スマートフォンを使い続けていると、写真や動画で容量を食い尽くしてしまうことは珍しくない。幸いなことに、データの退避先となり得るサービスが充実している。主要サービス8つを紹介しよう。
一度利用すると手放せなくなる人気クラウドストレージサービス5種を徹底検証。直近1週間の人気コンテンツをランキング形式で紹介します。
「SDN」って簡単にいうと何? 「OpenFlow」とは何が違うの? どんな規模でもメリットを発揮するの? このような疑問を分かりやすく解説する。主要ベンダーの動向を3つに分類したマップ付き。
最新のコラボレーションソフトウェアでは、ドキュメントを共有する以外にさまざまなことが行えるが、企業は基本的な機能しか求めていないのかもしれない。
英AllSaintsは、GoogleドライブをはじめとするGoogleツールを導入したことでコラボレーションの質が激変。同社を悩ませていた多くの問題や非効率性を一掃した。
クラウドベンダー各社は料金の値下げを続けている。だが、ベンダーの選定に当たっては、コンピュータ処理能力やストレージ料金よりも、速度と機敏性が優先される。
「自由度」と「透明性」を備えたIBMの「SoftLayer」。最大の魅力は何と言ってもネットワークにある。拠点間データ転送量は無料。IT管理者は単一のプライベートVLANを経由し1つの画面で複数拠点を一元管理できる。
クラウドの回復力を算出して監視することは、クラウドのダウンタイムを回避してダウンタイムの影響を緩和するのに欠かせない。クラウドに対する不安を軽減する上で最初に取り組むべき主な2つの手順を紹介する。
必要最小限のスタッフしかいない小売業界のあるスタートアップ企業は、IT部門の代役として、クラウドベースの分析機能を活用している。
OpenStackが企業ITの進化にどのように寄与するかを考える。「VMware vSphere」のような仮想化基盤や「Amazon Web Services」(AWS)のような非オープンソースクラウドとの違いは? 両者との使い分け、共存の可能性も探る。
今や身近なツールとなったクラウドストレージ。場所を問わずアクセス可能で、家族や友人、同僚とファイルや画像を簡単に共有できるなど一度利用すると手放せなくなる。特に人気の高いサービス5種を比較してみた。
クラウドアプリはWebアプリとどう違うのか。「CAPM」「VPC」とは何か。クラウドアプリについて知っておくべき5つのキーワードを、身近な例えを使って解説する。
コンテナと仮想マシンは、いずれもワークロードをハードウェアから抽象化することを可能にする。だが、その2つのアプローチには考慮すべき重要な違いがある。分かりやすく説明しよう。
「Windows Server 2003」からの移行を単なるシステム更新だけに終わらせてしまうのはもったいない。避けられない負担であるならば、そこから最大限のメリットを見いだすというポジティブな姿勢で臨むことが得策といえるだろう。
「Amazon Web Services」(AWS)で利用できる各種データベースのメリットを解説する。また、「Amazon S3(Simple Storage Service)」などのオブジェクトストレージを使うメリットについても説明する。
Googleをはじめとした多くの企業や多数の開発者に支持され、急成長を遂げている「Docker」。その動向や開発の背景、今後の課題をまとめた。
Microsoftは、もはやユーザーをデスクトップOSではつなぎ留められないと悟り、「Windows」から「Office 365」やDaaSへ重点を移しつつある。
クラウドが普及するにつれて、IaaSからPaaSへの発展はごく簡単な作業であるように見える。ただしその方法は1つではない。PaaS実現への最適な道を見つけるには、本稿で紹介する3つの方法を行き来することになるだろう。
多くのクラウドストレージプロバイダーがSSDを採用し始めている。手ごろな価格でサービスを提供する事業者がいる一方で、サービスの利用前にユーザー側で忘れずに確認すべき項目がある。
重要なアプリケーションをパブリッククラウドに移行することを乗り越えられない壁と見なす企業もある。だが、予防措置によって、極めて重要なワークロードの移行もスムーズに行うことができる。
クラウドストレージプロバイダーがオールフラッシュプラットフォームに移行する理由とは何か。また、オールフラッシュのクラウドにワークロードを移行することで、どのようにコスト削減できるのだろうか。
DockerのCEOが、同社のコンテナ技術「Docker」と「Amazon Web Services」(AWS)の統合、Dockerの今後の展開について語った。
米MicrosoftのAzureクラウドCTO、マーク・ルシノビッチ氏は、パブリッククラウドセキュリティの主なリスクとして、悪意のある内部関係者、共有テクノロジー、データ侵害、人工知能、データ喪失など、10項目を挙げた。
自動スケーリング機能の導入でGoogleのIaaSの管理性が向上した。AWSなど先行する競合サービスとの差が少しずつ縮まっているというが……。
宮崎のベンチャー企業であるアラタナは「宮崎に1000人の雇用をつくる」ことを目標にeコマース専門のテクノロジーを提供している。「Amazon Web Services」(AWS)を活用した同社のITインフラ戦略を紹介する。
今後のAWSの利用ではフルマネージドを目指すという東急ハンズ。ベンダーロックインは覚悟の上で、AWS特有のサービスを積極的に活用していくという。
今、システムのクラウド移行とそれに伴うIT部門の縮小が始まっている。必要なのはクラウド環境に適用できる技術者だけ。「それができない人たちに職場に残ってもらうわけにはいかない」
「Amazon Web Services」(AWS)の企業ユーザー会「Enterprise JAWS-UG」のコミッティメンバーとしておなじみ、東急ハンズ 長谷川氏がクラウド導入の極意を語る。
米国最大のコカ・コーラボトラーが、ERPも含めたシステムの大半をクラウドに移行しようとしている。同社がクラウド移行を決断した理由とは?
