点に留意したい。
主要デスクトップ仮想化製品の「VMware Horizon 7」「Citrix XenDesktop 7.8」、そしてサーバOS「Windows Server 2016」のデスクトップ仮想化機能について最新情報をまとめた。
この連載は「いきなりIT部門に転属したら用語が全然分からん!」という担当者を救済するネットワーク入門企画だ。今回は、この一連の連載で主役となる「SDN」の登場経緯から派生技術までを解説する。
ハイパーコンバージドインフラによって、ユーザー企業はシステムの成長に合わせてリソースを追加購入できるようになった。従来のように、ハードウェアの更新によってコストがかさむこともない。
ハイパーコンバージドインフラ(HCI)とVDI(仮想デスクトップインフラ)は、切っても切れない関係だ。VDI利用企業はHCIの導入をどう判断すべきか? VMware vExpertが解説する。
ハイパーバイザーと比べて利点が多いコンテナだが、セキュリティについて不安の声があることも事実だ。昨今、その課題解消に向けた動きが活発化し始めた。
IT関係者の多くが、Dockerの“度を越した”躍進が、やがて同社の信用損失につながるのではないかと危惧している。その理由は、彼らが中核事業を超えたエンタープライズ市場への進出しようとしているからだ。
AWSやAzureなどのパブリッククラウドにとって、所有するデータセンターの数は競争の重要な要素だ。ただし、各クラウドのリージョンは単純に比較できるものではない。
企業のIT部門ではハイパーコンバージドシステムの導入が大流行しているようだが、全ての企業が導入しているわけではない。本稿で紹介する10の理由が自社のニーズに合わない限り、急いで導入するのは避けた方がいい。
リモートワーカーの支援をアピールしている企業は、ぜひVDIの導入を検討しよう。在宅勤務の導入をかたくなに拒む“反対勢力”の1つは、確実に説得できるはずだ。
「Windows Server 2016」で搭載するコンテナ機能は、システム管理担当にどのような影響を与えるのだろうか。4人の専門家に聞いてみた。
Dockerは現在において最も普及しているコンテナ技術だが、今のところ、Linuxでしか動作しない。Microsoftが新たに提供する「Windows Server コンテナ」は、こうした状況を大きく変える。そう、いろいろな意味で。
世界24カ国の上級管理職1140人を対象に、可用性に関するアンケート調査を実施した。その結果、サーバ仮想化の現状、投資意向、バックアップや災害復旧の体制が見えてきた。
VMwareが提供するバックアップのAPIである「VADP」。仮想マシンを丸ごとバックアップする機能として多くの製品が対応している。このVADPの仕組みやバックアップ動作について詳しく解説する。
モバイルデバイスをめぐる状況は常に進化している。それにより、VDIへのアクセスやアプリケーション仮想化を効果的に使えるようになった。どのように進化しているのか紹介する。
Dockerの「Docker Datacenter」は、Dockerが提供するさまざまな管理作業を1つにまとめたツールだ。コンテナ導入が簡単にできる一方で、他の管理ツールと同様に、解決しなければならない課題が残っている。
低価格が売りの「Chromebook」は、モバイルワーカー向けのシンクライアント端末として使い捨て感覚で導入したり、予備の安価なVDIクライアントとして利用したりすることもできる。
ブレードサーバと似ている部分が多いハイパーコンバージド。ブレードサーバよりもコストメリットや柔軟性といった点で優れている一方、ハイパーコンバージドにもデメリットがある。
2016年3月で10周年を迎えた「Amazon Web Services」(AWS)は、市場で本当の競争が生じる可能性に初めて直面する。これからの10年間はこれまでと違うものになることが予想される。
クラウド大手各社はコンテナを管理するための独自のサービスを開発している。AWSとAzureとGoogleはいずれもコンテナサービスを提供しているが、各社のコンテナ管理サービスにはどのような違いがあるか。
この連載は「いきなりIT部門に転属したら用語が全然分からん!」という担当者を救済するネットワーク入門企画だ。今回は、VLANの泥沼から抜け出すために登場した「OpenFlow」について復習する。
多くのベンダーがPaaSを提供している中で、自社が選択すべきPaaSはどれなのか。PaaSの種類やアーキテクチャの違い、サービス選択のポイントを紹介する。
Oracle DatabaseをAWSで実行する際に、「Amazon EC2」と「Amazon RDS」のどちらを選択して移行すべきなのか。気になるライセンス、それぞれのメリット/デメリットをまとめた。
「Microsoft Azure RemoteApp」はクラウドからアプリケーションを配信するためのサービスだ。ただしIT管理者はライセンスとアプリケーション互換性の問題に留意し、アプリケーションの展開方法による違いを学ぶ必要がある。
AWSユーザーには、首都圏以外で活動する企業も多く存在する。ユーザーカンファレンス「JAWS DAYS 2016」では、アンデルセンサービスとヤマハ発動機の2社が、AWSによって得た変化を語った。
DockerとPaaSは、DevOpsを支援する技術として相反するもののように見えるが、実際は対立関係ではなく協力関係にある。具体的にどういうことか。両者の仕組みを図で解説する。
データアナリティクスサービスを提供するSaaSプロバイダーのPiは、システムの全面入れ替えを決断。その際、定番のVMware vSphereはコストと複雑性を理由に導入しなかったという。同社が選んだ製品とは?