Microsoft Azureの機能である「仮想マシン」と「Azure Site Recovery」(ASR)は、オンプレミスでHyper-Vを利用するユーザーにとって便利なサービスである。
企業システムへの導入、検討が本格化しつつある「OpenStack」。だが、オープンソースはソースをオープンにしただけでは大きな価値を生まない。今OpenStackがなぜ注目されているのか、最新の動向や他技術との比較を交え解説する。
ローカル放送局のビジネスは今、危機にひんしている。広告以外の収益、そしてキー局にはできないローカル放送局ならではのコンテンツを模索し、AWSを活用した新たな取り組みに挑むRKB毎日放送を取材した。
デスクトップ管理ソフトウェアとクラウドバックアップツールを使えば、デバイスが故障しても従業員が会社のデータにアクセスできることを保証できる。ただ、目的が同じでも両者の採用する方法は異なる。
フジテレビが2014年10月に開始した有料ネット配信「フジテレビNEXTsmart」のシステムに、「Microsoft Azure」とEVCの映像配信プラットフォームを採用した。数あるサービスの中でAzureを選択した理由とは。
「Microsoft Office」アプリケーションが「Dropbox」と連係する。これによりモバイルで利用するOfficeの利便性が高まるが、コンシューマー向けプラットフォームであるDropboxとの連係に不安を感じるIT部門もある。
「ビジネス向けDropbox」に新しいセキュリティ機能が導入された。また、Dropboxのファイル共有操作をよりシームレスなものにするための新たな統合機能も実現している。
セキュリティ、法規制、コンプライアンスなどの理由からパブリッククラウドストレージを利用できない企業も多い。そんな企業はプライベートクラウドストレージを検討してみてはいかがだろうか。
ヴイエムウェアの新しいクラウド「vCloud Air」を事前検証したユーザー3組が、同社への期待を込めて辛口批評を繰り広げた。ヴイエムウェアは仮想化基盤で作り上げた実績と信頼をクラウドでも構築できるか。
米Microsoftの「Microsoft Azure」などのクラウドプラットフォームには豊富なビジネスチャンスがある。事実、ITソリューションプロバイダーは、Microsoft Azureに付加価値を付けることによってビジネスを拡大している。
多くの企業が、「プライベートクラウド」を理解しておらず、正しく導入できていない。プライベートクラウドを導入するなら、本稿で紹介する10の事実を理解しておく必要がある。
DaaSの前に立ちはだかる大きな課題の1つは、Windowsライセンスだ。米Microsoftは、共有パブリッククラウドでWindowsを実行することを認めていない。また、難解なライセンス体系がサービスを複雑化させている。
安易、無思慮にクラウドを導入するとどうなるのか? システムは複雑になり、コストが増大する。クラウドを“問題が何でも解決する魔法の薬”と勘違いした企業の無残な失敗の数々を紹介する。
エンタープライズでの勢いが目覚しい「Amazon Web Services」(AWS)の長崎社長に、企業導入における最近の傾向、力を入れているパートナー施策、新たに画策する地方展開について聞いた。
クラウド、モバイル、アナリティクス――これらは米調査会社Gartnerが2015年の戦略トレンドおよび戦略的技術のトップ10に入った主要なテーマである。
企業のITは今後、ハイブリッドクラウド、そしてハイブリッドITへと進化するだろう。IT部門はそれに伴い、クラウドブローカーに進化することが求められている。
AWSのインスタンスをユーザーの設定に従って自動的に拡張/縮小する「Auto Scaling」をビジネスアプリケーションに応用すれば、組織のプロセスを強化できる。
京都大学医学部附属病院ではVDI技術を活用し、電子カルテ用端末でインターネットの閲覧を実現。一方、セキュリティを保つために端末からのインターネット上の情報の印刷は禁じられていた。この状況を解決した手法とは?
学校でのタブレット活用が広がる中、セキュリティ対策はどう進めるべきか。システム全体のグランドデザインの必要性は。千葉県立袖ヶ浦高等学校と近畿大学附属高等学校が議論する。
英アイドルグループ「ワン・ダイレクション」のオンラインイベントには膨大なアクセスが集中したが、無事終了した。それを支えたのが、Google App Engineのスケーラビリティと生産性だったという。
音楽配信サービス国内最大手のレコチョクは事業システムを全面的にAWSへ移行する検討を進めている。システム開発の内製化を伴う大転換だ。AWSカンファレンスでの講演および個別取材をもとに紹介する。
今、仮想化されていない「ベアメタル」サーバが注目されている。仮想マシンではなくDockerを使うケースも増えてきた。仮想化せずにベアメタルサーバを使うメリットとは?
ソフトウェアテスターの筆者が主要iPaaSベンダーをレビューし、老舗企業とクラウド世代の新興企業のどちらを選ぶべきかについてアドバイスする。
「Microsoft Office 2013」と「Office 365」はどちらがいいのだろうか? Office 2013には多くの利点があるが、クラウドベースのOffice 365には別の長所がある。
Dropboxは、何者かが同社からユーザー690万人のユーザー名とパスワードを入手したという報道を否定した。一方でユーザーに対して2要素認証のセキュリティ機能を使うよう促している。
Web上で記帳や、青色確定に必要な書類の作成を可能にするオンラインサービスを開始。初年度は無料で全ての機能が使えるキャンペーンを実施する。同時にデスクトップ版の新版を発表した。
日本マイクロソフトはコンシューマー向けWindows PCにプリインストールされる「Microsoft Office」の新製品「Office Premium プラス Office 365」を発売した。
パブリッククラウド事業者とユーザー企業では、ITのアーキテクチャの在り方が大きく異なる。このコンテンツでは、サーバ、ストレージ、ネットワーク、仮想化、データセンター設備、アプリケーションといった観点で比較する。
「Microsoft Azure」のサービスの中から、ビッグデータ分析基盤「HDInsight」、モバイルバックエンドサービス構築基盤「モバイルサービス」、動画配信基盤「メディアサービス」、統合プッシュ通知サービス「通知ハブ」を紹介する。
オリンピックを支えるITシステムが、2018年の平昌冬季オリンピックで完全にクラウド化される計画だ。オリンピックを取り巻くIT環境は今、大きな変革の中にあるようだ。
Oracleがサポートサービス業者Rimini Streetを知的財産の侵害で告訴した事例は、さまざまな法的リスクの存在を示している。ライセンスの複雑さを嫌う企業は、Oracleら大手プロバイダーの利用を見直し始めている。
パブリッククラウドのメリットもプライベートクラウドを探しているなら、米Microsoftの「Windows Azure Pack for Windows Server」がその選択肢となるかもしれない。
市販の参考書を電子化し、類題の自動検索機能も備えたデジタル参考書サービスが、forEstの「ATLS」だ。高校生向けサービスでありながら、教育機関にも役立つ機能を備えたATLS。その可能性に迫る。
デスクトップ仮想化とサーバ仮想化は種類が異なる仮想化だ。これらの違いを知らなければVDI導入に失敗する恐れがある。
Amazon Web Services(AWS)に導入された「AWS CloudWatch」のLogs機能は、IT担当者が「Splunk」「Loggly」「Logstash」などの高価なサードパーティー製ツールを見限る理由となる可能性がある。
仮想ストレージを知っている人は多いだろうが、Software-Defined Storage(SDS)にも独自のメリットがある。
米Microsoftのクラウドサービス「Azure RemoteApp」を使用すると、IT担当者は「Windows」が搭載されていないデバイスにもパブリッククラウドからWindowsアプリを配信できるようになる。だが、このサービスには検討すべき幾つかの欠点がある。
Googleは、IaaSとPaaSが一体化したサービス群を提供したいと考えている。市場の成熟に伴い、他の大手パブリッククラウドベンダーもこれと同じ方向で環境を丸ごと網羅しようとしてくるものとみられる。
MicrosoftのCloud OSビジョンの根底を支える技術である「Hyper-V」。今回は、Hyper-Vをはじめとした統合的なITインフラ管理を実現する「System Center」の中身について「System Center Virtual Machine Manager」を中心に解説する。
「Office 2013」ではなく「Office 365」を選ぶとき、SaaSだという点も理由の1つになるだろうが、ライセンス形態と更新頻度も考慮されるべきである。
アナリストの予測や宣伝をうのみにすると、世のIT部門は皆、デスクトップを仮想化し、BYODを導入し、MDMソフトウェアを使っていると思いがちだ。だが、現実は違う。
クラウドではセキュリティ侵害が懸念されているが、一方でクラウドに移行する政府機関や民間企業は増加の一途をたどり、CIAもAWSクラウドへの移行と投資に踏み切った。そこから何が読み取れるのか。
NTTドコモ、ガリバー、日経新聞の3社はAWSにデータを預けることをどう考えているのか。「AWS Cloud Storage & DB Day 2014」からパネルディスカッション「データをクラウドに上げたらどうなった!?」の模様をリポートする。
クラウド市場のトップを走り続けている 米Amazon Web Servicesに対し、それを追う米Microsoftは今後、自らの優位性を十分に生かし、より大きな影響力を持つことができるのだろうか。
業務システムで利用可能なITインフラとして「マネージドクラウド」に焦点を当てる。ユーザーにはどのようなサービスの選択肢があるのか。後編では“個別要求”をテーマに比較した。
著名人の写真や動画が「iCloud」から流出した事件で、iCloudおよびAppleのセキュリティ確保の姿勢が問われている。一方、企業の間では、この事件をセキュリティ意識浸透の好機と捉える動きもある。
米Microsoftが近日公開するといわれているクラウドサービス「Azure RemoteApp」は、「Windows」を搭載していないモバイルデバイスにアプリを配信する。
業務システムで利用可能なITインフラとして「マネージドクラウド」に焦点を当てる。ユーザーにはどのようなサービスの選択肢があるのか。前編では“クラウドらしさ”をテーマに比較した。
Microsoftはかつて、独占企業として競合企業の敵意を集めていた。今、かつてのMicrosoftのように市場を独占して警戒される存在になりつつあるのがAmazonだ。
米Amazon Web Servicesはクラウド界の王者かもしれないが、顧客の中にはクラウドデータの主権に対する同社の姿勢が不明瞭であることに疑念を抱いている向きもある。
英国の映像製作会社がGPUとDaaSを組み合わせた映像製作インフラを構築。不向きとされていたグラフィックス分野での仮想デスクトップ活用が始まった。
ハイブリッドクラウド環境を先んじて導入したCIOが、その利点を活用し、問題を回避するコツを伝授する。
IBMはAppleと提携することで、業界に特化した統合アプリケーションを「iOS」向けに開発するとみられている。この無視できない事態に、Microsoftは対応を迫られている。
「ネットワークの南北問題」や「中国公安82号命令」など、外国企業が中国でビジネスを展開するには乗り越えなければならない壁が存在する。中国特有のIT事情とその課題を紹介する。
講義で使う機器のトラブル対応を強化した早稲田大学の取り組みから、「PASMO」の機能を学生証に入れた東京都市大学の事例まで、注目の教育IT関連ニュースをお届けします。
クラウドベースのマルウェア分析は、先端のマルウェア対策製品を手掛ける大手ベンダーと新興ベンダーの両方にとって必須の機能になっている。
Dockerのコンテナに対応するコンテナ管理ツールの開発を目指すGoogle。このオープンソースプロジェクトにRed Hat、Microsoft、IBMなども参加する。
クラウド市場をめぐる戦いの第1ラウンドにおいて、米Amazonは優位な立場を確立している。米Microsoftと米Googleが勢力を拡大する中、AWSは今後もその地位を維持することができるか。
一部のアプリケーションとシステムは社内で管理しながら、それ以外のデータ管理を外部のパブリッククラウドサービスに任せられるハイブリッドクラウドにCIOの注目が集まっている。だが、課題も少なくない。