仮想GPU(vGPU)の有用性をめぐる議論は終わった。今問題となっているのは、GPUの仮想化がそのコストに見合うのか、そしてこうした手法を必要とするのはどんなユーザーなのかということだ。
Windows環境を最適化するソフトウェア「Norskale」を開発するフランス企業のCOOが来日し、世界の「デスクトップ仮想化」利用状況や配信方式のトレンドを語った。
オンプレミスのデータベースをクラウドへ移行する企業が出てきている。「Oracle Database」から「Amazon EC2」インスタンスにデータを移行する最適な方法は。
CarePoint Healthは医療データ増大を見越し、ハイパーコンバージドシステムを導入した。ローカルSANの拡張とともに、クラウドストレージに医療データを移動してコストを削減した。
富山県の北銀ソフトウエアは、「Nutanix」を使って社内のほぼ全てのシステムと銀行システム(開発環境)を統合した。社内のITリソース最適化と開発環境の準備期間短縮を目指す。
「hopTo」のモバイル向けリモートデスクトップ機能「Mobile App eXperience(MAX)」は、シンプルなキーボードショットカットを使用してWindowsアプリのモバイル対応を可能にした。
VDI導入の際に必ずと言っていいほど課題になるストレージのサイジングや印刷、Web会議システムについて説明する。
Windows 10でのVDI移行は簡単にはいかない。管理者はアップグレードプロセスを計画し、アプリケーションの互換性や仮想デスクトップイメージ、VM密度に関わる問題に対処しなければならない。
クラウド構築ソフトウェア「OpenStack」の活用を検討するときに押さえておきたい論点を、「技術」「市場」「人材」という3つの切り口でまとめた。
「Windows 10」には新しいセキュリティ技術「Isolated User Mode」(分離ユーザーモード)がある。仮想化ベースの技術で、セキュアなカーネルとアプリケーションを実現している。
53カ国のIT担当者1267人を対象に、IT導入意向を調査。その結果、今後導入が進む技術が判明した。既に導入が進み、さらに導入されるものは? 仮想化市場に変化は訪れるのか。
拡張現実(AR)と仮想現実(VR)は消費者市場から企業市場に進出しようとしている。実際に導入する際、最高情報責任者(CIO)は何に気を付けるべきなのかを紹介する。
コンテナ技術の活用で注目を集めるDockerと、運用に必要な環境をサービスとして提供するPaaS。どちらもDevOpsの推進に適した仕組みだ。この2つはどう違い、どのように使い分けるべきなのだろうか。
ITアナリストは、全てのクラウドスタックの層で2016年に大幅な導入増加を予想している。その筆頭はIaaSで、ハイエンドのサービスの魅力がさらに増すと見ている。
「Microsoft Azure」に2つの新しい機能が導入された。これらの機能によって企業のクラウドセキュリティはどのように強化されるのだろうか。Webアプリケーションセキュリティの専門家がその全容を解説する。
Windows XPから7への移行を機会に、仮想デスクトップを利用したゼロクライアント環境を構築。これにより多くの課題が解決し、働き方が大きく変わったという。
「Docker」などのコンテナを使用する上で管理ツールは欠かせない。コンテナ対応アプリケーションを管理するツールには、「コンテナクラスタマネジャー」と「コンテナ運用マネジャー」の2種類がある。
仮想化ではハードウェアが軽視されがちだ。しかし、可用性を確保する機能を使っても、全てのハードウェア障害が回避できるとは限らない。仮想環境では、可用性だけでなく障害も考慮して設計する必要がある。
プライベートクラウドには数々のメリットがあるが、それを構築して管理するのは容易なことではない。あなたの会社は大丈夫だろうか。
「VMware App Volumes」を使用すると、IT管理者は、非永続的な仮想デスクトッププールから永続的なアプリケーションを配信できる。本稿では、App Volumesの仕組みを紹介する。
OpenStackプロジェクトにおいて、SIer選びは非常に重要だ。「非」エキスパートなSIerにつかまらないために、ユーザー企業が気を付けたいポイントを紹介する。
仮想デスクトップインフラ(VDI)のシンクライアントデバイスは種類が豊富で、ほとんどはマルウェア対策ソフトウェアがなくても安全に使用できる。では、保護が必要なのはどういうケースだろうか。