クラウドベースのバックアップは、安価な帯域幅とキャパシティーの最適化テクノロジーにより、テープなどの持ち運び可能なバックアップメディアの代替テクノロジーとして人気を集めている。
経営幹部は“勝手クラウド”“シャドーIT”の責任の一部を負うべきだ。なぜなら利益につながるITシステムに注力することをIT部門に推奨し、他の事業部門の勝手クラウド、シャドーITを黙認しているからだ。
小中学生に1人1台のWindowsタブレットを配布し、持ち帰りも許可した品川区の取り組みから、東京大学が「MOOC」で開講する大学教員養成講座まで、注目の教育IT関連ニュースをお届けします。
米Googleが発表したCloud Dataflowは、米Amazonの「Amazon Kinesis」や「Apache Hadoop」を基盤とした他のビッグデータサービスに対する大きな挑戦といえる。
米Microsoftのパブリッククラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」では、ID/アクセス管理サービス「Azure Active Directory」の拡張機能が提供されている。ただし、有料だ。
開発支援サービスやコミュニティーの充実により、モバイルアプリ開発のハードルが下がっている。その恩恵にあずかるのは、開発を本業としている人だけではない。
いったんクラウドを利用し始めると、キャパシティーを常に監視できなくなる場合がある。予約制のリザーブドインスタンスを使って供給を需要に合わせれば、請求書の額を減らすことが可能だ。
米GoogleのIaaS「Google Compute Engine」は、一般提供が始まってから1年未満である。にもかかわらず、既に大きな影響力を持ち始めている。本稿では、このクラウドサービスの主な特徴を紹介する。
Microsoft Azureが提供するSQLデータベース、仮想ネットワーク、ロードバランサ、CDNの4サービスを紹介する。いずれもハードウェアやミドルウェアを気にすることなくインフラを利用することができる。
OpenStackで6万5000コアのプライベートクラウドを構築し、さらに演算能力の不足をクラウドフェデレーションで補う仕組みを開発したCERN。「足りないときだけ外部調達」の発想は今後さらに広まるだろう。
「Amazon DynamoDB」と「Amazon SimpleDB」は、アプリケーション開発の柔軟性向上とアプリケーション開発時間の短縮を実現する。これらのメリットを最大限に引き出すには、自社のニーズに合ったデータベース環境を選択する必要がある。
データセンターの入退室をカードキーで監視している企業はどのくらいあるのか。また、改造計画に「エコノマイザー」は含まれているのか。多くのデータセンター設備に見られる傾向と法令がもたらす懸念を解明する。
OSの入っていない物理サーバ(ベアメタルサーバ)をクラウドと同様に利用できるベアメタルクラウド。物理サーバの性能にクラウドの利便性を取り入れた新しいサーバソリューションとして注目されはじめている。
今、IT市場には価格を押し下げる複数の要因が作用している。企業の購買担当者は、この機会をとらえて値引き交渉すべきだ。一方、ITサプライヤーとシステムインテグレーターにとっては受難の時代になりそうだ。
「Microsoft Office」のモバイル向け代替ソフトはたくさんある。ドキュメントの閲覧、編集に使える他のモバイルアプリ版オフィススイートをチェックしてみよう。
Nikeでは、世界各地に展開するデータセンターをつなぐ次世代のデータセンタークラウドとネットワークインフラを新たに構築している。ITの俊敏性と柔軟性を高め、同社の成長を支える仕組みとは。
サーバエンジニアを中心に話題になっているオープンソースのコンテナ管理ソフトウェア「Docker」。従来の仮想化技術とはどう違うのでしょうか。また、システム開発や運用にどのようなメリットをもたらすのでしょうか。
Windows 8の製品展開に失敗したMicrosoftは、既にWindows 9に軸足を移しているとうわさされている。だが、Windows 9が登場するころには、OSのアップグレードよりも効果的な選択肢が増えているかもしれない。
クラフトビール(地ビール)分野で存在感を増していた米新興企業が、業務プロセス管理の不備で失速の危機に陥った。その状況を好転させたのが、社外から引き抜いたCFO兼COOが導入した「クラウドERP」だ。
ベンダーロックインから脱却する手段の1つとして、クラウドが注目を集めている。果たして、クラウドの活用によって、企業のIT部門はベンダーの支配から逃れることはできるのだろうか。
掛け声ほど進んでいないともいわれるSDN導入。本当のところはどうなのか。米Juniper Networksが発表した「SDN進捗レポート」他、SDNに関連した内外の注目ニュースをキャッチアップ。
クラウド型デスクトップには多くの利点があるが、欠点が全く無いわけではない。企業によっては、信頼性やレイテンシ、ライセンス、セキュリティなどの問題がネックとなり、最良の選択肢とはならない場合もある。
米Microsoftは同社のOfficeスイートに数々の改良を加えてきたが、「Office 365」と「Office 2013」を比較した結果、意外な選択をした企業もある。
ITのコンシューマライゼーションが進む中、従業員が無許可のクラウドサービスを利用することによるセキュリティリスクが高まっている。こうしたクラウドサービスの企業利用について適切な戦略を立てることが必要だ。
「Amazon Web Services」と「Microsoft Azure」はどちらが優れたクラウドサービスなのだろうか。無料枠やコスト、SLA、サポートといった観点で両者を比較した。
全学内システムのクラウド移行を目指す信州大学。当初は自前でのクラウド環境構築に挑んでいたが、「Amazon Web Services」をはじめとする商用クラウドの利用へとかじを切った。その理由とは何か。
米Amazon Web Servicesは企業向けのファイル同期/共有の市場に参入すること表明している。だが、セキュリティと暗号化に関する懸念により、その地位を確立できない可能性がある。
HTML5 Receiverは一般的に「便利だけど動作が重い」と言われがちだ。デスクトップ仮想化製品ベンダーの中でもHTML5レシーバーにいち早く取り組み、改良を行ってきたというEricom製品は実用に値するのか?
eBayは、OpenStackを利用してプライベートクラウドを自社開発し、コスト削減やセルフサービスの柔軟性、キャパシティー管理など多くのメリットを享受した。ただし、メリットを得るには条件があった。
ノンプログラミングで業務アプリケーションを作成し、そのままクラウド上で運用できるサイボウズの「kintone」が、基幹系システムのフロントの在り方を変えた。kintone導入で実績を持つ新興SIerのアリーナシステムに聞いた。
これからのヘルスケアを後押しするのは、モバイルテクノロジーの導入や、臨床環境におけるデータ分析とコラボレーションの強化によるコンシューマライゼーションだ。
2014年7月11、12日に日本科学未来館で開催された「Evernote Days 2014 Tokyo」の中から、au損害保険における「Evernote Business」の導入事例を紹介する。
従来は高度な技術や高価な製品が必要だった事業継続計画(BCP)/災害復旧(DR)対策も、最近は仮想環境の導入や技術の進歩によって身近なものとなってきた。VMware環境のDRで陥りやすい失敗、DRの仕組みなどを解説する。
MicrosoftはWindows中心の世界から脱却し、モバイル端末のクロスプラットフォームのサポート、セキュリティの強化、各種デバイスへのコミットという方向に軸足を移しつつある。
熱心なiPadユーザーだが、このWindowsアプリだけは使いたい――。そんな人の有力かつ手軽な解決策となるのが「リモートデスクトップアプリ」だ。主要な6種を紹介する。
経営者がIT部門に相談することなく一方的にIT購入の意思決定をすれば、セキュリティや性能、安定性の諸問題を招きかねない。
もはやIoTは未来の話ではなく、既に多数の企業が取り組む身近な現象となりつつある。米Amazon.comのCTOが、科学、コンシューマー製品、工業およびスポーツの各分野におけるIoTの取り組みを紹介した。
「Amazon Web Services(AWS)」に基幹系システムを移行した広島大学。その決断を後押ししたものとは何か。なぜAWSなのか。同大学の情報担当副理事を務める相原玲二教授の話から明らかにする。
さまざまなクラウドサービス/形態が登場してにぎわいを見せる中で、「マネージドホスティングクラウド」というジャンルがその定義で揺れている。ガートナーが考えるマネージドホスティングクラウドとは。
企業内外に蓄積されたデータを分析・活用し、ビジネス成長に生かしていく機運が高まっている。そんな中、低価格で導入しやすいSaaS型のクラウドBIが充実しつつある。そこで、注目のサービス7種を紹介する。
Googleをはじめとした多くの企業や多数の開発者に支持され、急成長を遂げている「Docker」が、本格的に企業利用を推し進めるべく商用サービスをリリースした。
「Microsoft Azure ストレージ」には、3種類のストレージが用意されている。これらのストレージは、格納するデータの性質やサイズ、格納後の利用方法、実装の際に適用するデザインパターンなどに応じて使い分ける。
Microsoftが2014年5月に発表した「Microsoft Azure RemoteApp」は、多くの人が想像していたWindowsデスクトップOSベースのDaaSというよりも、任意のアプリをラッピングしてAzure上で実行する「Microsoft Azure上のApp-V」といわれている。
「Windows Server 2012」で大きな変化を遂げた「Hyper-V」。Hyper-Vの比較的新しい機能の中から、BCP/DR対策に役立つ機能と長期運用を支えるテクノロジーについて説明する。
『The Times』『The Sunday Times』のWebコンテンツ有料化を断行したNews UK。サッカー・プレミアリーグのコンテンツ独占配信にも活用された「パブリッククラウドの利点」とは?
クラウドと「モノのインターネット」のアプリケーション。両者の成長が密接に関係する理由を語ろう。
「NSAに問題があるとすれば、それはNSA自体の問題ではなく、人々がNSAに求めたことに問題がある」――。NSAの元長官は、こう主張する。諜報活動は“平和の代償”なのか。
「Microsoft Office 365」のセキュリティ機能は堅牢だが、緻密さの点で不十分だと考える企業もあるかもしれない。本稿では、Microsoft365のセキュリティについて、長所と短所を見直してみよう。
クラウドではセキュリティ対策として、自前の暗号持ち込み(Bring Your Own Encryption=BYOE)が大切だ。米Forrester Researchのアナリスト、ジェームズ・スタテン氏が解説する。
「Office 365」利用者に対する「OneDrive」の提供容量が1Tバイトに拡大する。Office 365の利用促進が米Microsoftの狙いだ。一方で、ロサンゼルス郡政府がOffice 365への移行を決めた。その導入の背景と効果を紹介する。
間近に迫ったiOS 8のリリースによって、ビジネス市場へ歩みを進めているAppleだが、企業の全てのニーズを満たすためには、まだやるべきことがある。
プライベートクラウドを早急に導入しようとした場合、解決される問題よりもさらに多くの問題が生じかねない。プライベートクラウドを設計する際に陥りがちなよくある3つの間違いについて述べる。
米Amazonの牙城をどう崩すか。米Googleが発表したクラウドモニタリングベンダーStackdriverの買収は、Amazonに打ち勝つための戦略の一環との見方がある。
どのような理由であれ、エネルギー効率の高いデータセンターは環境のためになると同時に、会社の経費削減にもつながると専門家は指摘する。本稿ではデータセンターのグリーン化の一助となる主な技術を紹介する。
米Amazon Web Services(AWS)のユーザーは、 SSD(ソリッドステートドライブ)をベースとした新しいストレージボリューム「Amazon Elastic Block Store」(Amazon EBS)を歓迎しているが、米Googleも2014年6月中旬に同様のクラウドサービスの提供を開始した。
クラウドの便利さは多くの人が知るところとなったが、今はまだ1つのクラウドから動きたいと思っても動けない、クラウドのシームレスな移行先が無い状態だ。Scalrはそうした状況を打破する1つのトリガーになりそうだ。
米Expediaが売り上げの9割を稼ぐなど、オンラインサービス事業者の稼ぎ頭に成長した「API」。一方で、“金のなる木”はサイバー犯罪者の関心も引きつける。対策はあるのか。
パブリッククラウドを検討するも、システム構成や性能、サポートなどにおいて「もっと柔軟に対応してほしい」と思ったことはないだろうか。クラウドらしさを失わず個別要求にも応えられる、そんな“わがままクラウド”を探った。
今、クラウドへの移行がIT担当者の悩みの種になっている。中でも「Microsoft Office 365」への大規模な移行は難題だ。だが、そこに救いの手が差し伸べられた。
クラウドは、既存アプリケーションのホスティングオプションではない。アプリケーション開発の新しいアーキテクチャなのである。このクラウド革命は、企業のビジネスをどのように変えるのだろうか。
コンシューマー市場を席巻したモバイル化の波は企業にも到達しつつある。ならばいっそ、企業向けのアプリ開発も、モバイルを起点に始めた方が都合がいい。
「Datacentres Europe 2014」カンファレンスにおいて、クラウドとデータセンターの専門家が4つのITトレンドについて警告を発している。CIOは今、何をすべきなのか?
シスコシステムズは、オフィス向けコラボレーションツールとして新しいデスクトップ端末およびクラウドサービスを発表した。
ソフトウェアやサービス、そして企業インフラがクラウドへ移行されると、IT担当者の役割は変化する。それによってIT担当者が職を失う可能性はあるのか?