「Microsoft Remote Desktop」アプリを使えば、Windows 10の新機能「Continuum」をサポートするWindows 10 Mobile搭載スマートフォンをPCとして機能させ、モバイルユーザーの生産性を大いに高めることができそうだ。
「OpenStack」にコンテナのデプロイを検討している企業は、「Magnum」「Nova」などOpenStackのモジュールを利用することができる。
仮想デスクトップは、IT担当者にとって保守が容易だ。仮想デスクトップはマルウェアに遭遇しても守れる可能性が高いが、気を付けなければいけないポイントもある。
2014年に比べて2015年は、パブリッククラウド各社の稼働率が改善した。一方で、顧客もダウンタイムへのより良い対処法や自社に最適な障害対策を学んでいる。
サーバやストレージなどを単一筐体にまとめた「コンバージド(垂直統合型)システム」。最近は「ハイパーコンバージドインフラ」とうたう製品も出てきた。従来のコンバージドとの違いや、主要製品を押さえよう。
スナップショット機能を持つものとして、ストレージアレイとハイパーバイザーがある。どちらの機能を使うべきなのか? これを検討するには、スナップショットの仕組みを理解する必要がある。
企業でストレージを仮想化するアプローチには大きく5つがある。各アプローチのメリットとデメリットを把握し、自社のデータセンターに最適なアプローチを見つけてほしい。
ITコスト削減の要はデータセンターにある。仮想化がその鍵を握るが、VMスプロールがコスト増を招く恐れがある。また、自社でデータセンターを構築するかコロケーションを利用するかを費用だけで選ぶと失敗するという。
OpenStackに関するベンダーを3つのグループに分け、各グループの特徴を深堀りする。重視すべきはビジョンとバリューチェーン。選定に当たっては、長期的な関係を築けるか否かを意識しよう。
新しい技術である「ソフトウェア定義ストレージ」(SDS)が注目されている。しかし、時としてIT部門を惑わす結果を招いてしまう。
CitrixとVMwareのユーザープロファイル管理はいずれも、Windowsの基本的な移動プロファイルよりも仮想デスクトップのデータ保護やログイン/ログオフ時のレイテンシ削減に役立つ。両者の違いは?
オープンソースへの対応をはじめ、「Microsoft Azure」への大胆な改革を推し進めるMicrosoft。だが、同社はかつて、オープンソース文化をひどく批判していた。彼らのオープンソースへの動きは本物なのか。
仮想化環境では、簡単に仮想マシンを作成することができ、アプリケーションや新サービスを迅速に展開できる。それ故に生じる5つの問題と、その対処方法を解説する。
2015年クラウド業界10大ニュース。後編ではDockerやOpenStackといった先進的な技術、IBMやAmazonといった大手ベンダーの動向をまとめた。
ハイパーコンバージド(超垂直統合型)インフラ市場における2強ベンダーが米Nutanixと米SimpliVityだ。Nutanixが長い実績を誇るのに対し、SimpliVityはリソース効率の高さで注目を集めている。
「Microsoft Azure」は2015年、ポータル強化、パートナーシップ拡大、ビッグデータやコンテナ関連のアップデートに力を入れ、「Amazon Web Services」の最有力対抗馬となった。
2014年に脚光を浴び始めて以来、ファンが増え続けている「Docker」。その理由を理解するとともにDockerコンテナを有効活用するためのポイントを紹介する。
軍事作戦でもITセキュリティ対策でも最も危ういのは“人”が関与する部分だ。どんなに強固な城壁を築いても高度な仕組みを導入しても使うユーザーに悪意があれば無意味だ。その弱点を守る有効な戦術とは。
米MicrosoftはDaaSのリリース準備を整えている。このDaaSは、DaaSがメインストリームテクノロジーとなるために必要な後押しとなるかもしれない。
TechTargetジャパンの専門メディア「ネットワーク」で2015年にアクセスが多かった記事から企業規模や職種の違いでどのような傾向があるのかを調べてみました。
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。