NECネクサソリューションズは、クラウド型基幹業務サービス「基幹業務SaaS by 奉行i8」を、2014年7月1日に販売開始する。
英国のグラインドボーンオペラハウスは、200人の職員が利用するメールや業務ワークフローなどのアプリケーションとストレージを、米GoogleのGoogle Appsに移行した。
米New York Timesが刷新した「TimesMachine」では、何十億枚にも及ぶ小さな画像を処理し、1851〜1980年のバックナンバーを配信できるようになった。その実現に不可欠だったのが米Amazon Web Servicesのクラウドサービスだった。
セイコーエプソンは2014年6月19日、ウェアラブル事業戦略説明会を開催。独自開発のウェアラブル機器とそれをベースにしたサービスを通じ、新たな市場を創造していく方針を明らかにした。
最新の調査報告によると、企業でアプリケーションなどの資産をクラウドに移す動きが進む中、サイバー犯罪者は対オンプレミス環境と同じ手法を用いて、クラウド環境にも攻撃を仕掛けるようになってきているという。
KVHは、アジアの主要な100カ所のデータセンター間を接続する「DCNet」サービスを、2014年8月から開始することを発表した。
モバイルの浸透が進む中、企業のIT部門は、セキュアで使い勝手が良く、わがままの言えるアプリ管理の方法を模索している。エンタープライズアプリストアの導入やプライベートクラウドベースの活用は有力な選択肢だ。
ITインフラのアウトソーシングへの意欲が今、企業で高まっているという。それはなぜなのか。アウトソーシングをするに当たって押さえておきたい4つのベストプラクティスと共に紹介する。
朝日新聞社が運営する「朝日新聞デジタル」は2013年夏に、ITインフラの一部としてIDCフロンティア「マネージドクラウド」の利用を始めた。サイトの利便性と将来的な拡張性を高め、新規サービスの開発により注力する。
サーバ仮想化技術はすっかり成熟した感があるが、各社のロードマップを見ると、それぞれのハイパーバイザーにまだまだ秘策があるようだ。
既に4年前からImmutable Infrastructureを実現している「Microsoft Azure クラウドサービス」。インフラに依存しない/させない設計をすることで、クラウドのメリットを十分に活用することができる。
Microsoftが「TechEd North America 2014」で発表したクラウドに関するさまざまな新技術は、企業のIT担当者に戸惑いをもたらしたようだ。
「Evernote Business」を導入した中高一貫女子校の品川女子学院。本格導入2週間足らずで、既にさまざまな利用例が出てきているという。米Evernoteとの共催イベントで明かした、同校の取り組みを見ていく。
2014年5月に「TechEd North America 2014」で発表された「Windows Intune」の新機能では、iOSやAndroid端末上のOfficeアプリケーションの管理ができるようになるという。
Windows Server 2003(R2含む)の移行先としてまず挙がるのは、現在の最新版であるWindows Server 2012 R2だ。仮想化テクノロジーのHyper-Vは、このバージョンで利用できる機能である。移行期およびその後の運用における活用方法を解説する。
ウイングアーク1stは、マーケティング担当者向けクラウドBIダッシュボードサービス「MotionBoard Cloud for DMP」を6月2日に提供開始する。自社データを気象情報や人口統計情報などの外部データと統合して分析することができる。
Amazon Web Services(AWS)を運営するAmazonは、ここ最近、ハードウェアエンジニアリングの専門家を積極的に採用している。これは、AmazonがARMベースのカスタムプロセッサを独自に開発するといううわさと関係がありそうだ。
社内にSaaSに関する専門知識がなくても、適切なサービス事業者の支援を得ることでSaaSから最大限の価値を引き出すことができる。
利便性の高さから導入が進んでいるオンラインファイル共有アプリ。企業利用においては、セキュリティとユーザビリティのバランスが課題となっている。情報保護と利便性を両立するにはどうすればいいのだろうか。
英国ピーターバラ市議会は、EMCのSANからBoxへの全面移行を決断し、パイロットプロジェクトを開始した。クラウドストレージへの移行に際して直面した課題とは?
コンシューマー向けのイメージがなかなか拭えないDropboxが、エンタープライズ市場を狙い、ビジネス向けバージョンに重要な管理機能を追加した。
米Googleは企業向けのクラウドサービスの価格設定を簡略化するとともに、大胆な値下げも断行した。パブリッククラウドプロバイダー間における大規模な価格競争の引き金となりそうな施策だ。
メガネ専門店「JINS」を展開するジェイアイエヌは、POSデータと現場の声、業務データをひも付けるデータ分析システムを2014年4月に構築した。機能性メガネなどで急成長を遂げる同社のデータ活用体制や分析基盤とは。
Webサービスやゲームなど、クラウドを使った大規模なITインフラを中心に、クラウド管理ツールの利用が始まっている。クラウド管理ツールの主要な機能、代表的なサービス/ツールについてまとめた。
急速な変化に応じてWebアプリケーションをスケーラブルに運用するニーズがWebサービス企業を中心に起こっている。それによって、かつて主流だったリレーショナルデータベース(RDBMS)に代わり「NoSQL」が脚光を浴びている。
Googleの企業向けビデオ会議システム「Chromebox for meetings」は、ハードウェア一式がそろって999ドルという低価格。数あるビデオ会議システムと比べ、どのようなメリットがあるのだろう。
2014年4月10日に発表された「VMware Horizon 6」は、ホスト型アプリケーションやマルチデバイス対応、Microsoft VDAライセンスを要しないServer-VDIなど、注目の機能が多数登場した。現時点では発表のみであるが、先行してレビューを行いたい。
Amazon Web Services(AWS)が登場して10年がたった。当初は誰も予想しなかったが、AWSの成長は目覚ましく、将来はAmazon.comの売上高をしのぐと予測するアナリストもいる。AWSの魅力とその舞台裏に迫る。
Microsoft AzureのIaaSとしてWindows ServerやLinuxサーバを運用管理する「Microsoft Azure 仮想マシン」。所要時間が10分もかからないという仮想マシンの作成手順や特有の機能を見ていこう。
クラウドが発展を続ける中で、CIOはクラウドベース製品とオンプレミスシステムとの親和性に目を向ける必要がある。
モバイルアプリ開発のバックエンドをサービス化する「mBaaS」は、今後のアプリ開発において大きな役割が期待されている。今回は、mBaaSの主要な機能と市場動向について紹介する。
米Googleが自社のIaaS「Google Compute Engine」でWindows Serverの利用を可能にした。この動きは、GoogleのDaaS提供の布石となるのか?
米Microsoftとの長期契約を活用し、IT導入を進めてきた英Paul Smith。同社は次の展開としてプライベートクラウドの構築に着手した。同社CIOのビンガム氏にIT戦略を聞いた。
「mBaaS」という単語を聞いたことはあるだろうか? スマートフォンアプリのバックエンド側の仕組みをクラウド上で提供するサービスだ。この記事ではmBaaSを使う際に考えるべきポイントや主な機能を紹介する。
クラウドのおかげで、ビッグデータの管理や大規模化するデータウェアハウスの運用を行う選択肢が増えている。これらの選択肢は、クラウド管理者の役割に直接影響を与えている。
クラウドが登場して久しいが、いまだにその概念は正しく伝わっていない。そのため、クラウドだと思って導入したものの期待する効果が得られないケースも多いようだ。クラウド導入でよくある10の失敗を紹介する。
パブリッククラウドやプライベートクラウドの利用が増え、ベンダーロックインを気にするユーザーが増えてきた。OpenStackを利用(検討)し自社でプライベートクラウド開発・運用する先進企業3社にその取り組みを聞いた。
無印良品を展開する良品計画では、モバイルアプリを中核として、ネットストアと実店舗を結ぶ、O2Oの仕組みを構築。ネットとリアルで相互に送客し合う環境や、よりパーソナルなマーケティングを可能にしている。
本格的なクラウド自動化ツールの多くは、DevOps(開発運用連係)製品のカテゴリーに含まれる。DevOpsツールにはモデル型とスクリプト型の2種類がある。それぞれの仕組みを解説する。
「着うた」をはじめ携帯電話向け音楽配信サービスを展開してきたレコチョクは近年、スマートフォンやクラウドへとサービスを拡大。システムの複雑化に伴う運用監視基盤の刷新と運用体制の見直しが課題となっていた。
2020年までに企業のクライアント環境は大きな変化を遂げる。今後のクライアント環境を考えるために、デスクトップ仮想化の現状、2020年に到来する新しいクライアント環境へのステップを提示する。
クラウドのアプリケーションが普及するに従い、セキュリティリスクも肥大化している。インフラだけでなくアプリ自体のセキュリティを強化し、脆弱性を防止するため方法を紹介する。
企業はいま、クラウドの実装に成功していない。適切なソリューションを提供しないプロバイダーの責任か? 業務部門を無視した企業のIT部門の責任か?
米Microsoftが運用する「Microsoft Azure」。このネットワークを支える仮想SDNアーキテクチャの仕組みを紹介する。
北海道の公立高等学校が高性能の液晶ペンタブレットを導入した事例から、ついに本格始動した「国産MOOC」の動きまで、注目の教育IT関連ニュースをお届けします。
CIOによる適切なサービスの選定を支援するため、ファイル同期・共有サービスをいち早く導入した担当者の経験をForresterのアナリストが紹介する。
Amazonは、「Amazon Web Services」(AWS)を「Amazon.com」と同じくらい簡単に使えるようにすることを目指しているが、多くの企業は依然として「どこから始めたらいいのか」という基本的な問題に頭を悩ませている。
企業にとってもクラウドストレージサービスの導入は不可避になってきた。そのリスクとメリット、Dropboxの代替について検討する。
Webサイトの実行基盤をPaaSとして提供する「Microsoft Azure Webサイト」。インフラやミドルウェアの煩わしい設定をクラウド側に任せることで、ユーザーは開発に専念することができる。
早稲田アカデミーの講師研修を基にしたeラーニングで若手教師の指導力を伸ばす足立区の取り組みから、クラウドやARの導入事例まで、注目の教育IT関連ニュースをお届けします。
クラウドによる医療情報の外部保管が注目される中、その普及に影響を与えるのが情報を保護するための法的な権利だ。医療クラウドの普及を研究している法律の専門家が医療クラウドに関する法制度の現状や今後を占う。
非政府組織(NGO)のCIO、デイビッド・グッドマン氏は、オープンかつ柔軟性があり、オフラインでも使用可能なクラウドを求めている。
「Google SDN」が成長を続け、今ではネットワーク、ストレージ、コンピューティングのインフラを「Google Cloud Platform」にオンデマンドで提供できる拡張性を備えるまでになってきた。
昨今のクラウド時代においてはすっかり定着した仮想化テクノロジー。現在、Microsoftは仮想化においてWindows Serverの一機能としてHyper-Vを提供している。仮想化における概況とMicrosoftの仮想化の歴史を解説する。
Amazonに代表されるクラウドプロバイダーが登場した結果、社内のIT部門がその攻勢に太刀打ちできない企業が出てきた。さらに、IT管理者の業務(予算)を奪う事態にもつながっているという。
VDI(仮想デスクトップインフラ)と比較されることの多いDaaS(Desktop as a Service)。仕組みや特徴にはどのような違いがあるのか。また、DaaSの最適な活用法とは? DaaS導入の成功事例から探る。
クラウド管理ツールとしては比較的長い歴史を持つ、SCSKの「PrimeCloud Controller」を紹介する。2014年3月にはOSS版を提供開始した。5つの特徴に加え「RightScale」との違いにも注目だ。
コラボレーションツールとしてのクラウドストレージの有用性は広く認められつつある。ではどのようにツールを選ぶべきなのか?
SaaSの普及で「勝手クラウド」がもたらすリスクが組織全体に広がっている。勝手クラウドが革新を生み出すことがあったとしても、クラウドに伴うセキュリティリスクのためにその価値は相殺される。そろそろ管理すべき時だ。
時間や場所にとらわれず多様なデバイスを活用して業務を遂行したいというニーズが高まっている。IT部門はこうした要求を叶えるとともに、安全で快適な情報システム基盤を構築しなければならない。
英国の名門レーシングチームMcLarenは、米Intralinksのコラボレーションソフトウェアを使用して、全社で利用する重要な情報を共有している。
オンラインストレージサービスを業務で利用するニーズが高まっている。だが、個人向けサービスではIT部門が管理できないなどセキュリティ面での不安が多い。そこで、企業利用を想定したサービス7選を紹介する。
Windows Azure SQLデータベースに代わる選択肢を提供する5社のプロバイダーを取り上げ、各社のサービスが他社サービスとどう違うのかを見ていく。
企業規模を問わず、クラウド技術・サービスを利用したストレージ環境に注目が集まっている。その背景にはファイルストレージよりも進むバックアップデータの急増への対応がある。
Microsoftの3代目CEOに就任したサトヤ・ナデラ氏。同氏は迷走中のMicrosoftを再生できるのか? IT業界のさまざまな人から、Microsoftとナデラ氏に対するコメントを集めた。
シトリックスのデスクトップ仮想化およびアプリケーション仮想化ソフトの新バージョン(7.5)が2014年3月末に提供される。同社が2012年から取り組んできた「Project Avalon」のミッションであるクラウド対応が実現した。
教育機関のタブレット活用意欲に関するITRの調査結果から、教育機関を対象としたSkype英会話の新サービスまで、注目の教育IT関連ニュースをお届けします。
クラウドコンピューティングは現状どのように普及し、今後どのように発展していくのか。ガートナー アナリストのクラウド年表を2009年から振り返り、ユーザー企業のクラウドとの向き合い方を探る。
IaaS(Infrastracture as a Service)の利用で避けては通れない運用管理の課題とは。慣れ親しんだ物理環境と比べてどう違うのか。「クラウド運用管理」を4つの手法で解説する。
店舗ごとにさまざまなバージョンのソフトウェアを、時代遅れのハードウェアで使用していた自動車スーパーマーケットの英Motorpointは、事業拡大のためにITインフラの統合が急務だった。
保守が難しく費用が掛かるVDIと比べ、クラウド型仮想デスクトップサービスのDaaSはあらゆる面で魅力的なサービスだ。だが、DaaSにはOSに絡む重要な問題がある。
Microsoftのプラットフォームとツールなら、MDMとクラウドに必要とされる安定性を確保できる――。Microsoftの主張はユーザー企業に受け入れられるか?
ソチオリンピック公式Webサイトの開発・運用基盤採用、日本のデータセンター開設と、Windows Azure活用ビジネスが世界的に注目されている。第1回は、Windows Azureの概要と歴史、注目すべき理由を解説する。
米Amazon Web Servicesが提供するクラウドベースのデスクトップサービス「Amazon WorkSpaces」を詳しく見ていこう。DaaSであるAmazon WorkSpacesに移行するメリット/デメリットを考える。
全講義の公開を目指す早稲田大学の新たな取り組みから、教育機関向けにソフトウェアを無償提供するプロジェクトまで、注目の教育IT関連ニュースをお届けします。
クラウドコンピューティングにまつわるプライバシーやコスト、セキュリティなどの問題が活発に議論されている。メリットとリスクのバランスを一番よく取れるのはハイブリッドクラウドである。
AWSのシステムを運用するためのモニタリングツール「Amazon CloudWatch」と、AWSアカウントをセキュアに管理する「AWS Identity and Access Management」(IAM)について解説する。
主要なクラウドインフラサービスは、2013年を経て、ようやく既存システムをクラウドに載せる体制が整ってきたようだ。2014年のクラウド市場にはどのような変化が起こるのか。IDC Japanの松本 聡氏に聞いた。
クラウド技術の専門家が、OpenStackの動向とオープンソースクラウド標準をめぐる2013年〜2014年の動きを分析した。
クラウドベンダーが出そろい各社の競争が続く。そんな中、ややスロースターターであるMicrosoftがAWSを意識した数々の施策を打ち出している。Windows Azureの2013年7月以降の機能アップデート、パートナー施策などを紹介する。
2013年にさまざまなサービスが登場し話題を呼んだPaaS。2014年は本格的にPaaSの導入が進む見通しだ。だが、SaaSやIaaSとの区別がつきにくい、まだ標準が存在しないなど普及への課題が潜む。
米TechTargetが2013年秋に実施した調査によると、企業がパブリッククラウドを導入する目的のトップが「コスト削減」から「ビジネスニーズ」に変化しているという。
Facebookが主導する「Open Compute Project」(OCP)のスイッチ設計プロジェクトが順調に前進している。だが、一般的な企業ではまだ、ベアメタルスイッチに取り組むノウハウやリソースがないなど、普及への課題は残されている。
中堅・中小企業の多くは、クラウドを使ったデータ保護にさまざまな懸念を寄せている。だが、データ損失やダウンタイムなどを機に、クラウドバックアップを導入する企業もあるようだ。米国の調査リポートを紹介する。
GoogleのIaaS「Google Compute Engine」が満を持して正式発表された。だが、評判は「施策のスピード感が足りない」「あまりにも標準的」と散々。これに対するGoogleの反論とは?
AWS(Amazon Web Services)が提供するデータベースサービスには、「Amazon RDS」「Amazon DynamoDB」「Amazon ElastiCache」「Amazon Redshift」の4つがある。それぞれの特徴とユースケースを紹介する。
オフィスでも外出先でも、仕事のことが気になって仕方がない――。こうしたモバイルワーカーに便利なコラボレーションアプリが充実しつつある。要チェックの3種を紹介しよう。
Amazon Web Servicesが新しく打ち出したDaaS「Amazon WorkSpaces」は、従来のDaaSプロバイダーにとって脅威になるのだろうか。既存DaaSにあってAmazon WorkSpacesにないもの、またその逆を探る。
最近まで、ハイパフォーマンスコンピューティングシステムは科学者など専門家だけのものだった。だが、今では多くの一般企業も利用し始めている。
クライアントPCの出荷台数が減少する中、Intelが新たな居場所として注力している分野の1つがクラウド基盤だ。既存ベンダーを脅かし始めたとして市場での存在感を高めつつある。その理由とは?
ロンドンのガトウィック空港は、クラウドの導入と従業員へのBlackBerry端末の支給廃止、BYODの奨励により、大幅なコスト削減を実現した。
この5年間、楽観的な業界ウオッチャーたちは毎年その年が「VDI(Virtual Desktop Infrastructure)の年」になると予測してきたが、これに終止符を打ち、代わってDaaS(Desktops as a Service)を声高に訴え始めた。DaaSの年は本当にあり得るのか?
TechTargetジャパンでは、製品/サービスの技術や機能の基礎を解説する入門記事を多数公開しています。本稿では2013年公開の入門記事の中から、特に読者の関心が高かった記事をランキング形式で紹介します。
米TechTargetは、企業のIT投資動向を読み解くために、4100人のITプロに調査を実施した。回答者の65%は、2014年に予算が増えるとの見通しを示している。具体的にはどのようなIT支出が増えるかを分析した。
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。